その後・・・

続・Nちゃんとの日常です。

世界の不幸の根源

2010-02-23 09:39:18 | Weblog
虐待のニュースで『ベランダに放置されている間に死亡』と聞くと
どうしたってあの冷たいアスファルトを思い出さずにはいられない。
寒い冬の夜、放りだされたベランダで
仰向けに寝そべって真っ暗な空に向かって『死』を願うと
激しい絶望感の中でしだいに心が穏やかになるんだ。

今、母は高齢なのにまだ働いていて、
父も兄も、特に兄は不幸な死に方をし私しか生き残っておらず心底可哀相だと思う。
マンション購入にあたっては頭金にと驚くべき金額をぽんと出してくれた。
だからいつまでも幼い頃のやつあたりを根に持つのは辞めたいけれど…

お腹の子が女の子だと伝えることさえ怖い。
(兄は可愛がっていたけれど女の私を嫌っていた)

私に心身ともに健康で幸福な女の子が育てられるのだろうか?
狂ってしまって電子レンジに入れたりしないだろうか?

カラマーゾフの兄弟の中で有名な大審問官に至る前に
虐待の上に殺された幼児の話があったと思う。
(私は肝心の宗教についてはサッパリ理解できていない)
「その子共は何のために生まれてきたのか?」
兄イワンの苦悩が愛しく感じる。
結局彼は心を病んだまま救われない。

きっともう古代から世界の不幸の根源は
親からまともな愛情を与えられないということではないかと思う。
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