おさとり

このままでは生きていくのが辛すぎるので
さとりたいとトールさんの本を読んでいたら
過去の自分を手放さないといけないらしい。
きっとそうなのだろう、
なんだかかんだ言って
惨めな私にしがみついている。
手放せたら楽になれるのに
手放したら自分が無くなりそうで怖い。

そして、常に怒っていて、何事にも上の空で、
思いどおりにしたがる、

しかし、さとりについて、今までこれかな？
という体験もある、
どれも喧騒の中でだけど、
突然静寂に包まれて
宇宙を感じたり、
一度は祝福のシャワーのような
幸福感が空から降ってきたこともあった。
もしあの感覚といつでも繋がることができたら
素敵だろうな。

思いあたる

状況は改善されている。
今日は休みだ。

母からうどんがあるからよかったらとりに来てと連絡があったが
しばらく行けないのでいりません。
と、返事した。
デヴィ夫人と同じ歳で金銭的にも余裕なく
1人アパートで老いてゆく母を
かわいそうだな、とも思うが
小学生低学年だった私の胸ぐらを掴み押し倒して
団子虫のようにうずくまっているところを
さらに蹴り倒していた事を思い出してほしい、
そして今、冷たくされても仕方ないなぁと反省してほしい、
するわけないな、、、
薄情な娘の言い訳だ。

犯罪者の多くは守られるべき親から暴力を受けて育ち
自分を含めて心情を理解することができなくなるらしい
私には思いあたるところがたくさんある。

不幸なことだと思う。