不動産ウォッチャーの日記

経済・金融・不動産・・・その他もろもろを気楽に語る

アメリカの雇用統計ショックが広がる

2007-09-09 19:54:13 | 金融

Finacial Times
Markets plunge on fears of US slowdown

先週発表されたアメリカの雇用統計が、世界のマーケットに衝撃波を広げているようです。

なにせ「4年ぶりにマイナスになった」というんだから、確かに大変なショックかもしれません。もっとも、筆者はむしろ「4年間も雇用増が続いていたのかよ!!」とビックリしましたが・・・。

住宅ローン最大手のCountrywide社は、12000人のジョブカットを発表しました。ほかにも、多くのローン会社や投資会社がものすごいリストラ策を発表しています。これを見ても、「サブプライムローン」問題が雇用減の元凶なのは間違いなさそうです。米ドルは、ユーロに対して下落しています。

記事によると

>Economists were particularly worried by the composition of the job losses. With expectations that construction and finance would be hard hit by the turmoil in the mortgage markets, manufacturing saw the largest job losses since mid-2003.

建設業界や金融業界の雇用が大きな打撃を受けるのは事前に予想されていたのだが、実は「製造業界も4年ぶりに大幅な雇用減」という事実に、エコノミストはより一層の衝撃を受けたのだという。


こりゃ、来週はまた株が下がりそうですな。アメリカの場合は、「景気悪化」の指標が出ても「金利低下」の期待が出てきて、ある程度まで中和されるのが救いです。日本の場合は、もともとこれ以下に下がりようがないほど金利が低いので、それがないのが残念・・・。

相場が下がったときは、絶好の仕込みどき。ここは、ムダ使いをやめて投資に回すべき場面でしょうか??
人気blogランキングへ

最新の画像もっと見る