物流不動産ニュース 日本レップ関連
大阪市西淀川区に延べ床約6万6千㎡の大規模施設を建設
川崎・東扇島に大型物流施設を着工
大阪府茨木市で物流施設「J-REPロジステーション茨木」を着工
日本レップが、全国各地で大規模物流施設を建設しています。
日本の物流においては、伝統的に自前の倉庫とトラック配送機能を持ち、物流子会社を使うのが普通でした。でも、欧米では外部の物流業者に委託して、自社は本業に専念する方がむしろ普通です。
しかも、こうした外部の物流業者でさえ、自前の倉庫や配送センターを持たず、施設を借りていることが多い。こうした物流施設を所有しているのは、物流不動産ファンドです。プロロジス、AMB、ラサールインベストメントといった大手は、世界で事業を展開しています。
遅まきながら、日本でも「ロジスティクス」という概念が普及し、物流の革新が始まりました。金融や不動産と同様、世界最先進国・アメリカから資本と技術を導入することにより、急激なキャッチアップが進行中です。
物流不動産会社の中で、日本の大手は日本レップです。同社は、京浜港・阪神港・博多港といった日本の主要港湾を中心に、大規模な物流施設を展開しています。上で引用した3本の記事でも、「延床2万坪」というような、スケールの大きい開発をしている。
もっとも、こういう大規模な施設を可能にする広大な土地、しかも物流施設に適した立地となると、どうしても限られてきます。筆者は「物流不動産業界のトレンド」には関心を持っていますが、実務上で取り組むのは、もっと手頃な規模の物流不動産です・・・。