不動産ウォッチャーの日記

経済・金融・不動産・・・その他もろもろを気楽に語る

東京ミッドタウン

2007-05-21 20:31:46 | 不動産


先週、東京ミッドタウンに行ってきた。

可不可」というところで食事もした。ここは、いま流行りの和食ダイニングバー。「天才的デザイナー」という評判の佐藤可士和氏がプロデュースしたという、シックな和風テイストの内装と食器で、雰囲気に酔えるお店である。

ネットで検索したところ、「味より店内のビジュアルで勝負している」というシンラツな批評もあったのだが、日頃、粗末な早食いしかしていない当方にとっては、稀に見る美食であった(感涙)

他に注目店としては、イタリアンの「ボタニカ」、天ぷらの「山の上」、フレンチの「cuisine francaise JJ」あたりか。「ひととおり、全部行くぞ!!」と燃えたのであった(←たぶん、実行はしない・・・)

ミッドタウンの特長は、六本木ヒルズと比べて建物の印象が四角っぽくて、フツーのオフィスビル的なところ。しかし、敷地内は緑が多く、飽きのこない造りといえそうだ。

それはともかく、リッツカールトンが管理しているという住居棟、家賃が「坪当たり3万5千円」とは凄いな。マンスリーマンションの宿泊料も、月70~80万円だそうな。華麗なる、リッチな高級ビジネスマンの世界。それでも、ニューヨークやロンドンの高級ビジネスマンに言わせれば、まだまだ甘いんだとか。森トラストの「丸の内トラストタワー」のオフィス賃料は坪当たり6万5千円だというから、東京都心もいよいよ欧米の大都市並になってきた!!

都心の物件視察

2007-05-17 19:57:31 | 不動産

今日も、不動産の物件を10件ほど視察しました。日本橋から三田にかけての、都心エリアが狙い目だ。都心では不動産ブームに伴い、ファンドが買い漁ってるおかげで利回りが低下する一方。ファンドが買わず、一般個人が手を出せる小規模物件を探している。

とはいっても、物件価格の高騰は著しい。今日も、30億円以上もする神田周辺の一棟モノ賃貸マンションを見た。雲の上の存在だが、「賃料単価15,000円、ネット利回り4.5%前後」、これが都心の築浅レジの相場なんだとか。

それはともかく、多くの物件を観るに限ります。不動産業専門のコンサルタントからは、「プロの目を持ちたけりゃ、物件を最低500件は視察せよ」と言われている。金融出身の当方にとっては、まだまだ遠い目標です・・・。

ユーロ高

2007-05-16 16:20:14 | 金融

また、ユーロが上昇中ですね。1ユーロ=163円を突破し、またまた最高値更新中です。ユーロは、どこまで強くなるのか・・・。そんな中で外為取引の専門家が注目しているのは、フランスの新大統領・サルコジ氏なんだとか。

日経BPオンラインのサルコジ政権とユーロ金利という記事によると、サルコジ氏といえば「欧州中銀の利上げに批判的、ユーロの上昇に牽制的という印象が強い」んだそうな。

どうやら、「利下げで景気刺激したい」という、アメリカ型の政治家のようです。
そうなると、ユーロ利下げ⇒ユーロ高に歯止め・・・という方向なのかと思いきや、ことはそう単純でもないらしい(詳細は上記記事ご参照)。

いまや、日本経済に大きな影響をおよぼすに至った欧州経済の動向から、目が離せません。

関西視察旅行

2007-05-15 10:51:33 | 不動産

先日、久々に京都と大阪に行った。まず、京都駅周辺や四条河原町周辺を歩いてみたところ、「日本の古都」というよりもむしろ、昭和的な街並みの印象を強く感じた。

今、京都の行政当局は「美しい古都」を復興させるべく、さまざまな景観規制が強化しているという。いわく、「10階建までしか許可されなくなる」、「ネオン看板が禁止される」・・・etc。パチンコ屋の看板とかは、当然なくなるのだろう。しかし、観光に来たものの、「寺社仏閣は1~2箇所も見れば満腹、あとはパチンコ屋で楽しみたい」というような層はまちがいなくいるはずだ。そういう人達にとっては、痛いだろう。

京都では、10年ほど前から(もっと前かもしれない)、各地で電柱を地下に埋めたり、道路を石畳で舗装したりしている。雨に濡れた石畳は最高だ。これでこそ、日本だ・・・・・(感涙)

北海道・倶知安のスキー場周辺リゾート地の地価が急騰した。買っているのは誰だ?オーストラリア人だ!!といった話が、よく耳に入ってくる昨今。観光地としての魅力を高めれば、世界的に人気急上昇し、海外から買いが入るのではなかろうか。

大阪も、梅田の再開発は凄い。汐留・品川・六本木などの東京都心再開発が一段落した今、イヤでも梅田駅周辺に世間の耳目は集まる。「東京ならともかく、大阪にそれほどのニーズはあるのか」というような疑問もチラホラと聞こえてくる。期待と不安、ともにあり!!

それはともかく、新世界で串カツを食べて飲んだ。寺もいいけど、やはりコレに限る。


ユーロの実力

2007-05-14 21:59:45 | 金融

もはや、1ユーロ=160円台が当たり前の時代。ユーロがここまで強くなるとは、正直、思いませんでしたね。

日本株の外人買いも、いまや半分以上が欧州勢だとか。不動産の世界でも、欧州最大不動産ファンドのモーリー、日本市場に進出へ (連休前の古いニュースだけど)。「期待リターンの観点から日本は欧米に比べて投資妙味が大きい」だそうな。

要するに、「欧米に比べて、日本の不動産はまだまだ安い!!」ってことですな。ってことは、日本の地価は、まだまだ上がる??

東洋陶磁美術館

2007-05-13 20:28:01 | 不動産ウォッチャーの日記


色といい、形といい、極めて優美かつ深遠。特に、色がいい。

最近、大阪・淀屋橋の東洋陶磁美術館で感動しました。

それにしても、生涯にわたり、心血を注いでこれらの品々を収集した故・安宅英一氏は偉い。高度成長に乗って会社が急成長していた頃も、石油ショックで経営が傾いた頃も、やきものへの情熱は変わりませんでした。

作品には「収集時のエピソード」が添えられており、作品以上に夢中になって読んでいる人を何人も見かけた。「売れてしまったと古美術商から聞いて悔しがり、何年もかけて買い戻させた」とか、「中国人の美術商と運命の出会いがあり、中国陶磁コレクションが飛躍的に充実した」と言った興味深い数々のエピソード。特に、価格交渉を巡るやりとりには興味が尽きません。

これから先、美術品収集に関心を持つ富裕層・企業オーナーは増えることでしょう。欧州一流のプライベートバンカーは、美術品も必修科目なんだとか。いずれ日本もそうなるに違いない(?)

銀座ブラブラ

2007-05-13 15:34:13 | 不動産

今日は銀座のブラブラ歩きに行ってきました。ファンド主導による不動産ブームの中でも、ニューヨーク五番街やパリ・シャンゼリゼー通りと並び称される世界屈指のブランド地・銀座は最前線。数年前に物件を購入した人は、実にラッキーだ。

今日も、数え切れないほどの建築看板が立っていた。銀座では、そこら中で再開発が進んでいる。その一方では、空室だらけのワンルームマンション物件が売りに出されていた。そういえば、ひと頃は銀座でワンルーム建築が流行ったのか、結構な数が売り出されてたな。勝ち組エリアだからといって、エブリワンハッピーではないらしい・・・(泣)

銀座のビル写真