しるぼの独り言。。

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九九表(インド式数学での2桁の掛け算)

2008年06月03日 | パソコンインストラクター
先日のExcel講座で相対参照と絶対参照の復習に、何か面白い話題はないかと思った結果、インド式数学では九九を19段まで暗記しているというのを思い出し、19段までの九九表を作ってもらいました。

まず、9段までの表では2行目を固定し、11から19段までの表ではA列を固定してオートフィルで式をコピーしてもらいました。
複合参照で一気にコピーすることもできますが、複合参照までは説明してないし、そこまでは今のところできなくてもいいので、1列(1行)ごとに式を立ててもらいました。

加えて、2けたの数同士の掛け算のやり方は他にもいくつかありますが、下記の3つを紹介。

簡単に説明すると、
①まず10の位を縦に掛けて、出た答えに「0」を2つ付けます。
②次に10の位と1の位を斜めに掛けて、出た答えに「0」を一つ付けます。
これは左上×右下・左下×右上、と2つ答えが出ます。
③最後に1の位同士を掛けて、出た答えはそのまま。
④出てきた4つの答えを足し算すると、答えが出ます。

簡単な例で、15×35でやってみます。
①1×3=3、その答えに0を2つ付けて「300」
②1×5=5、その答えに0を1つ付けて「50」
 3×5=15、その答えに0を1つ付けて「150」
③5×5=25、これはこのまま「25」
④300+50+150+25=525

掛けられる数の十の位の数をA、一の位の数をB、掛ける数の十の位の数をC、一の位の数をDとすると。。
掛けられる数×掛ける数
15×35=525
AB CD
①(A×C)×100=(1×3)×100=3×100=300
②(A×D)×10=(1×5)×10=5×10=50
③(B×C)×10=(5×3)×10=15×10=150
④B×D=5×5=25
⑤ ①+②+③+④=300+50+150+25=525

次に、1の位の数同士を足すと10になり、10の位の数が同じ場合にあてはまる法則。
例えば75×75。
1の位の数同士をかけて5×5=25、10の位の数字とそれに1を足した数字をかけて7×(7+1)=56。
この二つをそれぞれ1と10の位、100と1000の位に並べ、5625と答えがすぐに出るというやりかたです。

次に、10台同士のかけ算のルール。
13×19なら、13に19の1の位の数9を足して10倍すると、(13+9)×10=220。
これに1の位の数同士をかけた3×9=27を足す。
220+27=247


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