こんにちは 岡本しょういです

京都の南部、和束町で日本共産党の町会議員をしています。町や議会などの情報をお知らせしています。

民意に背く政治のお決まりの結末

2010-06-02 22:01:15 | こんにちは、日本共産党です!

今日の午前中は、高校時代からの友人のお父さんの葬儀に行きました。

繊維関係のある大手企業の労働者だった方で、以前、この企業が起こした公害被害の究明や被害者救済の運動の先頭に立ってこられました。そのたたかいについて、友人からよく話を聞いたものですが、普段はとても穏やかな方でした。

民青同盟の活動をしていたころ、よく友人の家におじゃましたんですが、何かとお世話になったものです。本当にありがとうございました。

友人には、また落ち着いたら連絡してみたいと思います。
彼はお父さんの事を、本当に誇りとしていたし、とてもショックだったと思いますが、残されたお母さんを支えて、がんばってもらいたいと思います。

 

葬儀からの帰途、鳩山総理辞任の情報。そして小沢幹事長も。

まあ、当たり前と言えば当たり前だけど、辞めれば済むとか、変わるという事ではないですよね。

鳩山総理の辞任は、国民の声、民意に背く政治はこうなる、という事をあらためて示したと思うんです。

この間、総理大臣が毎年交代してます。総理大臣の任期って、1年だったっけと思ってしまうくらい。というか、鳩山さんは1年ももたなかったけど。

自公政権の時、安部氏にはじまり、福田氏、麻生氏と、選挙をしないまま、3代にわたって「政権たらいまわし」がされたけど、鳩山氏は、国民の審判によって政権交代を実現し、国民の力を背景に首相になれたと思うんです。

その鳩山総理が、なぜ同じように1年足らずで辞任となったのか・・・。

それは、国民の審判の力で総理になったのに、自公政権と同じように、国民の声、民意を無視し、裏切ったからですよね。

だから、そこを根本的に反省しないと、誰が総理になっても、同じ事です。

普天間問題での対応が大きな原因と言われるけど、責任をとるというなら、総理が辞めるだけでなく、「日米合意」や政府方針も白紙に戻さないと筋が通らないです。辞めるだけ辞めて、日米合意はそのままでは無責任にもほどがあります。

政治とカネの問題も辞める理由にあげて、小沢幹事長にも辞めるよう促してましたが、辞めればクリーンになるわけでもなんでもありません。あまりの軽い調子にあきれるばかりで、それならもっと早く辞めればよかったんです。

8時台のNHK番組の「ためしてガッテン」では、アサリの味噌汁がテーマで、番組の締めで、「開いた口がふさがらない」と言われてましたが、まさにそれ。

鳩山政権が民意を裏切り、総理が辞任せざるを得なくなったのは、結局、アメリカと財界・大企業にちゃんとモノを言う姿勢がまったくないからです。それは、自公政権時代の政治そのものであり、昨年の総選挙で、国民が審判を下した政治です。

そこから抜け出すことができなければ、誰が総理になろうとも、政治は変えられません。

アメリカいいなり病と財界・大企業優遇病を治す処方箋を持ち、実際に治療にあたれる政党は、日本共産党だけです。日本共産党が伸びてこそ、「本丸」を攻略できるんです。何としても攻略したいですね。

↓首相辞任を受けた、志位委員長の訴えです!


↓&議員団総会でのあいさつ