☆★My Willful Diary★☆

日本の真ん中からこんにちは

Crying in the Rain / Art Garfunkel

2009年04月25日 | Cover Songs


久しぶりの  の一日でした。


雨の土曜日、皆さんいかがお過ごしでしたか?



 たまには雨もいいんだケロッ。

            でも明日は晴れるといいなぁ~ 



離散家族の我が家ですので、家族が帰らない週末は寂しいものです。

こんな雨の日は「お籠りが一番!」と決め込んで、新聞を取りに庭先に出て
↑の写真を撮った以外はず~~っとお昼寝もして、のんびり過ごしました。
 
            ダラダラと過ごす休日も悪くないです。





  



の一日にUPしたいと取っておいた素敵な曲をご紹介します。


愛聴アルバム 『Art Garfunkel simply the best』    より。


キャロル・キングさんの作品『Crying In The Rain』 は、ジェームス・テイラーさんとデュエットしています。
落ち着きのあるいい雰囲気。


オリジナルは1961年 The Everly Brothers(エバリー兄弟)です。
彼らのデュオスタイルは後に「ビートルズ」や「サイモン&ガーファンクル」など数多くのアーティストに影響を与えたそうです。

  オリジナルはコチラをクリック  して下さいね。

  『山下達郎・大滝詠一』さんのデュオ も発見。


オリジナルは勿論良いですが
私は、アート&ジェームスさんのカバーがとても好きです。

アートさんの透明感のある声とジェームスさんの穏やかな声に
(切ない歌詞ですが)心癒されるのです。






I'll never let you see                     君には見られたく無い
The way my broken heart is hurting me          心が折れて傷付いた僕を

I've got my pride                       僕にだってあるんだよ
And I know how to hide all the sorrow and pain    悲しみや苦しみを隠すくらいの誇りは
 
I'll do my crying in the rain                 だからそっと雨の中で泣こう

If I wait for cloudy skies you won't know        空から落ちてくるこの雨は僕の涙のしずく
The rain from the tears in my eyes              君は気付かないだろうね
You'll never know that I still love you so        僕がまだ愛してることも  
         
Though the heartaches remain              この寂しさはいつになったら消えるのかな
I'll do my crying in the rain                 だからそっと雨に打たれて泣こう

Raindrops falling from heaven               いくら泣いても
Will never wash away my misery              空から降ってくる雨は苦しみを流してくれないけど

But since we're not together               僕は雨を待っていた           
I'll wait for stormy weather                 君を失くしたあの日から
I'll look for stormy weather                どしゃ降りの雨
To hide these tears I hope you'll never see      君にだけは見せたくない涙を隠せる雨を 

Someday when my crying's done             涙が渇いたら
I'm gonna wear a smile and walk in the sun        微笑んで青空の下を歩くよ

I may be a fool                         僕はおバカさんだね
But till then, darling, you'll never see me complain  それでも悲しみは隠しておくよ
   
I'll do my crying in the rain                 この雨の中に
I'll do my crying in the rain                 雨のしずくに
I'll do my crying in the rain                 涙は隠そう

I'll do my crying in the rain                 だから僕はそっと雨の中で泣くんだ



                               


夜空でつながっている / 松任谷由実

2009年04月22日 | Japanese Pops


 『小松菜と厚揚げの煮びたし』


コレ大好物です。自分の為に作りました。
野菜を食べると体が喜んでいる。






   


土曜日の夕方、NHKのBSハイビジョン 『SONGS』と言う番組にユーミンが出ていました。

別荘のある長野県でロケーションをしていました。


曲を生み出す葛藤を語ったり、地元の中学生との心温まる交流を伝えていて
最後に、宇宙観測所を訪れていました。
大きなパラボラアンテナを見上げるユーミンの目からは涙が流れ落ちていました。

「果てしない宇宙を思う時、人間の存在の小ささを思いそこから孤独を感じる」と彼女は語っていました。

涙を流すユーミン の感性に共感し、ますます好きになりました。


私もそう思うのです。

夜空に輝く星や月の光を見るのが好きです。

見ていると何とも言えない気持ちになります。
言葉にならない気持ちになりたくて見ているのかも知れません。



番組の最後に歌った 『夜空でつながっている』 を聴きました。

歌い出しの歌詞を聴いたらもうダメ。  

昨日ご紹介した 『霧雨で見えない』 を初めて聴いた時以来のインパクトでした。


そして近頃3年振りに発表した35枚目アルバム 

『そしてもう一度夢見るだろう』 を入手しました。


 ジャケットも歌詞カードもお洒落。


ここ数年の彼女の曲は今ひとつ心に響かなかったのですが
今回のアルバムはいいんです。
                          おかえりなさい、ユーミン。


そして今夜ご紹介する 『夜空でつながっている』
アルバムタイトルの様に、私にもう一度夢を見させてくれた曲になりました。







        ありがとう こんなに 寂しい想いがあるなんて
        誰からも 何からも 知らされていなかった

        夜空の 彼方に きらめく一つ星を見て
        涙こぼすって本当のことだったんだね

        ここに ここにはいない あなたに語りかけよう
        まるで となりに座り もたれるように

        ありがとう いつでも 心の奥にいてくれて
        だから明日 私また歩き出す


        優しく 抱きしめ 私の名前を呼んで
        そんな風に 呼ぶ人はあなただけ

        広い この広い宇宙で なぜめぐり逢えたの
        なのに それなのに なぜ去っていったの

        私を残して

        ありがとう こんなに 愛せる人がいるなんて
        だから きっと 私は生きてゆける



                            


霧雨で見えない / 松任谷由実

2009年04月21日 | Japanese Pops

前回のカーペンターズの『I Have You』の歌詞の


  I was born to belong to the line of a song   を
 
  今までずっと歌の中で過ごしてきた       と訳しました。 



音楽を聴いて、その曲がまるで 自分の事を歌ってるみたい!!
なんて、そう思ったご経験がある方も少なくないのではないでしょうか。

音楽にはそんな愉しみ方もありますね。




眠れない夜に、昔話。         






時間を忘れる程、冗談話しをしていたらもうこんな時間。


「終電に間に合うかなぁ・・・」

ボソッと呟く私にその人は言いました。



「ポルシェで来たから駅まで送って行くよ」  ???





店を出て暫く歩くと


「ポルシェ!」と自転車を指差しました。

「やっぱり!」・・と笑いました。




その人は、自転車の鍵を開けて後ろの荷台にハンカチを敷きました。


「お嬢さま、さぁどうぞ」




自転車の後ろに座ったものの、どこに摑まっていいのか困っていたら

「ほら、しっかり摑まって!終電に間に合わなくなるぞ!」




自転車が夜の街に滑り出しました。

まるで夢の中を走っている様でした。


胸がドキドキし始めました。



「ドキドキしてるのが伝わったら恥ずかしいな・・・どうしよう」


そんな事を考えてモジモジしているうちに自転車が止まりました。


そして一言。




「登り坂で重いんだけど早く降りてくれない?」





 



電車に乗ってからは、暫く頭がボ~~ッとしてたなぁ・・・。


洗濯したハンカチはお返しする事が出来なかったけれど

それから暫くした夜、自転車の二人乗りした街を一人でぼんやり歩きました。

雨が降っていました。



『ユーミン』 1987年のアルバム  『ダイヤモンドダストが消えぬまに』 のラストに収録されている
『霧雨で見えない』 を聴くと、あの雨の夜が蘇ります。


娘よ! ママは昔から「オバサン」だった訳じゃないぞ!

昔を懐かしく思えるって事は、今が幸せであればこそですね。





             懐かしさに ぼんやりバスを降りた
             橋の上 霧雨の水銀灯

               探しはしないと誓った
               忘れた日は無かった
               睫毛に停まった光が 震えて見えない

             歩き出せば 追い越すヘッドライト
             長い影 生まれては消えてゆく

               嫌ったのじゃないと云った
               すぐ戻ると信じた           
               胸に降り続く光が 溢れて見えない

             時よ 早く流れて
             雨よ 低く流れて
             寂しさを呼び覚ますこの世界を どこかへ消して
                
               探しはしないと誓った
               忘れた日は無かった
               睫毛に停まった光が 震えて見えない

             嫌ったのじゃないと云った
             すぐ戻ると信じた
             胸に振り続く光が 溢れて見えない