Woody Bell のフォークな日々

私たちのまわりのフォークシーンをお伝えします。

コンサートのお知らせ

「フォークなひととき 冬」は、好評のうちに終了しました。

※新着記事はこの次からの表示となります。

やまゆり フォークビレッジ

2017-08-21 | コンサート・ライブ
19日(土は)、島田市伊久美にある農業体験施設「やまゆりの里」での夏祭りに参加させて頂いてきました。
毎年8月に行われるこの夏祭りのイベントの一つとして、レッドポイントブラザーズが「やまゆりフォークビレッジ」を開かれています。
私たちももう何年前からか、このフォークビレッジに参加させて頂いています。
やまゆりの里の方々とのふれあいや、この時期に農業研修に訪れている東京農業大学の学生さんとの出会いも楽しみの一つになっています。
それともうひとつ、おいしい食べ物も大いに期待して出掛けるのです。

会場に着いたときには、すでに盆踊り用のやぐらが組まれ、屋台(出店?)も準備済み・・・。
フォークビレッジお馴染みのトラックステージもスタンバイして、音響機材のセッティングの真っ最中でした。
そして、レッドポイントの皆さんが優しく迎えてくれて、ああ、また今年もここに来ることができたなぁ・・・と、うれしい気持ちになりました。





前回は、マッキーさんにベースを付けてもらう事が出来たので、今年はどうかなぁと思いながらも、演奏予定曲の譜面を用意していきました。
早速、マッキーさんとよっちゃんにそのことをお話しすると、快くというより、もうその気でいて下さったようで、11時からのリハでは早速4人での音合わせになりました。
更に、この日ご一緒するこだま商店のKei-sanには、「涙そうそう」で三線で加わっていただけることにもなって、なんだかすごい事になりそうな予感がしてきました。




午後1時に「レッドポイントブラザーズ」さんからスタートしました。


いつもながらの余裕のある温かな歌声と演奏をまた聴かせてもらうことができました。


続いて、「KEITO」さん。


若者らしい初々しさと、伸びやかな高音の歌声が素晴らしかったです。
KEITOさんが歌う「エーデルワイス」は、山々にこだまするように響き渡りました。
未来が広がっているKEITOさんの若さがちょっぴりうらやましくなりました。
バックはしっかりレッドポイントの皆さんが固めて、KEITOさんも気持ちよさそうに歌われていました。


そして、「SHIGEKI」さん。



次は「ラヂオデイズ」さん。





そして「こだま商店」さん。


こだまさん達の選曲はいつも私の大好きな曲ばかり。
自分達では演奏しない曲ですが、なぜか心に忍び寄ってくる曲なのです。
フォークルの「感謝」もあって、大満足でした。


そして私達「Woody Bell」。




いつも二人での演奏がほとんどですが、この日はとてもゴージャスな布陣。
私の隣ではマッキーさんがベースを そして相方さんの隣ではよっちゃんがリードギターを。
ベースのおかげで曲に枠ができて、そしてよっちゃんのギターのおかずが入って、音に厚みが増しました。
「涙そうそう」では、存在感のあるKei-sanの三線の音が合いの手のように入って、とても気持ち良く歌うことができました。
今までWoody Bellは、ほかの方となかなかコラボというかセッションができなかったのですが、この日は一気に5人での演奏なんて夢のようでした。
聴いて頂いたお客様にも楽しんでいただけたのではないかと思います。

そして、再び「レッドポイントブラザーズ」の皆さん。


私たちは演奏のすぐ後で喉も渇いていましたので、早速かき氷を頬張りながら、ゆったりリラックスして聴かせてもらいました。
相方さんと、「レッドポイントの皆さんの演奏は私達と違って、ゆったりと余裕があるね。」と、意見が一致しました。

そしてこの後、やまゆりビレッジシンガーズの出番・・・演奏した曲は次のとおりです。

・風に吹かれて
・この広い野原いっぱい
・青い空
・風
・遠い世界に
・あの素晴らしい愛をもう一度

アンコールはいつもの
・満天の星

あー、今年もやまゆりの夏祭りが終わってしまいました。


今年はいつものやまゆりとは違う楽しみ方をさせて頂きました。
いつもは出演されるバンドの皆さんの演奏を聴かせていただくのですが、今回はマッキーさんとよっちゃんに演奏に加わっていただくことになったので、練習をする時間を長くとり、皆さんの演奏をあまり聴くことができませんでした。
聴くことのできなかったバンドの皆さんには申し訳ないと思いつつ、いつもと違う音楽が流れることにわくわくしました。
二人だけで演奏することが常になっている私たちにとって、こうして何人かが集まって新しい音楽を作っていことは刺激的で、とても楽しいことだなと思いました。
今回こんなに楽しい思いをさせてくださった皆さん・・・ありがとうございました。

そして、今回、演奏が終わった後に、いろいろな方から私たちの演奏へのコメントをいただきました。
とてもうれしいことでしたので、少し長くなりますが紹介させてください。

まず、演奏直後に車いすのお嬢さんを連れたお母さんに声を掛けて頂きました。
初めてお話をさせて頂いた方でしたが、「とっても良かったです。いつもはYoutubeで聴かせてもらっているのですが、生で聴かせてもらいたかったので今日聴かせてもらいました。」と、言って下さいました。
私たちの知らなかった方がYoutubeで聴いていて下さっていたなんて・・・なんと幸せなことでしょうか。
お礼を言って、お嬢さんに手を振ったら、笑顔でお返しに手を振ってくれました・・・とてもうれしいことでした。

そしてもう一つ、演奏を終えて、かき氷を買いに行った時のこと・・・出店は農大の学生さんたちが仕切っていましたが、男子学生のお一人が、「お歌、上手ですね。すごく良かったです。」と、話しかけてくれました。
私から「古い歌ばかりだったけど、知っている歌あった?」と聞くと、「ありましたよ。英語の歌はちょっとわからなかったけど。」と・・・
ここでも初めて会う方と会話ができました。

音楽を通してのこんな触れ合いがすごく心に残るのです・・・年をとったせいかな。

KEITOさんのお母様とおじい様からも、「初めて演奏を聴かせていただきましたが、とてもよかったです。」と言っていただき、本当にうれしく思いました。

このほかにも、この日はいろいろな方たちから声を掛けて頂いて幸せでした。
やまゆりの里って、いつも音楽の好きな方々が多く集まり、そこに集まる人たちの温かなものが流れているように感じます。

呼んでくださったレッドポイントの皆さん、ありがとうございました。
演奏を終えて、トラックから降りる際に、下で、そんばーさんが「ギター、持ちましょうか?」と言って下さって、私のギターを受け取ってくれました。
お蔭で、滑り落ちそうで少し怖いトラックのはしごを無事に降りることができました・・・ありがとうございました。
会った時と、お別れの時に握手してくれた紅ちゃんの手の暖かさも心にしみました。

今回はHalf wayさんが、用事のため参加されなかったのが残念でした。

練習のため、写真を撮ることのできなかったバンドの皆さんの映像は、レッドポイントの紅ちゃんから頂きました。

書き忘れるところでしたが、手打ちの蕎麦と、ヤマメの塩焼き、今年も美味しく頂きました。
ごちそうさまでした。


<セットリスト>
・我が祖国
・500 Miles
・Leaving On A Jet Plane
・The Water Is Wide
・Green Leaves Of Summer
・涙そうそう
・Dona Dona
・思い出のグリーングラス

「The Water Is Wide」はKEITOさんのお母様が、そして「思い出のグリーングラス」は紅ちゃんが大好きな曲だということでした。
選曲がうまく合って、良かったです。


コメント (2)
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