二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

金沢マラソン2022 救護所トレーナー活動に参加

2022年12月30日 | スポーツ障害

 金沢市が主催し毎年開催している金沢マラソン2022へ救護所トレーナーとして参加してきました

  

 令和4年10月30日(日)、ここ最近のこの時期では珍しい晴天で、気温もやや低めですがランナーにとってはベストな気候かなという天候で開催された金沢マラソン2022。

 石川県スポーツトレーナー連絡協議会(IST)会員(トレーナー)として、ゴール横救護所においてランナーの皆様のゴール後のケアをさせていただきました。

 今回は7カ所の救護所でISTがトレーナー対応。

 救護所に関しては、医師と看護師、トレーナーがランナーの状況に応じて対応します。走路での救護においては、マラソン復帰か途中棄権かの選択が大事になってきますし、ゴール後は、そこから自宅へ帰っていただかないといけませんので、歩ける状態にして帰すことが大事になります。

 すごく素晴らしい天候のもとのマラソンであったため昨年よりかなり速いペースでレースが進みました。

 天候が良く気持ち良く走ることができることは大切ですね。救急搬送も今回はかなり少なかったという報告を聞いております。

 私たちトレーナーが対応するのは筋痙攣がほとんどでした。

 その他の症状に関しては、看護師や医師に対応いただけます。

 気温もややあがり、レースのペースが速かったこともあってか筋痙攣の多いこと多いこと。

 私はゴール横の救護所で対応させていただきましたが、続々と利用されるランナーの筋痙攣も様々で、その対応についての判断等が勉強になりました。

 

 

ISTトレーナーが待機していた救護所(合計7カ所)

走路:第6~9救護所(4カ所)  ゴール後:ゴール横・産業展示館3号館・雨天走路の各救護所(3カ所)

 ゴール横救護所で一緒に活動したトレーナー

 左から、小田先生(理学療法士)、あたし(鍼灸あん摩マッサージ指圧師)、桶谷先生(柔道整復師)

 

 雨天走路救護所で活動のトレーナー

 左から守山先生(理学療法士)、樋口先生(理学療法士)

 

 産業展示館3号館救護所で活動したトレーナー

 左から石川先生(理学療法士)、大平先生(柔道整復師)

 

 やはりスポーツ現場に出るということは、様々な状況があり身につく勉強の場だなと実感しました。

 それに他職種で同じ目的のためにチームを組んで実施することは、他職種の皆様の仕事内容や迅速さをみることで刺激になり尊敬の念が生まれます。

 行動を起こすことによって、そこに満足感と反省が生まれ、自分のスキルが少しずつ前進するのだろうと思います。

 私は反省ばかりですが

 

 来年もISTとして金沢マラソンのトレーナー活動に参加予定にしています。

 充実した一日でした。

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございます

 

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第21回東洋療法推進大会in埼玉に参加(全日本鍼灸マッサージ師会主催)

2022年12月30日 | その他の活動

 1年の後半を振り返っていますが、いろんなところに行かせてもらったな~と感謝

 

 令和4年10月23日(日)・24日(月)に埼玉県熊谷市で開催された、(公社)全日本鍼灸マッサージ師会の全国大会、第21回東洋療法推進大会in埼玉(公社)石川県鍼灸マッサージ師会役員として参加してきました。

 

 熊谷市は初上陸でした。

 落ち着いた街だな~という印象でした。

 会場となりました、 四季の湯温泉 ホテルヘリテイジ は熊谷駅からタクシーで30分弱、ホテルからコンビニまでは歩くと1時間はかかるという立地で、周辺は田畑が広がり(古墳群もあり)田舎のお里に帰ってきたようなゆったりとした感じのところでした。

 活動的な私にとっては、ちと物足りない・・・いえいえ、その分、ホテルの中で完結ということで、懇親会後は2次会、3次会と盛り上がり、いろいろなお話をさせていただき、来年度の予定まで決まってしまったという出来事もありました

ホテル前にこんなんあったのでパシャリ

 

 北陸新幹線で高崎駅で乗り換え、同じく新幹線で次の駅が熊谷駅。

 熊谷駅の駅中で一緒に参加した中田先生、松邑先生と昼食。

 熊谷産の小麦で作った熊谷うどんがコシがあって、つゆも濃いめで私好みで、たいへん美味しかったです

 タクシーで会場のホテルへ向かとホテルに近づくにつれて田畑が広がり田舎の風景に。

 周辺は本当に何もないという感じでした。

 開会式には、埼玉県出身の(公社)日本医師会 会長 松本吉郎 先生が出席され祝辞をいただきました。

 

 自見はなこ参議院議員からはビデオメッセージが送られ祝辞をいただきました。

 特別講演として、埼玉県川越市にある帯津三敬病院 名誉院長の帯津 良一 先生「心と体の健康と養生~医療の将来展望~」と題しまして講演をいただきました。

 ご高齢になられても、帯津節を炸裂され、いや~人生を楽しんでおられるな~と感じました。

 今年の大会テーマは「変えよう!変わろう!将来の鍼灸マッサージ業界」でした。

 例年のように各分科会がセッションを設けて行う講演ではなく、各分科会(委員会)が一つの会場で、現状の問題点や課題の整理を1日目に行い、将来、どのようなビジョンや目標を持って事業を行っていくのかということを2日目に実施するという形でした。

 シンポジウム形式。

 これまでにない形の全国大会・・・業界団体としては、この部分を真剣に考えて対策をとっていかなければならないという点では、意味ある議論がされた大会だったと感じました。

 

 では何を議論して、対策を立てていくのかという具体的なものに関してまだまだ協議や議論が足らない部分はゆがめないですが、鍼灸マッサージ業界内において、医療や介護、社会や経済に対して将来に向けて変わっていかなければならないという意識付け、モチベーションがあることを確認できたことは大いに意味がある時間だったと思います。

 業界団体は何のために必要であるのか。厚生労働者との折衝などは業界団体の代表が行っています。

 鍼灸師やあん摩マッサージ指圧師の業界団体組織率は本当に少ない、大きな2団体合わせても12000人程の組織です(鍼灸師は20万人ほどいると推測)。

 先ほど申しましたように、療養費や広告規制など様々な折衝は業界団体の代表者が行っているわけで、厚労省など行政と折衝を長い歴史の中で行っている業界団体がなかったとしたら、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の立場や社会での立ち位置はどうなるでしょうか。

 療養費については、いろんな問題があるにせよ、団体に入会していない人もしている人も全てがその恩恵を受けているわけですから、そのことをよく理解しておく必要があるといつも思うわけです。

 

 このことを書き始めると、か~な~り長文になってしまいますので、ここでやめておきます。

 しかし、個人のためではなく、業界のために時間を割いて様々な活動を行っている同業者、仲間がいることを、業界団体に入会していない方は頭の隅においておいて欲しいと思います。

 やはり最後にものを言うのは集団の数ですから。

 今回は会場とオンラインのハイブリッド開催でした。

 久しぶりに顔を合わせて、リアルに近況を語りあい、将来を語りあう懇親の場は大事だな~と私は感じています。

 空気って、やはりリアルでないと感じることができないものがありますから。

 そして、いろんな話が飛び交い、未来に繋がるワクワクした話も出て、何やら来年の方針に関する情報もたくさん入ってきた、そんな懇親会となりました。

 私は、みんなとワイワイいっぱいやるの好き

 来年の開催は、岩手県盛岡市ということで、埼玉県鍼灸マッサージ師会会長から岩手県鍼灸マッサージ師会会長へその仕事の引き継ぎが行われました

 

 さて来年度はどのような社会、経済、業界になるのか、楽しみにしながら、来年の第22回東洋療法推進大会in岩手に参加できるように、私も自分のお仕事を頑張りたいと思います。

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございます

 

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精子の未来を考える(妊活と鍼灸)

2022年12月29日 | 不妊症

 精子の未来を考えるという何か壮大なテーマのようですが・・・

 そんな壮大なことは書いていません。

 そして妊活や鍼灸については、少ししか書いてありませんのであしからず。

 

 最近公開(2022.11.15.)されたある論文を読んでいて私が感じたことを書かせていただきます。

 1981年~2013年までの研究のメタ回帰分析で得られた精子濃度(SC)・総精子数(TSC)の研究データは、北米、ヨーロッパ、オーストラリアの人たちが対象のデータでした。今回は、PubMed、Medline、Embase(2020年データベース)などの文献検索をもとに2014年~2019年までのデータも検索し、1973年~2018年のデータを再度、SC、TSCについて解析を行った論文です。

『精子数の20世紀と21世紀の経時的変化』

 6大陸(北米・中南米・アジア・アフリカ・ヨーロッパ・オーストラリア)の53カ国の研究が対象となり、2936件のヒットの中から288件がピックアップされ解析されました。

 

  集団レベルで、精子濃度(SC)、総精子数(TSC)の大幅な減少が報告

  1973年~2018年のSC減少率は41.5%(精液量に変化はなし)

  上記の平均SCは、1億400万/ml  4900万/mlに減少

   この減少は続いており、さらに急激になっていると推測

  SC年間減少率=1972年以降 1.16%  2000年以降 2.64%

   TSCも同様の傾きをみせている

  男性のリプロダクションヘルスを考えていく必要がある

 

 と簡単にいうとこのような内容が書かれた論文でした。

 精子の数は減少、機能も低下してきていることはテレビ番組や研修などで知ってはいましたが、全世界的に減少傾向というのが驚きでした。

 これは日本においても現実なのだと思います。

 「だからあなたは精子の数が少ない」というのはなく、世界的にこのような傾向にあるということを示しています。

 

 国連人口推計によると2022年11月に世界の人口は80億人を突破したとのことです。

 世界では、中国が約14億2600万人、インドが約14億1600万人と人口において他国を圧倒し、2030年にはインドの人口が15億人となり世界第1位となると推測されています。

 2064年には、約97億人が地球上の住人となり、ここが人口のピークになるのではないかと予測されています。

 日本の現在の人口は、約1億2540万人ですが、内閣府の予測によると2050年の日本の人口は約9700万人と1億人を下回る予測ということです。

 

 世界の人口を考えると、日本の人口は増加する方が良いのか、減少する方が良いのか考えるところではあります。

 そこの政治や政策的な話はおいておきます。

 

 現在、生殖医療学会などの発表をみていても男性不妊の演題が多くなっています。

 不妊の原因の約半分は男性側にあるとの推計になっていますから当然と言えばそうかもしれません。

 不妊治療が発展してくれば、そのような状況になるのは当たり前ですし、上記の論文のようなことがあれば妊娠率や出産率を上げていくためには、男性部分の改善をすすめていく必要があるのでしょう。

 

 さて、話は女性になりますが、医療の分野のみならず、経済の分野と結びついて現在、世界で、日本では少し遅れてフェムテック(femtech)というものが注目されていることをご存じでしょうか

 これは、女性(female)✖ 科学技術(technology)を掛け合わせて造語です。

 その言葉の意味は、生理から妊娠、出産、更年期、メンタルヘルスにいたるまで、女性特有の健康課題に対してテクノロジーを用いて解決に導くサービスや製品を指しています。

 このような流れが国をあげて推進する流れになっています。フェムテック振興議員連盟というものが2021年に結成されているくらいです(野田聖子 衆議院議員が会長)。

 この分野、只今急速に進んでいます。

 これは大事なことですし、当院でも妊娠しやすいカラダづくりのための鍼灸を提供している関係上、推進していただきたいことです。

 フェムテックについては、今度、時間のある時に記事を書きたいと思います。

 

 何が言いたいかと申しますと、上記の記事などを考え合わせると女性のフェムテックがあるのであれば、男性のメルテック(男性の英語はmale)があってもいいのかなと・・・男性はあまり経済的なものと結びつかないのかもしれませんね。

 しかし、医療という観点からすると、妊活に励む男性はその点の考え方の変革が必要かもしれません。

 男性こそ、生活習慣改善や自身の体調管理に資本をかけて、より良い精子、より元気な精子、たくさんの精子たちをつくる必要があるのだと。

 女性に限らず男性も早期に結婚すること、それには今のままの経済や社会では絵に描いた餅にしか過ぎないかもしれません。

 そこには政治の力も必要になるのだと感じます。

 元気な精子は、自分(男性・夫)の遺伝情報を後世に繋ぐ重要な分身です。

 まずは自分ができる生活習慣の改善から行っていくことも大事な一歩だと思います。

 下記の記事も参考にしていただければ嬉しいです。

 

  妊活は夫婦の協同作業~精液とは、精子とは?!の巻

  妊活は夫婦の共同作業~精子の生育から放出までの巻

  妊活は夫婦の共同作業~鍼灸院臨床現場の巻

  生活習慣の改善で精液所見は改善されるのか?!

  妊娠するために必要なこと~その土台~

 

 当院では引き続き、妊娠しやすいカラダづくりのための鍼灸を提供していきます。

 奥様だけではなく、今後は旦那様の元気にも力を入れていきたいと考えています。

 鍼灸を行ったから精子所見が改善するというエビデンスはありませんが、精子は毎日作られるということは、それだけ生活習慣や男性の調子に左右されやすいことは大いに考えられます。

 その体調をメンテナンスし、来たるセックスの時、来たる不妊治療(検査・治療)の時、万全の体調を整え、少しでも元気な精子が増加すると、それは妊娠や受精、着床の確率が上がるというものです。

 

 女性の鍼灸施術の場合もそうですし、妊活のための鍼灸に限らず全ての鍼灸施術に言えることですが、鍼灸は魔法の治療法ではありません。

 体質を改善し、カラダの状況を変化させていくには、それなりの期間と鍼灸の回数が必要となります。

 

 女性や子どもたちが元気で輝く社会

 男性が自信を持ち、元気に活躍する社会

 

 そんな社会の実現のため鍼灸を活用できたらと2022年年末に考えております。

 何かご相談等がございましたら、些細なこと、小さなことでも結構ですので、下記HPにお立ち寄りいただき連絡をお待ちいたしております

 来年はきっと良い年になりますよ

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございます。  

 

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スポーツ障害~特に成長期の選手をみるための注意点 講師を承りました

2022年12月29日 | 鍼灸

 私の経験が少しでも皆様にお役に立てば嬉しいです

 

 令和4年10月16日(日)(公社)富山県鍼灸マッサージ師会さんからご依頼を受け、定期学術講習会の講師をさせていただきました。

 私のスポーツ現場やスポーツ選手の鍼灸マッサージ治療が、少しでも業界の皆様のお役に立つのであればとの思いでお話をお受けいたしました。

 

 私も(公社)石川県鍼灸マッサージ師会に所属しておりますので、富山の皆様とは親しく交流ががあります。

 この講師の話が進んだのも飲み会の席という・・・

 

 さて、当院は高校野球や中学、小学生の野球を行っている選手の鍼灸治療、また、星稜高校野球部には甲子園大会などの大きな大会にはトレーナー同行しておりましたので、その経験からの内容となります。

 また、最新の解剖学などから得たマッサージや徒手療法をこれまでの治療方法とブレンドした考えなどもお話させていただきました。

 

 成長期のスポーツ選手における特徴と注意点

 成長期のスポーツ傷害の特徴

 成長期のスポーツ傷害の予防

 成長期のスポーツ選手の治療

 問診・身体所見・アドバイス・診療後

 選手の身体・将来に必要な他職種連携

 

 以上の内容を2時間15分、講義とともに実技も交えてお話させていただきました。

 

 出席された富山の皆様の臨床のヒントになったかどうか心配はありますが、私としましては、このような発表の場をいただくことで、さらに最新の知見や技術が必要だなと刺激になりましたし、自分の臨床をまとめ考察するという意味では勉強になりました

 

 私は、医師、JSPO-AT、理学療法士、柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師で組織されています、石川県スポーツトレーナー連絡協議会に所属しております。

 何のために所属しているか

 他職種で連携することで選手の状態にとってより適切な場所へ繋げることができること、そして、お互いが刺激となりスポーツトレーナーとしての資質を向上できることです。この2点が重要だと考え活動を継続しています。

 発足して10年が経過しました。

 

 今後も地域の成長期の選手たちが、悔いなく、そして将来の芽がそこで潰えることなく、青春時代に打ち込んでいるスポーツをやり抜くことができるように鍼灸マッサージで、これからもサポートしていきたいと思います

 

呑兵衛の私としては、この時間も貴重な時間

楽しく情報交換できる場

皆さん饒舌になるのでいろんな話が聞ける場

富山県鍼灸マッサージ師会の皆様、ありがとうございま~す

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございます

 

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令和4年 いしかわ介護フェスタ 鍼灸マッサージ体験ブース活動

2022年12月28日 | ボランティア活動

 令和4年も残りわずか今年の事は今年のうちに行動ダ~~

 この瞬間、刹那を大切に積み重ねていきます

 

 さて、私が所属する(公社)石川県鍼灸マッサージ師会の地域貢献事業として、令和4年10月8日(土)、令和4年 いしかわ介護フェスタ鍼灸マッサージ体験ブースに参加してきました。

 このイベントは介護に関わる医療・介護団体、介護器具メーカーやロボット等、医療・介護に関わる開発をされている会社が参加して体験等を通じて介護の今やこれからを一般の皆様に理解してもらうイベントです。

 

 会場は石川県産業展示館3号館

 活動時間は10時~16時。

こんな感じのブースです

 

 石川県鍼灸マッサージ師会としても参加して10年ほどになるでしょうか。

 タイフーンやコロン星人の襲来で3年ぶりの開催となったこのイベント。

 やはり人が集まるイベントなので、マスクや手指消毒など襲来に備えての対策をしっかりとることと、接触を極力控えての活動をお願いしますという主催者からのお願いでした。

 

 鍼灸マッサージの体験施術を実施予定でしたが、予定を変更して、せんねん灸を使用した日常生活でのツボケア健康相談・アドバイスを実施することにしました。

 また、 親子で行う 介護のお仕事体験スタンプラリー というコーナーに登録していたので、介護の基本の基本である、親子の触れあいがまず大事でしょということで、お子さまがママやパパの日頃の疲れをとってあげるための肩もみ、肩たたき、そのときの言葉がけをレクチャーさせていただきました

 

 3年ぶりのイベントであったため少し会場来場者が少なめではありましたが、本会のブースも多数利用いただきました。

 親子連れもスタンプ獲得のため多く訪れていただき、親子のコミュニケーションを図る肩もみ方法を実際にやっていただきました。

 ママやパパの表情や言葉を聞いていると、これやって良かったな~と思いました。

 お子さまも、得意気に肩をもむ子、おそるおそる肩をもむ子、少し恥ずかしがりながら肩をもむ子、まじめに肩をもむ子、短時間のレクチャーでしたが様々な個性がみられて勉強になりました。

松邑先生のレクチャーは分かりやすい

 

 また、肩をもんだり、たたいたりする時は「いつもありがとう~」「お仕事おつかれさま~」と声を出してやってみると、さらに効果が上がるし、ママやパパも喜び~~~ってなるよとお話させていただきました。

 

 セルフツボケアでは、意外に、大人の利用者で、せんねん灸を経験したことがない方も多く、そういう意味でも実施して良かったと感じました。

 お灸は日頃の体調をととのえる養生とし、病気や症状を予防するアイテムの一つでもありますので、これを機会にセルフケアとして生活の中に取入れていただけると嬉しいな~と思います

 

 活動は、私と松邑組織局長の二人で活動しました

 

 松邑 健司 先生(七心鍼灸指圧院

 私(二葉鍼灸療院

 

 少し時間がありましたので、すぐ裏でやっているキティちゃんのステージや他の団体のブースを見学し、来年はこんな風に実施すともっといいね鍼灸マッサージを理解してもらえるねという反省点も見つかりました。

 来年の活動はどんな形になるか分かりませんが、鍼・灸・あん摩マッサージ指圧施術や私たちのことを一般の皆様に理解していただく活動を地道に継続していくことは大事なことだと思っています。

 また、主催者が石川県でありますので行政との繋がりの中で社会に役立つ仕事、業界となるべく繋がりを構築していくことも、この活動の目的であると私は理解しております。

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございます

 

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第43回健康づくりフェア(金沢健康を守る市民の会 主催)の鍼灸マッサージブース活動 参加

2022年12月27日 | ボランティア活動

 今年後半の活動を振り返っています

 できれば今年中に後半のドタバタ活動をブログに記していきたいと思います

 

 9月24日(土)の10時~15時、金沢・健康を守る市民の会さんが主催で開催された第43回健康づくりフェアに、金沢市鍼灸マッサージ師会としてブースを設置させてもらい参加しました。

 会場は金沢市大手町の金沢健康プラザ大手町です。私たちは西館1階での活動でした。

 どうでしょ~もう活動を初めて10年・・・12年以上は経過しているでしょうか。

 

 2年間はコロナでフェア自体が中止でした。

 ということで、3年ぶりの開催となりました。

 しか~しです、コロン星人の攻撃が落ち着いたとは言え、まだ注意する必要があるということで、①極力接触は避けて活動をお願いしますということ、②開催日を土曜日の1日だけにするということが条件です(いつもは土日の2日間開催)。

 

 本会としては、①については、せんねん灸を使用して、ブース利用者にお家でのセルフケア方法と健康アドバイスを行うこと、②については、13時~15時の2時間の活動とすることで決定しました。

 ということで今回は時間も短いですので、私と安井副会長の二人で活動しました。

 安井 章貴 副会長(ヤスイ鍼灸接骨院

 わたし(二葉鍼灸療院

 人数は少なかったですが、その分、いろんな話を聞きながら、じっくりアドバイス、セルフケアの方法をお伝えすることができました

 途中、いつもお世話になっており、このフェアにも参加されている(公社)石川県栄養士会さんの方々も当ブースに寄ってくださり楽しい時間を過ごすことができました。

 

 フェアのテーマが、新しい生活環境下でのフレイル予防でした。

 私たちの、お灸によるセルフケアは、それこそコロン星人の襲来下でも活用できる、また効果的なセルフケア方法です。

 予防と養生が一緒にできる健康をも守るためのアイテムになる方法です。

 

 このような状況下だからこそ出来た活動だと感謝いたします。

 

 主催者の皆様、「来年はガッツリやりますので、またよろしくお願いします」ということでした。

 のでので、来年は鍼灸マッサージを実際に体験できる事とともに、今回のようにセルフケアの方法も伝えていければと考えています。

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございます

 

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第2回小児はり灸マッサージ研修会 参加(金沢市鍼灸マッサージ師会 主催)

2022年12月25日 | 小児はり

 金沢は、最近の12月では珍しい強い寒波による大雪に見舞われました

 日本列島、多くの地域が寒波でおおわれ寒い日が続いております。

 皆様、からだと心の調子はいかがでしょうか

 

 さて、たいへん遅くなりましたが、令和4年9月23日(金祝)に開催されました、金沢市鍼灸マッサージ師会が主催する第2回小児はり灸マッサージ研修会に参加してきました

 というより主催者ですけど

 この研修会は、金沢市こども未来局にもご協力いただき、午前中は行政である金沢市が実施する子育て政策についてお話いただきます。

 午後からは、小児はり灸、小児マッサージについての研修をみっちり実施します。

 目的は、金沢市と協力して、安心して子育てできる街 子育てしたくなる街 金沢という目的を達成するべく、金沢市を中心に小児はり灸マッサージ臨床をできる鍼灸マッサージ院を広めるためです。

 漏れのない、とりこぼしのない子育て政策の一助となるべく開催しております。

 

 今回も、午前2時間、午後3時間としっかり研修が行われました。

 

金沢市鍼灸マッサージ師会 第2回小児はり灸マッサージ研修会

日 時:令和4年9月23日(金祝) 10:00~16:00

場 所:金沢教育プラザ富樫 123研修室

内 容:①10:00~12:00

    演題「子ども生活応援プランについて ~貧困対策・一人親対策~」

    講師 橋本 行基 様  金沢市こども未来局 児童家庭相談室長

 

    ②13:00~16:00

    演題「小児鍼灸の効果と診察・治療 ~夜泣き・アトピー性皮膚炎・小児遺尿~」

    講師 中村 真理 先生  まり鍼灸院(大阪)

参加者:36名

 

研修内容要旨

 午前の部は、お仕事のお休みの中ではありますが金沢市役所から橋本様に行政の施策についてお話いただきました。

 要旨の中にも書いてありますが、子どもや子育て家庭のことは、他人事ではなく自分のこととして考えていくことが大事です。

 うちの母親の実家は輪島ですが、母と姉妹の話を聞いていると「○○のところの○○ちゃんが・・・」とか地域では何事も知られており、何かあった時には皆で協力しているような一昔前では当たり前のことであった、そんな地域性があります。

 そんな地域性の良い部分の心のはたらきが行政の施策にも必要なのかな~と聴講しながら考えていました。

 

第1部

・子ども生活応援プランについて、貧困とは(相対的・絶対的)、貧困率の推移、その子ども達に及ぼす影響、国の動向、プランの詳細、子どもが安心して生活できる街の具体策(子ども食堂、ヤングケアラー,学習支援事業の施策等)が説明。

・来年度実施する養育費確保サポート事業などの次年度に向けた取組みが説明。子どもソーシャルワーカーを中心に家庭、保育所や児童館、地域や学校、相談機関などと連携を組んで切れ目のない子育て環境の充実を図っていきたいと説明。

・金沢こども応援ネットワークや、いしかわ中央子育てアプリなどの行政サービスの話があり、“子どもの貧困は、他人事ではありません”との言葉で締めくくられた。

・質疑応答では、ヤングケアラーの詳細の説明。金沢市財政(予算)における子ども未来局に対する予算割合の質問があり、保育所・幼稚園は大きな予算付けがあり、新しく予算付けされる事業もあるとの話であった。

 

 
   

 午後の部は、大阪から中村真理先生をお招きし、講義、実技とも初心者でも理解しやすい研修を行っていただきました。

 講義の最後には多くの経験から得られた中医学的な証の立て方と選穴(ツボを選ぶ)の話があり、明日の鍼灸臨床の大きなヒントになる講義でした。

 実技は、見学している鍼灸師、あん摩マッサージし指圧師、医師、鍼灸養成学校学生などにも実際に刺激方法などを肌で感じてもらい良かったと思います。

 多くの鍼灸師が小児はり灸を臨床に取入れ、地域で幅広く活躍し、お子さまや子育て家庭にも喜んでもらえる鍼灸院が一つでも多くなってくれると嬉しいな~との思いで3年間にわたり研修会を開催させていただいてます。

 3年が済んだ後も、最新の知識を取入れながら地域や行政と結びつきつつ鍼灸マッサージ技術を活かしていければと思っています。

 

第2部

・小児鍼灸が広がらない理由、全日本鍼灸学会や日本東洋医学会へ発表の夜泣きや睡眠障害の文献紹介(問診、調査項目、統計方法、結果、考察;皮膚を刺激→脳が反応→自律神経を整える→夜泣き、途中覚醒が改善、小児鍼灸の関連文献、親の満足度も高いこと等)

・小児鍼灸の診察のポイント(保護者に効果を理解してもらうこと、身体の部位別チェックポイント;顔、腹部、背腰部、下肢、上肢の体表観察)。

・小児鍼灸の効果・症例と治療(疳の虫・アレルギー症状・小児遺尿症の施術効果、改善に要した施術回数、いつ施術を受けることが大切か、小児鍼灸の満足度は非常に高い、アトピー性皮膚炎への補中益気湯の臨床的評価の論文紹介、アトピー性皮膚炎に対する小児鍼灸治療の実際、おねしょの症例報告2題)

・小児鍼灸弁証症状と治療(各体質による施術経穴(ツボ)の選び方、施術方法)。

・講義について活発に質疑応答が行われた。

 

・会員のお孫さん(7歳女児・5歳男児)にモデルになっていただき、身体観察の実際と小児鍼灸施術の実際を分かりやすく解説し、実際に鍼灸を行い体表の変化を観察した。

・小児鍼灸のモデル後、子ども達は緊張がとれ元気が出たのか会場を走り回っていた。

・講師の中村先生がどのように小児はりや線香灸をしているかということを、参加者全員、実際、腕や手に行ってもらい、皮膚の色や爪の色のが短時間で変化するのを体験した。

・質疑応答も活発に行われ、手技の考え方や鍼の種類の使用方法、実技ではゆっくりやっているが子どもの施術時間の実際は5分ほど、電子灸の使い方、施術後の保護者への声のかけ方、経穴(ツボ)への刺激の感覚などの質問や回答があった。

 
   

講師の中村 真理 先生

実技は実際にお子さまに小児はり灸をさせていただき表情や皮膚の変化をみました

左から、私と金沢市鍼灸マッサージ師会 安井副会長と徳島県の小児科医 山田先生

 

 来年度も第3回、第4回の研修会を開催します。

 来年度の詳細が決まりましたら会員や石川県鍼灸マッサージ師会、石川県鍼灸師会会員、関係医療団体や養成学校にお知らせいたします。

 多くの皆様に参加いただきたいなと思います。

 金沢市では、さらに多くの会員に受講いただきたいな~と思ってます。

 

 第1回、第2回ともにたいへん深く勉強になりましたので、自身の小児はり灸の鍼灸臨床に活かしています

 

第1回 小児はり灸マッサージ研修会に参加(金沢市鍼灸マッサージ師会 主催)

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございます

 

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令和4年度 県民公開講座「こころを語る からだを語る~あなたに灯す幸せのカタチ~」医師・鍼灸師・僧侶の立場から 石川県鍼灸マッサージ師会YouTubeチャンネル 動画アップ

2022年12月19日 | 鍼灸

 金沢にも冬将軍がやって参りました

 日本列島はすっぽりと寒気に包まれています。寒い日になりそうです。

 12月19日、早朝から鍼灸施術前に、本格的な除雪エクササイズのウオーミングアップを行ってきました

 2年と9ヶ月、毎日、体幹トレーニングを行っているせいもあり、除雪エクササイズの動きもスムーズです。

 やはり身体をスムーズに動かすためには筋力をつけることが大事であり、その道は、地道あるのみです。

 自分の行ったことは必ず自分の体に返ってきますから、噓はつきませんね

 

 さて、11月27日(日)に石川県鍼灸マッサージ師会石川県鍼灸師会の共催で行われた令和4年度県民公開講座の動画が、(公社)石川県鍼灸マッサージ師会YouTubeチャンネルでアップされました

 若干、画像の解析度がいまいちではありますが、音声はすごく聴きやすくなっております。

 医師である中橋 毅先生からは「健康長寿を目指して」

 鍼灸師である松浦 悠人先生からは「からだに現れるこころのサイン~心身を癒す はりきゅう~」

 僧侶である 谷崎 隆光住職からは「心が変われば」

 ということで、すごく良い話が視聴できます。

 

 どうぞ、すこ~し寄っていってください

 

 

令和4年度 県民公開講座「こころを語る からだを語る~あなたに灯す幸せのカタチ~」医師・鍼灸師・僧侶の立場から

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございます

 

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黒野保三先生を偲ぶ会 参列しました~師匠のすごさを再確認~

2022年12月10日 | 鍼灸

 令和4年の後半はドタバタしており、ブログを書くネタはたまっているのですが更新ができていませ~~ん

 そんなことを思っていると令和4年も残り1ヶ月となり、さらに前半が終了しました。

 天気の変化が激しくなっておりますが、皆様、心や身体の調子はかががでしょうか

 

 令和4年8月28日(日)名鉄グランドホテルにて開催されました、師匠であります黒野先生の、黒野保三先生 追悼講演黒野保三先生を偲ぶ会に出席・参列しました。

 まずは温かく、素晴らしい講演、偲ぶ会となりました両会を準備、開催いただいた発起人の皆様に感謝でございます。

 ありがとうございます。

 そして、多くの皆様が黒野保三先生を偲んでご来場いただいたことに、師匠が鍼灸を通じて実践された哲学や思想、信念の素晴らしさや強さを改めて感じさせていただきました。

 師匠のすごさは、死を迎え旅立たれた後も、その実践されたきた思いや目に見えない何かとして鮮明に残っているなと改めて心に響きました。

 

 追悼講演では、愛知県知事の大村 秀章 様がご挨拶にかけつけていただきました。感謝

 講師は、明治国際医療大学学長 矢野 忠先生でした。感謝

 

  

 

 開催会場も黒野保三先生の思いがつまったものが展示され、温かい空気に包まれていました

 まさしく愛の詰まった感じでステキでした。

     

 

 偲ぶ会は、90名に及ぶ皆様にご参列いただき、黒野先生が紡いで来られた多くのご縁ある皆様からのご挨拶があり、静寂の中ではありましたが、何かにフワ~ッと包まれたような温かく心地よい空気が漂っていました。

 一人一人、黒野先生の祭壇に献花するときには、「あ~本当にお別れなんだな~」と、もちろん先生の魂は私の中でいつも叱咤激励していただいてますが、そんな気持ちも込み上げ、涙が出そうになりました。

黒野保三先生を偲ぶ会発起人代表・生体制御学会会長 皆川宗德先生の開会の辞

ご公務でお忙しい中、名古屋市長 河村たかし様もご挨拶に参列いただきました感謝

 

名古屋市立大学附属病院東部医療センター名誉院長 津田 喬子 先生のご挨拶

(公社)全日本鍼灸学会会長 若山 育郎 先生のご挨拶

司会進行は、犬塚絢香さん(ステキな声でした

 

明治国際医療大学 学長 矢野 忠 先生のご挨拶

(公社)全日本鍼灸学会副会長 坂本 步 先生のご挨拶

愛知医科大学客員教授(神経内科) 岩瀬 敏 先生のご挨拶

名古屋市立大学名誉教授 早野 順一郎 先生のご挨拶

社会医療法人財団新和会 八千代病院 内分泌代謝内科部長 藤井 徹 先生のご挨拶

名古屋外国語大学教授 福田 眞人 先生のご挨拶

中部大学生命健康学部 理学療法学科教授 佐藤 純 先生

(一社)愛知県鍼灸マッサージ師会副会長 江口 忍 先生のご挨拶

中和医療専門学校理事長 右田 一弘 先生のご挨拶

学校法人専門学校 名古屋鍼灸学校校長 兵藤 平 先生のご挨拶

名古屋医健スポーツ専門学校 副校長 杉本 佳史 先生のご挨拶(御手洗に行っていて写真がございませんが

慶應義塾大学医学部脳神経内科非常勤講師 鳥海 春樹 先生(鍼灸師)のご挨拶

 

 多くの皆様が心温まるエピソード、または、黒野先生の鍼灸業界、鍼灸医学への貢献を熱くご挨拶いただき感動しました

献杯は、東京パーラーシステム(株)代表取締役 遠山 日出男 先生

先生とはいつも囲碁をされながら世界経済や社会の構造などの話をされてました。

 

 黒野先生の奥様やお嬢様方とも短い時間ではありましたが、お顔を合わせてお話できて嬉しかったです。

 久しぶりにお会いする東洋医学研究所に通院されている患者さん、一緒に勉強した仲間や、しばらくお会いしていない皆様とも話すことができて嬉しかったですし、懐かしく思いました。

 これも先生が、「しゃべっていきなさいよ」と繋げていただいたご縁だと思います。

               

 今、ブログの中で師匠というものを振り返っていますが、何とも捉えどころがない大きな存在であると改めて実感しました。

 一つ言えることは、先生は人を大切にされていたこと、この人だと心に思った時には、どんなことがあっても、その人との関係を最重要とされて行動されていたこと、またその気持ちは、その人のご家族まで気配り、心配りされる姿が記憶の中から湧き上がってきました。

 

 やっぱり、自分の今の活動があるのは黒野先生に鍛えていただいたからだと、このことも再確認いたしました。

 地元、石川県からは全日本鍼灸学会の関連で髙田外司先生(石川県鍼灸マッサージ師会 監事でもあります)にご参列いただき感謝いたします。

 私を黒野先生にご紹介いただいた石川のメンターである川本 力雄 先生はご高齢であることと、体調と、暑い時期でありましたので、残念ながら参列はかないませんでしたが、石川の地から偲ぶ会の開催を心より嬉しく思っているとのことでした。

 

 偲ぶ会へのメッセージとして、トヨタ自動車の豊田 章男 様から、また豊田 章一郎 様ご夫妻から心温まる言葉が届きました。

 有難く、嬉しいことでもありますし、このような皆様からメッセージをいただけることは、やはり先生の鍼灸道は素晴らしいものだったのだと思います。

 東洋医学研究財団など、黒野先生は中京の財界の皆様とも長くお付き合いがありました。

 

 最後に黒野先生の奥様からご参列の皆様、発起人の皆様にご挨拶があり、会が締めくくられました。

 

 師匠の思いとは何なのかを心の中で常に熟慮しながら、自分に与えられた道で全力を尽くし、あの世で先生にお会いした時に恥ずかしくない、やり抜いた、やりきったと話をすることができる人生にしていきたい

 そのように感じた、素晴らしい偲ぶ会でした。

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございます

 

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令和4年12月二葉鍼灸療院(金沢)施術スケジュール更新! 年末・年始の施術お休みのお知らせ!

2022年12月05日 | 予告

 令和4年もはや12月・・・書きたいことはたくさんあれど久しぶりのブログ更新です

 皆様、心と身体の調子はいかがでしょうか。

 

 私の今年の一字は「抱」という字。

 いろんな意味で自分の心や身体を抱き、自分に起こる全ての事象を抱き、他人ではなくまずは自分の心に正直に信念を持って行動する。そこで成功しても失敗しても、その結果を受け入れ、抱きかかえ、次の方法や段階へ進んで行こう!という意味で、今年の一字は「抱」にしました。

 

 さて、皆様も一年の計は元旦にありで、一年の計画や目標を立てたのではないでしょうか。

 そこに向かって、一歩でも二歩でも進み、また達成してしまった皆様もおいでかもしれません。

 行動していると成功も失敗も、達成することも不足することもあるかと思いますが、大きな目標や夢を持ち、そこに向けて小さな目標を達成して繋げていくこと、連鎖していくことが重要だと思っています。

 そういう意味での今年の一字を決めて活動しています。

 

 そのように活動し一年の後半に入ると、来年に向けての「一字」が浮かんでくるのは不思議です。

 

 さてさて、12月の施術スケジュールを当院HPで更新しましたので、ご覧いただき施術計画をたてていただければ有難く思います。

→二葉鍼灸療院(金沢)

 月の中盤に施術時間変更が多くあります。

 皆様にはご迷惑をおかけいたしますけれども、よろしくお願いいたします。

 

 そして、年末・年始の施術お休みの期間もお知らせいたします。

 

年末・年始のお休み 令和4年12月31日(土)~令和5年1月4日(水)

 

 令和5年1月5日(木:予約日)より通常施術いたします。

 また、年末にはお知らせを再度させていただきます。

 よろしくお願いいたします。

 

 最近、コロナの変異型ウイルスが流行ってきていますが、忘年会や新年会を実施する皆様も増えているかと思います。

 胃腸機能や腸内環境を整えることは=免疫力を調整することであり、身体の防衛機能を整えることでもあります。

 飲み過ぎ、食べ過ぎを気をつけることはいつの季節も大事なことなのですが、冬は金沢では魚介類が美味しく食される時期でもあり、美味しい日本酒をたくさん飲みたくなる時期でもあります(私のことかも)。

 

 風邪にかからない身体をつくっていくためには胃腸を調整することは重要となるということです。

 まずは毎日の食事において自身で養生を心がけ、胃腸に優しい食事を実践することです。

 それでも上手くいかない方は、鍼灸施術を取入れ機能の低下した胃腸の賦活を図るのも一つの方法ですよ

 

 さて、2022年(令和4年)、残りの日々を心も身体も元気に楽しく悔いなく過ごしていきましょう

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございます

 

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