忘己利他

書道をやっています。大切な仲間に恵まれ、ふれあい、共に楽しむために・・・

一塵不染

2017-05-28 23:23:48 | 書道
前回に引き続き、Yzさんからいただいた染紙で。
これは、コーヒーで染められたそうです。
ほんのり甘い香りがします。



「一塵にも染まらず」


煩悩を引き起こす
「六塵」色・声・香・味・触・法の
一つにすら染まらずに、
心身を潔白なまま保つという意味。

人間というものは、
自分を見つめることが不得意な生き物です。

他人の欠点は、よく目について、
非難をするのですが、
自分のことは分からない。

だから過信や自慢や嫉妬や執着や・・・
見苦しいところをさらけ出してしまうものです。

自分は、欠点だらけで
100点満点でないことを常に自覚すれば、
煩悩に染まらずに、
自分を磨くことができる・・と。

わかってはいるのだけれど、
どうしても煩悩に勝てない自分がいます。



特に甘いものとお酒の
誘惑には勝てません・・・

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染まらない

2017-05-26 22:30:28 | 書道


「墨悲絲染」


人は環境や周囲から受ける影響などによって
善くも悪くもなるということ。
昨日に続き、Yzさんからいただいた染紙で。

「墨」は、磨る墨ではなく人の名前で「墨子」。
白い糸はいろいろな色に染めることが出来ると同様に、
物事には多くの選択肢があり、
環境次第で人は善にも悪にもなることを
墨子が嘆いたという故事から。

周りと同じようにしなければならないのは・・・
どうでしょう?
「朱に交われば赤くなる」とも言うけれど、
画一的な要素、みんなと同じは、面白くない。

人と違うこと、個性を発揮することが、
魅力となることも多いはず。
いくつものの選択肢が広がり、
多様性が受け入れられる社会であることが肝要。

私の周りでも、善いことも悪いことも一緒につるんで、
大した成果をあげられない人々が多いけど、
「おーい、自分を持てよ」と言いたくなる

「私は染まらない」
少し距離を置いて、回避



だけど白髪染めは欠かせない私です・・・
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墨染の紙

2017-05-25 11:03:14 | 書道


おほけなく うき世の 民に おほふかな

わがたつ杣に 墨染の袖



Yさんからいただいた、墨染紙。

あえて暗めの紙を選んで、慈円のうたを書いてみた。


身のほどをわきまえないことだが、
このつらい世の中を生きる人々の幸せを祈りながら、
この法衣の袖を人々に掛けましょう。
比叡山で僧侶となり、
法衣に袖を通すことになったわたしなのですから。


戦で荒んだ平安時代の末期、
仏法の力で人々を救おうとする僧侶の歌です。


今の時代、
人々を救い導いてくれる人はいるのだろうか?

私利私欲だけが渦巻いているよね。
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めげる

2017-05-18 11:14:24 | 日記
手紙を書いていたら、
突然自分の郵便番号が思い出せない。

二階に上がったけど、
何をしにきたのか、
わからない。

買い物をして、おつりは貰ったけれど、
品物を置いてきてしまう。

あ~あ゛
認知症の始まりだあ~



数日前から練習を始めた
雁塔聖教序
紙を継ぐはずが・・・
行がずれている。

めげた



この歌、↓ 私にぴったりハマる。


森山良子 あれあれあれ
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我は咲くなり

2017-05-13 23:11:01 | 書道


(天与の花を咲かす喜び 共に咲く喜び )
(人)見るもよし(人)見ざるもよし
されど我は咲くなり

武者小路実篤のことばです。

 天の神から与えられた才能が花開き、
 周囲の人に認められる喜び、
 人が見ていてもいいし、
 見ていなくてもいい、
 私は精いっぱい生きるのだ

といった自分を花に置き換えた解釈でしょう。

 
元気のないあなた、
どうぞ貴方らしさを
取り戻してください。
あなたの情熱を
かき立ててください。

人に認めてもらえなくても、
 懸命に生きてさえいれば・・・

お天道様は
お見通しです。
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