忘己利他

書道をやっています。大切な仲間に恵まれ、ふれあい、共に楽しむために・・・

京都 清宗根付館

2018-07-25 17:51:09 | 日記
京都へ行って来ました。

今年の暑さは格別で、関西で一番暑いのが、
山に囲まれている京都でしょう。
外を歩くとまるでサウナに入っているようでした。

驚いたのは、実家の水道から水がでないで、ずっとお湯が出るのです。
水道管が全て温められているのか、いくら待っても冷たくならないのです。

昨日の昼食は、うどんを茹でたのですが、
冷たいうどんにするのに、
コオリを使わないと冷たくならなくて、
思わぬ経験をしました。


普段、京都の実家へ行っても、めったに外へ出ないのですが、
昨日は、午前中に壬生寺の向かいにある「京都 清宗根付館」を訪れて、
友人の根付師 向田陽佳さんの作品を拝見してきました。



「掌の小宇宙」と言われる根付ですが、
こんな細かい仕事がよくできるものだと
どの作品を観ても驚かされます。

今月は向田さんの作品がメインに飾られていて、
20点近くありました。
他にも数多くの根付作家さんの作品が展示されていて、
見ごたえのある美術館です。

残念ながら、館内は撮影禁止で写真が撮れなかったので、
向田さんの作品をハガキ写真にてご紹介↓


「歌舞伎十八番 象引」


「京都 清宗寝付館」は、
江戸時代に建てられた京都唯一の武家屋敷を改装したもの。
現代の喧騒から一時離れ、
江戸時代にタイムスリップしているような、
ホッとできる空間です。
エアコンが効いていて、暑さから逃れられたので、
ずっとここに居たいと思いました。









折角壬生へ来たので、壬生寺を参拝。
門を入って本殿までさほどないのですが、
その日陰のない境内を歩くだけでも、「アチ~~イ」
壬生寺ゆかりの新選組も近藤勇も、
素通りしてしまいました。







義父の涙

2018-07-18 18:21:41 | 日記
ちょうど一週間前の11日に京都の義母が89歳で天国に召されました。

一カ月ほど前に肝臓から出血し、初めて癌に侵されていることがわかりました。
それからカテーテル治療などで持ち直したものの、先週の日曜日に意識が薄れ、
水曜日には帰らぬ人となりました。
医師の予想をはるかに超える進行の速さでした。

通夜・告別式を無事に終えて、
今は元気だった義母を思い出す日々です。



告別式の折に96歳の義父が喪主として会葬者に向かって挨拶をしました。
それまで気丈だった義父が、泣きながら絞り出すように義母の思い出を語っていました。
大切な連れ合いを失った悲しみは、とても深く、
その涙は、とても寂しく切なく感じられました。
私達も、義父の言葉をきいて、涙が出ました。



歩くのはゆっくりですが、96歳でありながら、
頭はしっかりとし、几帳面に生活をされています。

義父は強く、「これから一人で暮らす」と言っていますが、
子どもたち皆が思っているでしょう。
「おとうさんを一人にはしておかない」と。

私の京都通いは、これからもっと頻繁になりそうです。

第2回 現・白門書展

2018-07-02 22:46:38 | 書展
本日より小津和紙ギャラリーにて始まった
「第2回 現・白門書展」


現日会の先輩・友人5名が出品されているグループ展で、
そのメンバーは中央大学のご出身の方々

初日の今日、午前中が搬入展示だったようで、
メンバー全員が揃っておられ、
楽しいおしゃべりをしながら、
じっくりと拝見してまいりました。



メンバーの中には、
米寿や喜寿を迎えられる大先輩もおられ、
熟練の技が光り、



「夏炉冬扇」は「おれのこと」なんていう、お茶目な題名が付いていたり、



古い木材や瓦に文字を掘られた作品や



流麗な仮名作品は、料紙もご自分で切り継ぎをされたり、



紺紙に銀で書かれた「銀河」は、七夕が近い今の季節にピッタリで・・・



とても和やかな書展でした。

会期は7日(土)午後3時までです。

お近くにお越しの節は、お立ちよりください。





麗川会教室 一字書は楽しいね。

2018-07-02 00:08:44 | 教室
早くも今年の折り返し点となりました。

麗川会の6月の課題
「一字書を書こう」の作品紹介です。

作品に取り組むにあたり、
字典の文字を参考にしながら、
線の太細、墨の潤渇、余白の出し方などにより、
自分のオリジナルな書き方を研究すること。
そして、墨や紙や筆といった用具用材もできる限り工夫すること。
を目標としました。

その成果です。


上大岡教室Tさん「新」



上大岡教室Aさん「禅」



杉田教室Iさん「蕙」



杉田教室Kさん「遊」



阪東橋教室Oさん「光」



阪東橋教室Yさん「遊」


個性豊かな作品ができ、
お互いの作品を見て、
感想を話し合っていました。

一字書は、多字数と違い、
一本の線がその作品の運命を変えてしまうので、
それぞれの線が大切な要素です。

しかし、細かいことにこだわるよりも、
一番大切なのは、作品によって自分の思いを伝えること。。。

教室で繰り返し書かれる方、
自宅でたくさん書いて持って来られる方、
様々でしたが、
一番楽しんだのは、
その作品を観せてもらう私だったかもしれません。