忘己利他

書道をやっています。大切な仲間に恵まれ、ふれあい、共に楽しむために・・・

本当のしあわせ

2016-01-23 21:44:17 | 言葉

宮澤賢治 銀河鉄道の夜より


暖冬とはいえ、一年で一番寒さが厳しい時期です。
でも、横浜に住んでいて、
「寒い」などと言っていられませんね。
雪国の皆様には、申し訳ないような、
晴天の毎日があったり、
気温だって、氷点下になんてめったにならないのですから。

今晩は雪の予報ですが、
果たしてどうでしょう?

前回の雪も、横浜はさほど積もらず、
それでも都会の軟弱な鉄道は運休もあり、
学校が休校になったり、
時間を送らせて始まったところもありました。



この寒い季節に
私の周囲では、、
病気の方が多く、
手術を受けるとか、
入院をするとかいうお話を
よく聞きます。

その度に、
心が痛いです。

人間健康であることが
肝要。

元気でなければ、
何もできません。




人それぞれ、
しあわせの定義は違います。

地位や名誉やお金を得ることを
頑張っておられる方もいるでしょう。

自分の信念を貫くことを
大切にしている人もいるでしょう。

家族や友人に囲まれて
幸せを感じる人もいるでしょう。



いろいろな幸せがあってよいと
思います。

他人と比較せず
自分は自分
他人に左右されるものでは
ありません。

自分のしあわせのあり方を探すことが、
本当の幸せをつかめる人になれる
と思うのです。

私は、
地位も名誉もお金もいりません。
立派な信念を持っているわけでもありません。

私と私の周囲の人々が
健康で明るく過ごせるよう
只々願っています。







想いが伝わらない

2016-01-13 21:31:21 | 言葉





何人かの方のために役に立ちたいと思ってしていること
みんなのために良かれと想うこと

それは独りよがりな
私の妄想だった。

余計なおせっかい
でしゃばりすぎ
拒絶

その事件は
私にとって
人生の教訓でした。



みんなに自分の想いが伝わらない
相手が正反対を向いている。


自分のしていることはなんだったのか
こんな自分でよいのか
全ては自分の不徳のいたすところ。


自分のやっていることが
バカバカしい。

それでも現状を打破したいと思う
私がいる。


C&K - キミノ言葉デ



成人式

2016-01-11 21:54:56 | 日記
今日は成人の日

私も3度目の成人の日。。。

20才は大人になるけど、

3回目は老人になったのかな。

大人になると自由と責任が伴うけれど、

私は不安と葛藤

4回目は迎えられるかな





汚点が多い私だけれど、

点も繋がれば、線になる。

一点一点、繋げていこう






TOKYO書2016 公募団体の今

2016-01-10 12:28:52 | 書展
昨日は「TOKYO書2016 公募団体の今」の
アーティストトークに行ってきました。

現日会の代表、高橋八惠子さんが
大勢のギャラリーの前で今回の出品に対する思いを
見事に語られました。



八惠子さんが今回題材とされたのは、
源実朝のうた
「大海おほうみの磯もとどろによする浪われてくだけて裂けて散るかも」

大海の磯を轟かすように寄せる大波
割れて、砕けて、裂けて、散るのだなあ
という、意です。

この歌は、万葉集に載っている3種からの引用があります。

「伊勢の海の磯もとどろに寄する波かしこき人に恋ひ渡るかも」

「大海(おほうみ)の磯もと揺り立つ波の寄せむと思へる浜の清けく」 

「聞きしより物を思へば我(あ)が胸は破(わ)れて砕けて利心(とごころ)もなし」


3つの歌を繋ぎあわせたと言えるのかもしれませんが、
時代を超えて、実朝が和歌を学んでいるうちに、
それらの歌の言葉を、自分のものとして、
その場面に遭遇した際に、自然に表現したものと言われています。

実朝は、鎌倉幕府を開いた源頼朝と北条政子の子供ですが、
兄の頼家が亡くなったあと、
北条氏のお飾り将軍でした。

実権を母の政子に握られ、
孤独な将軍と言われ、
甥の公暁に暗殺されましたが、
その暗殺計画をも本人は承知していたと言われています。

自らの死を覚悟して、
自分を波に例えて、
「われてくだけて裂けて散るかも」
と、うたったのでしょうか・・・

高橋さんの作品は、
仮名作品としては、
漢字のような強さを持っています。

自らも「強さ」を意識したとおっしゃっていましたが、
平安の貴族社会の歌と違い、
厳しい武家社会における実朝の置かれた境遇を、
その「強さ」で見事に表されているように感じました。

昨日のアーティストトークは、
たくさんの観覧者に囲まれ、
始まる前は、とても緊張するとおっしゃっていましたが、
高校で教鞭をとっておられるので、
さすがに堂々としたお話ぶりでした。



観覧者の中には、
背の高いご主人が、
カメラをかまえておられ、
夫婦愛も覗かせていただきました。

一方、もうひとり
現日会の代表の今井香子さんの作品です。↓



山登りやサイクリングが趣味の香子さんは、
自然をテーマに「山川草木」
雄大な景色を感じさせてくれます。

「TOKYO書」は東京都美術館が主催されて、
美術館を使用する各団体の若手の代表者が集う書展です。
若手の書家にとっては、とても良い勉強の場となりますし、
書道界にとっても、今後の書道界を引っ張る人材の育成という意味で
大変意義のある催しです。

できるだけ長く継続していただけることを
願いたいと思います。

すてきな年賀状

2016-01-07 14:19:10 | 教室
暮れに買い込んだお正月用の食品が底をつき、
今日は七草。

今晩はお粥を炊きましょう

毎日ポストに入っている年賀状も、
やっと一段落。

郵便屋さんはきっとお忙しかったでしょうね。



年賀状は一年の最初に届く心だと言われています。

昔は手書きの年賀状が当然の時代でしたが、
最近は印刷のものが主流になってきました。

ただ、いかにも大量生産という印刷のみの年賀状だと、
味気ないものです。

宛名を手書きにしたり、
手書きのメッセージを添えたりで、
相手への心遣いを伝える伝統を
私たちは守っていきたいものです。


今年も友人から、
素敵な年賀状がたくさん届きました。









麗川会の皆様からも、
年末に年賀状の練習に力を入れたので、
力作(?)のハガキが届きました。

御礼申し上げます



今月のお稽古予定です。

上大岡 ひまわりの郷  10:00~12:00     
1/9(土)  1/16(土)  1/31(日)

阪東橋 地域労働文化会館  14:00~16:00   
1/15(金)  1/29(金)

新杉田 杉田劇場   15:00~17:00      
1/16(土)  1/24(日)  1/31(日)

書を楽しむ麗川会では、若干名新会員を募集しています。
お気軽に見学にいらしてください。