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ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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気持ちを切り替えて不景気風を吹き飛ばそう(学校で教えてくれない経済学)

2009-06-29 09:03:48 | 経済学
プロゴルファーの石川遼選手(17)が、兵庫県西宮市にあるよみうりカントリー倶楽部でのプロトーナメントに優勝し、全英オープン出場権を自力で獲得した。同じく西宮市にある阪神甲子園球場でのナイトゲームで、阪神タイガースが、横浜ベイスターズ相手に、9回土壇場でサヨナラ勝ちした。

サヨナラ打を打った関本選手と石川遼選手の共通点を上げれば、「気持ち」であるように思う。気持のもちようでピンチもチャンスになる。不景気だ、不景気だと繰りごとを並べるのは簡単だ。全てを円高のせいにして経営責任を果たさぬ経営者が多い昨今の世相を実に情けなく思う。

ゴルフの試合は見れなかったが、ナイターは最後までテレビ観戦した。今朝の読売新聞によれば、石川遼選手は、12番ホールで、OBを連発、1ホールで9も叩いた。5打リードしていた二位の選手に並ばれた。「左右にOBの多いコース。4日間でOB2個は少ない方だ。まだ並んだだけだし、勝負はこれからだ。」と気持ちを切り替えたと語ったと記事で読んだ。これが、あっぱれ、17歳の少年の言葉である。

気持を切り替えて、そのあと16番でのチップイン・イーグルと言う離れ業が生まれ、二位を突き放して石川選手は優勝した。昨晩、タイガースは、横浜に2点リードされたまま、再三のチャンスも拙攻のくり返してゼロ行進を重ねて9回を迎えた。ファンの多くは、流れから気持ち半分は負けを覚悟していたはずだ。

ところが、選手は違った。ヒーローインタビューに立った関本選手は、挨拶の最後に、「選手は、毎日、必死のパッチでやっています。みなさん、これからも応援よろしくお願いします。」とファンに力強く呼びかけた。この日も甲子園には46,500人が詰めかけた。ファンは大いなる元気をもらったことだろう。

あるスポーツ紙は、負けがこんだタイガースの真弓新監督に「戦犯」と大見出しで叩いた。「戦犯」は極端としても、真弓采配を批判する声は日増しに高まってきている。しかし、試合をするのは選手自身である。関本選手の「選手は必死にやっています」という言葉はファンを勇気づけてくれたことは間違いない。気持の持ちようで良くも悪くもなる。経済もからだも、病気を治すのは自分である。気持ち一つで、負けゲームも勝ちにつなげることができることを、昨日の二つの試合は教えてくれた。

外国為替市場では、米ドルが売られ易い地合いが続いている。もし自国通貨が売られたら日本はひとたまりもない。気持を切り替えて、円高をバネにして、日本経済を勝ちゲームに転換していってほしい。(了)

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