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ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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世界のクスリの40%は日本人が使う?!-学校で教えてくれない経済学

2005-04-13 17:23:59 | 経済学
 雑誌『到知』2005年5月号に真弓小児科医院院長、
真弓貞夫氏の「母親の意識が子どもを育てる」という
話を書いておれます。

 そのなかで、改めて驚いたのは、
「日本の人口は地球上約2%なのに、
世界で使われているクスリの約40%を
日本人は使っている」というくだりです。

 「30年前に2兆5,000億だった日本の
医療費が、現在、31兆円にまで膨れ上がった」と
話は続きます。

 ミルクが母乳に代われるはずがないという。
真弓先生は、そこで恐ろしいような話を紹介
しておられた。

 「牛のおっぱいを滅菌的に取り出して子牛に
注射しても死なないが、人間のおっぱいを滅菌的に
取り出して子牛に静脈注射したら即死しました。
逆に人間の子に牛のおっぱいを静脈注射したら
子どもは死んでしまいます。」とありました。

 「牛の体温は39~43℃です。そのおっぱいが
37℃の人間の体内にはいってきても溶かし切ることは
出来ません。血管に溶け残りがこびりつき、
だんだんほそくなっている。これが戦後増えてきた
脳梗塞や心筋梗塞の大きな原因なのです。」

 今アレルギーの子どもが増えていることについて
以下のように話しておられます。

 「アレルギーの語源は、アロス・エルゴン。アロスとは
奇妙な、エルゴンとは反応を意味します。つまり、
自然界にない、奇妙な病気、それがアレルギーなのです。」

 「本来子どもの体温は37℃が普通ですが、
36℃や35℃の子供が増えています。冷えは万病の元
な のです。」

 「冷暖房が完備された現代、子どもたちは
1年中からだを冷やされ、それが元で1年中体調を
崩しているのです。」

 医者に行く時、行かなくてよいときがあると以下のように
話しておられます。

 「未発達で免疫力がない子どもは、すぐに発熱、下痢、
嘔吐、咳こんだりします。これらの症状はウイルスや異物など
からだによくないものを一所懸命外へ出そうとしている働きで、
何の心配もありません。」

 「それを解熱剤や下痢止めなど化学薬品を無理に使って
止めるのはかえって症状を長引かせます。」

 「育児」とは「子育て」ではなく「子育ち」。

 「親が子を育てるのではなく、子どもは自分で
育っていく能力を親が削がなければいい。」と
むすんでおられました。

 自分の回りをみてもクスリ漬けのひとがいかに
多いか気がつきます。

 クスリを福袋よろしく持ちきれないほど抱えて
病院から出てくるひとをよく見かけます。

 西宮のさる公立病院で網膜剥離の手術を
受けた経験があります。主治医のI先生は
「目薬ほど儲かるクスリはありません。」と
話されたことを、鮮明に記憶しています。

 クスリはいかに気休めに飲んでいるかを正直に
おしえてくれている話です。

 日本では昔からクスリ九層倍と昔から言われます。
国の予算を減らす道は意外に簡単かもしれません。

 世界のクスリの40%を日本一国が使っている?!
にわかに信じられないような話を国会でまじめに取り上げて
くれれば消費税を上げなくても収まるかもしれません。

消費税を上げることよりクスリの使用量を減らすことが
先でしょう。

 1割減らせば3兆円浮きます。
 2割減らせば6兆円浮きます。

  クスリは草冠に楽と書きます。
 楽になるから薬でしょう。
 ク・ス・リほどり・ス・クの高いしろものはありません。

 世の中には薬の副作用でどれだけの多くの人が
苦しんでいることでしょうか。
 
 政治家もふくめて国民の一人一人が
クスリ大好き日本の現実をいますこしまじめに
受けとめて対応して欲しいと思います。(了)

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