ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

腹診・脈診・巨針・・・臨床連載―33

2005-08-16 11:49:45 | 診断即治療と虹彩学
この暑さのせいで、心経の症状を訴えて来院する人が多い。
この方々の脈を診ると、左寸口が浮脈で関上が沈になっている場合があり、
腹診をすると、明らかに心窩(みぞおち)の硬く(心窩痞満)なっているの
が確認できる。


心窩痞満


この脈状は、湯液で診断しますと、「小結胸証」にあたる。

この二つの脈を診ると、浮脈は基本的に表証と診るのですが、脈に力がある
時は表実(実とは盛んな状態で、虚とは弱った状態)で、力がないなら表虚
とみますし、さらに久病なら虚症とみます。

そして、沈脈は裏証で「虚寒証」と診るのですが、脈に力があれば裏実で、
力がなければ裏虚と診ます。

表証と裏証:
病変を区別する言葉で、自然界や環境が人体に与える悪い影響(邪とか六淫
という)が、体表や皮毛の経絡に害を与えた状態で、病気の位置はあごから
上の場合が多い。裏証とは、邪が臓腑に入った状態をいう。


これを鍼灸で治療するには、流派によって治療のしかたが違うようですので、
経絡治療の具体的な方法は述べませんが、脊椎診をすると、肝臓からの 経筋
腱収縮牽引
が観られる。




これは、まず肝虚が生じ、肝経(筋膜)→心包経(心筋)→心経→心窩痞満
という病変が起ると考えられます。

その結果として、肝経に異変が起ると、肝臓は横隔膜と密着していますので、
横隔膜に刺激を与えて肺に影響を及ぼし、その結果として「咳」が出てきた
り、痰が出てきたりします。

そして、心経からの影響で、頭痛が起ったり、顔面が紅色したり、胸悶した
り、食欲不振や頚部痛等々も出てくる場合もあります。


このような症状を訴える人の中には、明らかに右の肋骨が左に比べて低い
場合があり、脊椎診でも胸椎上部が右に寄っているのを確認することができ
ます。




ものさしなどを置くとよくわかる


ですから、短期間でこれらの症状を治めるには、まず肝と心包を補し、その
後に、肝経からくる経筋腱収縮牽引を整えるために、右隔兪から大杼、右隔
兪から大腸兪への巨針を施します。

これは、筋肉腱の実を瀉するためで、脈では虚でも、筋腱に実があれば瀉で
治療するほうが早く治せるのです。




ほとんどが、その場で症状は治まりますが、念のために「だんちゅう」にお
灸を5壮おきます。(8分灸なら10壮)


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