EUROも終わったことなので、落ち着いて、マドリーの話に戻ろうかと思います。
いい話
といっても、EUROの名残から。MARCAにまとめられていた「いい話」記事、ASの記事などから、イケル、ペペ(レイナじゃなくて)のエピソード。
イケル
ファイナルのロスタイム(WOWOW推奨だとアディショナルタイム)、既にスコアは4-0でイタリアは10人。カシージャスはゴールエリアのレフェリーに、「レフェリー、相手を尊重してくれ。イタリアに敬意を払ってくれ。もう4-0なんだ」と声をかけ、試合を終わらせるよう頼んだとのこと。
これ以上、辛い時間を長引かせるなという意味で、大差がついた時にはロスタイムを作らないことがありますね(これは人によって受け取り方が違うこともあるかもしれませんが)。スペインマスコミが報道し、このことが伝わったイタリアでも、カシージャスのこの行動を含め、優勝を仲間と祝う前にイタリア代表の選手たち1人1人と挨拶を交わしていたこと、特にカッサーノや、尊敬するブッフォンを勇気づけていたことなどが取り上げられ、称賛されているそうです。
ペペ
スペイン代表の準決勝、ポルトガル戦終了後、代表選手たちはある選手の訪問を受けて驚いた。ぺぺは許可を得てスペイン代表のロッカールームを訪れ、スペイン代表を祝福、ラ・ロハの勝利を受け入れ、幸運と大会の制覇を祈ったとのこと。彼の願いは、4日後に現実となった。
マドリディスタの成果
今大会のEUROでマドリーの選手たちがこれだけ活躍したんだぞ、とまとめたASの記事から。
8人
大会後にUEFA技術委員会が発表した大会ベストプレイヤー23人に、イケル・カシージャス、セルヒオ・ラモス、シャビ・アロンソ、クリスチアーノ・ロナウド、ペペ、コエントラン、エジル、ケディラの8人が選出された。もちろん最多。個人的には、アルベロアも入るべきと思っております。いろいろな各国エースを止めてたんだよ。
10/11人
準決勝2試合で、マドリー所属選手が先発した数。
7人
各試合でマンオブザマッチに選ばれた延べ人数。最多。クリスチアーノとエジルが2回ずつ、ぺぺとシャビ・アロンソ、セルヒオ・ラモスが1回ずつ。
8ゴール
マドリー所属選手が決めたゴール数は、マンチェスター・シティと並んで最多。クリスチアーノが3ゴール、シャビ・アロンソが2ゴール、ペペ、ケディラ、エジル。
カシージャス
最少失点GK。16回のシュートストップ。記憶に残るのは、クロアチアのラキティッチのシュートや、フランスのカバイェのFKを止めたシーン、ポルトガルのモウチーニョのPKを止めたシーンなど。
マスコミ各方面からは、バロンドールの有力候補との声も上がっている。
セルヒオ・ラモス
プジョルの代わりとしてセントラルのポジションをこなした…どころか、UEFAの選ぶ、決勝トーナメントで最も評価の高い選手になったとのこと。これはカストロールのランキングから来ているようです。詳しくはこちらを参照。引用すると、「カストロールEDGEインデックスは最新のトラッキングテクノロジーを駆使して各選手のプレーを分析し、ランク付けしている。各選手の一つひとつのパス、セーブ、シュート、タックルをカウントしてポイント換算」だそう。
他にも、ポルトガル戦のPK戦で決めたパネンカで記憶に残ることに。またファイナルでも再び力を見せ、ボール奪取11回、ボールを失ったのはわずか3回。
シャビ・アロンソ
代表の中盤の柱の1人として活躍。対フランス戦は、彼自身の代表におけるベストゲームだろう。2ゴールを決めて勝利に貢献し、MOMに選出された。大会第2位のパス成功数、518本(1位はもちろんチャビの571)。
クリスチアーノ・ロナウド
ポルトガル代表のキャプテンとして準決勝まで到達、良いEUROを戦った。3ゴールを挙げ、シュートは37本、ポストに4回当てた。ベストゲームは、グループリーグのオランダ戦だろう。
ペペ
ポルトガルのディフェンス陣の中心的存在。彼自身にとってはパーフェクトな大会だった。犯したファウルはわずかに2回(え?)。受けた数は12回。トータルのボール奪取は48回。グループリーグのデンマーク戦では1ゴールを挙げ、MOMに選出された。
コエントラン
ポルトガル代表にとって最高のサイドバックとなった。デンマーク戦でヴァレラに送ったパスは決定的なもの。昨シーズン失った自信を取り戻した。
エジル
初戦は彼のリサイタルだった。43本のパスを成功させた。大会通じて3アシスト。疲労のためか、大会が進むにつれてパフォーマンスが落ちて行った。イタリアとの準決勝では、チームを引っ張ろうと努力。後半ロスタイムに、今大会自身唯一のゴールとなるペナルティを決めた。
ケディラ
大会中12本のシュートを放ち、box to boxの典型的な選手であることを示した(中盤で何でもこなす、ってことか?)。大会を通じてファウルはない。マドリーでやる時よりも、ずっとはるかに攻撃的。ドイツのベストプレイヤーの1人だろう。ギリシャ戦で1アシスト、1ゴール。
集合日
マドリーの選手たちの集合日は、基本は7月15日。EUROに参加していた選手たちは、それぞれいつまで代表に拘束されていたかによって、マドリーへの合流日が違うようです。
スペイン代表5人:7月30日
ドイツ代表2人:7月28日
ポルトガル代表3人:7月27日
フランス代表1人:7月26日
さみだれ式。
いい話
といっても、EUROの名残から。MARCAにまとめられていた「いい話」記事、ASの記事などから、イケル、ペペ(レイナじゃなくて)のエピソード。
イケル
ファイナルのロスタイム(WOWOW推奨だとアディショナルタイム)、既にスコアは4-0でイタリアは10人。カシージャスはゴールエリアのレフェリーに、「レフェリー、相手を尊重してくれ。イタリアに敬意を払ってくれ。もう4-0なんだ」と声をかけ、試合を終わらせるよう頼んだとのこと。
これ以上、辛い時間を長引かせるなという意味で、大差がついた時にはロスタイムを作らないことがありますね(これは人によって受け取り方が違うこともあるかもしれませんが)。スペインマスコミが報道し、このことが伝わったイタリアでも、カシージャスのこの行動を含め、優勝を仲間と祝う前にイタリア代表の選手たち1人1人と挨拶を交わしていたこと、特にカッサーノや、尊敬するブッフォンを勇気づけていたことなどが取り上げられ、称賛されているそうです。
ペペ
スペイン代表の準決勝、ポルトガル戦終了後、代表選手たちはある選手の訪問を受けて驚いた。ぺぺは許可を得てスペイン代表のロッカールームを訪れ、スペイン代表を祝福、ラ・ロハの勝利を受け入れ、幸運と大会の制覇を祈ったとのこと。彼の願いは、4日後に現実となった。
マドリディスタの成果
今大会のEUROでマドリーの選手たちがこれだけ活躍したんだぞ、とまとめたASの記事から。
8人
大会後にUEFA技術委員会が発表した大会ベストプレイヤー23人に、イケル・カシージャス、セルヒオ・ラモス、シャビ・アロンソ、クリスチアーノ・ロナウド、ペペ、コエントラン、エジル、ケディラの8人が選出された。もちろん最多。個人的には、アルベロアも入るべきと思っております。いろいろな各国エースを止めてたんだよ。
10/11人
準決勝2試合で、マドリー所属選手が先発した数。
7人
各試合でマンオブザマッチに選ばれた延べ人数。最多。クリスチアーノとエジルが2回ずつ、ぺぺとシャビ・アロンソ、セルヒオ・ラモスが1回ずつ。
8ゴール
マドリー所属選手が決めたゴール数は、マンチェスター・シティと並んで最多。クリスチアーノが3ゴール、シャビ・アロンソが2ゴール、ペペ、ケディラ、エジル。
カシージャス
最少失点GK。16回のシュートストップ。記憶に残るのは、クロアチアのラキティッチのシュートや、フランスのカバイェのFKを止めたシーン、ポルトガルのモウチーニョのPKを止めたシーンなど。
マスコミ各方面からは、バロンドールの有力候補との声も上がっている。
セルヒオ・ラモス
プジョルの代わりとしてセントラルのポジションをこなした…どころか、UEFAの選ぶ、決勝トーナメントで最も評価の高い選手になったとのこと。これはカストロールのランキングから来ているようです。詳しくはこちらを参照。引用すると、「カストロールEDGEインデックスは最新のトラッキングテクノロジーを駆使して各選手のプレーを分析し、ランク付けしている。各選手の一つひとつのパス、セーブ、シュート、タックルをカウントしてポイント換算」だそう。
他にも、ポルトガル戦のPK戦で決めたパネンカで記憶に残ることに。またファイナルでも再び力を見せ、ボール奪取11回、ボールを失ったのはわずか3回。
シャビ・アロンソ
代表の中盤の柱の1人として活躍。対フランス戦は、彼自身の代表におけるベストゲームだろう。2ゴールを決めて勝利に貢献し、MOMに選出された。大会第2位のパス成功数、518本(1位はもちろんチャビの571)。
クリスチアーノ・ロナウド
ポルトガル代表のキャプテンとして準決勝まで到達、良いEUROを戦った。3ゴールを挙げ、シュートは37本、ポストに4回当てた。ベストゲームは、グループリーグのオランダ戦だろう。
ペペ
ポルトガルのディフェンス陣の中心的存在。彼自身にとってはパーフェクトな大会だった。犯したファウルはわずかに2回(え?)。受けた数は12回。トータルのボール奪取は48回。グループリーグのデンマーク戦では1ゴールを挙げ、MOMに選出された。
コエントラン
ポルトガル代表にとって最高のサイドバックとなった。デンマーク戦でヴァレラに送ったパスは決定的なもの。昨シーズン失った自信を取り戻した。
エジル
初戦は彼のリサイタルだった。43本のパスを成功させた。大会通じて3アシスト。疲労のためか、大会が進むにつれてパフォーマンスが落ちて行った。イタリアとの準決勝では、チームを引っ張ろうと努力。後半ロスタイムに、今大会自身唯一のゴールとなるペナルティを決めた。
ケディラ
大会中12本のシュートを放ち、box to boxの典型的な選手であることを示した(中盤で何でもこなす、ってことか?)。大会を通じてファウルはない。マドリーでやる時よりも、ずっとはるかに攻撃的。ドイツのベストプレイヤーの1人だろう。ギリシャ戦で1アシスト、1ゴール。
集合日
マドリーの選手たちの集合日は、基本は7月15日。EUROに参加していた選手たちは、それぞれいつまで代表に拘束されていたかによって、マドリーへの合流日が違うようです。
スペイン代表5人:7月30日
ドイツ代表2人:7月28日
ポルトガル代表3人:7月27日
フランス代表1人:7月26日
さみだれ式。
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