けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

敵は内にあり

2007-04-19 20:53:06 | football
しかもそれは体内に…。ビジャ、胃腸炎で本日のトレーニングをお休み。ま、土曜日の試合までには治るだろうとは思いますが。

それを抜きにしても相変わらずバレンシアの医療リストの長いこと。長期治療中の選手に加え、気になるのはアングロ、アルベルダの状態。右脚内転筋を痛めているアングロは、今日も物理療法とプールでリハビリ、ピッチでのトレーニング。土曜日の試合は少し厳しいかもしれません。
アルベルダは、物理療法はまだ受けていますが、今日から全体練習に合流。通常通りのトレーニングがこなせたようです。カピタンの回復が間に合わなければドブレピボーテはアルビオル&ウーゴ・ヴィアナになっていた可能性が高い様子。ぎりぎりまでわからないとは思いますが、アルベルダが土曜日に間に合うか間に合わないかが、バレンシアのできを大きく左右しそうな気がします。なにしろ1人で3人、ですから。


そしてマドリー。なんと本日、今シーズン初めてかもしれない医療リストなしになりました。今週前半は、ベッカム、ロベルト・カルロス、イグアイン、エメルソン、ラウル・ブラボ、ディエゴ・ロペスなどは別グループでトレーニングをしていたり、ファン・ニステルローイやラウルも一時別メだったりしたのですが、遂にトップチーム26人が揃ったようです。良いタイミング。
審判問題や来シーズンの補強問題等で(相変わらず)周囲がごたついているマドリーですが、グダグダなりにこの順位にいるせいか、トレーニングの雰囲気は連日かなり良い感じです。といってもたいていロビーニョやカッサーノ、レジェスがおどけて、他の選手に突っ込まれているとかそんな感じですが…。


追加
マドリー戦が近いためか、またもやモリエンテスにインタビュー当番が回ってきました。(にほんごMARCAへのリンク

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レフェリー問題
この試合がいつもどおりの落ち着いたものになるよう願っている。知ってのとおり、今週はスポーツ以外の話題で持ちきりだった。レフェリーについてだよ。論理的なのは、チャンピオンズリーグの出場権に大きな望みをかけている2つのビッグクラブが戦うこの試合について話すことだろう。どちらのチームにとっても特別な試合だ。勝ち点3が、チームのモチベーションを高め相手を置き去りにする、とても重要なものになると考えている。

僕たちが(審判問題の)ツケを払うようなことにならないよう願っているよ。僕はマドリーで長い間プレイしていたけれど、そういった問題には直面したことがなかったのは確かだ。あれこれレフェリーについて話されたことが気になっているけれど、試合が近づけばそんなことは過ぎたことになる。すべてもう話し尽くされたことだよ。難しいスタジアムに行くんだということを僕は理解している。レフェリーのことをあれこれはなす必要はない。今はそれが話題になるほど重要なものだとは感じられないから。試合が終わったときには、レフェリーの話題が減っているよう願っているよ。

今シーズンのバレンシアの目標
勝利することがバレンシアにとって重要なことだろう。勝ち点を加えることがすべてだし、首位にもっと近づくことを僕たち皆が望んでいるからね。僕たちの目標はチャンピオンズ出場圏内に入ること、そして最後の数試合でできれば何か重要なこと、リーガのタイトルを取れるよう望んでいる。

ベルナベウでゴールできたら
スペシャルなことだろうね。ベルナベウはとても好きなスタジアムだ。別の白いユニフォームを着てたくさんのゴールを決めた場所だから。今回はもちろんバレンシアのユニフォームを着て同じことをしたいね。試合は厳しいものになるだろう。マドリーは偉大なチームだし、僕たちは直接のライバルだ。勝利がどちらかを上位争いの外に押し出すことになる。

肩と足
今週中は肩よりも足のほうがはるかに気になっていた。肩に関しては痛みはないよ。もちろん思いがけないプレイの結果、ぶり返すリスクは理解しているけれど。でも今週中トレーニングしている間は、問題なく心配事もなかった。足に関してはまだ違和感がある。でも試合が始まれば集中してしまうから気にならなくなるよ。

セビージャに勝った事で
チャンピオンズでのとても残念な敗退の後での勝利で、僕たちはモチベーションと望みを手にした。僕たちは彼らの長所を出させなかったし、最後の段階により良い状態で立ち向かうための何か特別なものを手にできた。

レアル・マドリーについて
たぶんベルナベウで多くのポイントを落としていること、ボールポゼッションがあがらないことで非難されてしまっているんだろう。こういうことはマドリーにとって普通のことではないからね。これが僕たちに有利に働くと思う。試合の主導権を握って僕たちが最初からボールを持てれば良いだろう。ファンたちのプレッシャーが彼らにかかるだろうからね。リーガを取ること、上位4チームの中でのこと、この試合だけのこと、それを考えたらマドリーはまさにライバルだ。僕たちは彼らのカーサで彼らのファンと共にあるチームを相手に戦うことになる。最悪なことは、前節彼らがラシンに敗れていることだ。彼らはその敗戦をマドリーvsバレンシアの試合で拭い去ってやろうとウズウズしているだろうから。チャンピオンズの試合と同じようなつもりでくるだろう。

マドリーの恐怖
ベルナベウのファンは常にあれこれ要求してくるし、常に高いレベルを求められる。ファンが求めるサッカーができないと、非難が選手に向かう。選手たちにはプレッシャーがかかっているんだ。でもそれがプロフェッショナルなんだよ。

バレンシアはリーガタイトルを獲れる
不可能なことは何もない。僕たちが戦うつもりがないなんて僕は言ったことはなかった。でもリーガを獲得するには、地に足を付けて一歩一歩進むことが必要だ。セビージャに勝った事で前に進む道が開けた。いま僕たちはベルナベウで3ポイントを取ること、その後ではっきりそういう話をするよ。

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おまけ&ブックマークを兼ねて
MARCAから、メッシゴールへのリンク。実況おじさんの「ゴラッソ・デ・メッシ!!!」の言い方が、そのゴラッソっぷりを表していると思います。すげー。


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