けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

Parte Medico: カルバハル

2017-10-01 06:58:04 | football
本日ダニ・カルバハルに対し複数検査が行われ、心膜にウィルス感染があると診断されました。今後の回復状態を見ながら対策を講じることになります。


土曜のトレーニングでも通常通りだったのに、突然のこの発表。心膜にウィルス感染って…。
インターネットの医療関連のサイトを見ると、風邪のようなウィルス感染が心臓を包む膜である心膜に起こること、1,2週間から数ヶ月の治療で予後は良好だが、慢性心膜炎に移行することもあり得る、等。ASの記事では、専門家のコメントとして「異様な病気で危険なように響くかもしれないが、心配することはない。ウィルスによる心臓の壁の炎症で、一定の治療法で治るものであり、炎症が収まるまで安静にすることだ。通常は休養と、消炎鎮痛剤を用いる。治療が適切でなければ、心膜液が滲出し、より深刻な症状である心タンポナーデに移行することもある。したがって、トレーニングは勧められない。」とのこと。そして、完治には忍耐と時間が必要であり、したがって数週間の離脱だろうとありました。
予後は良好と言っても、離脱期間が数週間単位。しかも一般人と心臓に負担がかかるプロスポーツ選手では完治の意味合いが違うんじゃないかと思いますし…。シーズン終了後にはワールドカップが控えている大切なシーズンで、今季ここまでフルに頑張っていたのに、選手としてはあまり例がない病気での離脱というのは、衝撃が大きいです。ただ、心臓という部位だけに、1人の人間としてもプロのフットボール選手としても、とにかく確実に完治させないといけない。