センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

ケシの花が猛威を振るっている!

2007-05-28 08:43:32 | 感覚
ケシの花はご存じのように麻薬の素に成り、自宅や鉢植えなどの栽培や所持が法律で禁止されているケシがあります。
ケシの花は医療関係の薬品には欠かせない植物である。
モルフェネに代表されるように薬物として活用される反面、麻薬に利用されることも多いのである。
禁止されているケシの花の代表に「アツミゲシ」という、白い花が有る。
この花が全国的に野生化し、猛威を振るっているのである。
昨年は3千本あまりが処分されたのに、今年5月ですでに5万本の処分に及んでいる。
一般の方々が見つけたとしても処分しては犯罪となるのである。
もし、見つけたら、警察や役所に連絡をし、処分して貰うことである。
京都や東京都内でも多く見つかっているのです。
身近にケシの花が咲いているのである。
もし、知らずに綺麗だからと言って、子供達や一般の方々が自宅に持ち帰り、鉢に植え替えたら大変なのである。
これらの行為は犯罪行為であり、罪も重いものである。
栽培が出来るのは「ヒナゲシの花」である。
これら禁止植物と類似植物があるので知識として知っておく必要が有る。
詳しくは身近な野生植物ホームページをご参照下さい。
http://www2.odn.ne.jp/~had26900/
これら以外にも、毒草と山菜を間違えて販売したり、山菜と勘違いして食して死亡するケースも多発している。
「無知識」が犯罪や食あたり時には、命を落とすことにもなるのである。だから、知らない花や見知らぬ植物は自宅に持ち帰らない、口にしない事である。
では、何故、ケシの花が全国的に野生化し、広まっているのかというと、昨年の暖冬が関係しているようなのである。
以前、私のブログでも紹介したが、南米産の蟻や蚊が隣の国台湾に上陸し、死者まで出ているのである。
地球の温暖化が招いた、生態系の異変でもある。
外来種の生き物や植物が猛威を振るい、日本にも一部上陸し、野生化して生育場所を広げているのである。
今年はすでに5万本と言われているが、これはほんの一部であると言われているのだ。
全国、特に京都や以南で広がっているのである。
道ばたや近くの公園、時には学校の周辺にも咲いていると言われているのである。
私の地元の千葉では、恒に私が外来種の生き物や植物は観察し、異常が見つかればすぐに関係者に報告するようにしている。
皆様も、身近な花々、植物、生物など変わった種類があるなと感じたら区役所やケシの花は警察に報告して下さい。
もし、子供の手に触れ、口に入れたら麻薬独特の脳の麻痺などに繋がることにも成りかねないのである。
写真に似た花を見つけた人は、触れずに警察や関係者に電話をして駆除をして貰うことである。
勿論、自宅に持ち帰ったり、鉢に植え替えたら犯罪に成るので注意して欲しいのです。
また、見つけたとしても自分で駆除しないことである。
日本の法律では触っただけでも罰せられる可能性はあるのです。
私達の身近に潜んでいる脅威が迫っているのである。
以前紹介した殺人蟻も、もしかしたら今年の夏に日本に上陸してもおかしくないのである。
今年の夏は猛暑になる気配がすでにある。ここ数日だけでも各地で5月になのに30度を超え、夏日と成っている。
ケシの花も全国的に野生化し、広がったのも、冬場の暖冬が原因と考えられている。
これら南米産の動植物が日本でも繁殖する可能性が高く、現に蟻では神奈川県で確認されている「アルゼンチン産の蟻」アルゼンチンアリが昨年初めて確認されて居る。
今年は東京都内や千葉県、埼玉県で確認されるかも知れないのである。
日本古来の固有種が外来種によって絶滅の道をたどることに成るのである。
私達の生活にあまり関係のないことと考えがちだが、実は、自然環境破壊によって、生物生態系の破壊、自然環境破壊が進み、私達の生活までも脅かされる可能性も有るのです。
現に、隣の国台湾では昨年の夏、今年の夏も伝染病や殺人蟻の驚異によって、市民の命が脅かされているのだ。
この問題は、隣の台湾だけの問題ではない。近いうちに日本国内で起こる可能性が有るのです。
今後とも、私共はこれら猛威や驚異を紹介し、警鐘を鳴らしながら政府関係での対策を強く望むものです。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦

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