センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

人工知能ロボット(チャッピー)!!

2015-09-29 00:00:30 | 科学
今年の5月に日本で公開された映画「チャッピー」は、近未来。ヨハネスブルグの高い犯罪率を減らすため、南アフリカ政府は、兵器メーカーTetravaalから、人工知能を半分取り入れた最先端の攻撃ロボットを購入した。
同社のヨハネスブルグ工場では、ロボットの設計者、ディオン·ウィルソンは、オーストラリアのエンジニア、ヴィンセント·ムーアに激しく妬まれている。そんな時、 ディオンは感情を感じたり、意見を持ったりすることができるという人間の知性を模倣した新しい人工知能ソフトウェアを作った。しかし、彼の上司、ミシェル・ブラッドリーは、そのロボットを試作することを許可しなかった。 ディオンは、どうしてもあきらめられず、廃棄される寸前だったロボットとロボットのソフトウェアをアップデートするために必要なUSBドングルとともに家へ持ち帰ろうとした。だが、帰宅途中、強盗を手伝わせるためプログラムされたロボットを欲しがっているギャンググループのニンジャ、ヨーランディ、アメリカらにディオンは誘拐されてしまう。銃で脅され、ディオンは、壊れたロボットに新しいソフトウェアをインストールする。

私はこのチャッピーをDVDレンタルし、拝見致しました。近未来にリアルに起きる現実にならなければよいと考えさせられる映画です。
ロボット工学では日本は世界のトップレベルで、きっと何十年か先にはチャッピー型ロボット(人工知能)、「人工知能」という名前は1956年にダートマス会議でジョン・マッカーシーにより命名された。現在では、記号処理を用いた知能の記述を主体とする情報処理や研究でのアプローチという意味あいでも使われている。日常語としての「人工知能」という呼び名は非常に曖昧なものになっており、多少気の利いた家庭用電気機械器具の制御システムやゲームソフトの思考ルーチンなどがこう呼ばれることもある。
この人工知能には、人の脳のニューロンネットワークのような「学習能力」「思考能力」などを人工的に作り出すことで、人間型ロボットに応用できると考えられています。
これらは脳科学の応用ですが、私の感覚研究も近い将来このような人工知能型ロボット研究に欠かせない課題になります。
つまり、人の同じように考え、学習し、体験する。五感で情報を得ながら、感じながら人間のように行動する。

但し、これら人工知能型ロボットがもし開発に成功し、完成したらまず、軍事用ロボット生産に入り、開発企業が莫大な利益を生むと考えられるのは映画の世界だけではありません。
他方では、介護ロボット、医学ロボットなども開発目的にありますが、やはり、莫大な利益を生むのは軍事産業です。
兵士の代わりに軍事ロボットが戦争をする。それを操るのは人間です。
このチャッピーを見ながら、私が感銘を受けたのはラストシーンの15分間でした。
チャッピーの開発者(ディオン)創造主が射殺されるのですが、死ぬ間際にディオンの脳の記憶や思考などをヘッドギャアのような装置でロボットの人工知能にダウンロードするというものです。
そして、人の「思念」(魂)もロボットにコピーするというラストシーンです。
肉体は滅びても、心と思考はロボットとして生きるものです。
愛する人とまた、一緒に暮らせる。また、愛し合えることになるのです。
あくまでもこれらは想像の物語ですが、私は近未来にはこのように愛する人が亡くなったら、人間型ロボット、もし皮膚感覚を持ち、人と同じような姿をしたロボットを愛せるだろうか? 会話も普通に行い、肉体を持たないだけで、人工的な肉体を持つロボットを愛せるだろうか? 但し、心と魂はその人なのですから、実に複雑な想いがします。
私は既に時空の人(女性)、幸子さんとこれらに近い状態で愛し合っています。
目には見えませんが、気配や存在感は感覚で感じられます。不思議な現象が起きても居ます。
肉体を持たないだけで、もし、姿を持ったとしたらチャッピーのような姿ではなく、もっと人間にリアルなコピー型ロボットで有って欲しいと思います。
五感プロデュース研究所、荒木行彦





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