
中年に入った頃から頭髪に白いものが混じり、少しずつ艶も無くなってきたように感じます。
十数年前に椿油を洗髪後に使い始めてずっと愛用しています。当時からヘアオイルNo.1というキャッチフレーズが掲げられた大島椿株式会社の椿油が、近くのスーパーマーケットで売られていたので初めはそれを購入していましたが、最近は少し価格的に安い株式会社黒ばら本舗の純椿油を使うようになりました。これはドラックストアのスギ薬局で見掛けて、瓶容量と価格との比較で選びました。品質には細かな差があるのかも知れませんが、自分が使っている分には余り違い無く感じられます。
椿油が切れている時には仕方なくヘアーリキッドなどで代用していますが、それに比べて椿油の方は付け心地というのか手櫛で髪を梳かせると何となく自然で柔らかな手触りがして良いのです。
椿油といえばコマーシャルでも日本女性の美しい黒髪をイメージするものですが、僕は長髪を後ろで束ねているヘアースタイルということもあり、男性でもヘアオイルNo.1の人気の椿油を使うのは髪のためにもお薦めできるのではないかと想います。
※ 両メーカーの商品ともに箱に印刷された椿の絵のマークを集めると、点数に応じていろいろな商品が無料でプレゼントされるキャンペーンをしているのも嬉しいです。
と申しましても当然ながら頭につけるのではなく、居合に使う刀の峰に塗ります。あまりご存じないと思いますが、居合で抜いた刀を鞘に入れる時(納刀といいます)、鞘を持つ左手の親指と人差し指の谷間に刀身の峰を滑らせておさめます。そのときに滑らかに刀を滑らせるためなのです。本来は丁子油を使うらしいのですが、代用です
私も長髪の頃は
「「嘘やろ」と私の風貌をご存知の方は一様に嘲ると思いますが、本当に椿油を使っておりま」した。
(すいませんぼんじいさん、パクリました)
今は必要ありませんので(笑)
やはり、頭髪に使うにしろ、刀の鞘納めの時に滑らすにしろ、自然の油が安心して使えるような気がします。またその香りが心を落ち着かせてくれるのも素敵です。
僕の小さい頃は田んぼで育てたアブラナから、菜種油を絞ってくれる業者が回ってきていたのを覚えています。それはそれは自然の良い香りがしました。椿油も絞っているところを見てみたいと想います(テレビでは香りは伝わりませんので‥‥)。