千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

ビデオテープをDVDに

2013-01-31 00:00:58 | Weblog

 パソコンソフトや周辺機器販売のイーフロンティアからCMメールが届き、「ビデオテープ to DVD」というビデオテープに撮り溜めた過去の映像データをデジタル化してDVDに書き込むための簡単ソフトが紹介されていました。
 自分でビデオカメラを手に子供の成長記録などを撮影したり、昔に録画したテレビの特集番組や買ったお気に入り映画のビデオなどを時々見た時に、ふとビデオ・デッキがもし壊れたらどうしようかと想います。修理といっても機器が古くメーカーで部品の保存期間も過ぎてしまっていそうです。
 テレビや映画の映像はDVDやブルーレイのソフト、また最近ではオンデマンドやインターネット・テレビなど、新たなサービスを通して見られることもあるでしょうけれど、大事な家族の記録のようなプライベートなものは少しずつでも自分で変換しておくことが大切です。
 3段階の簡単操作が歌われているこのようなソフト&機器を使ってみるのもお薦めではないでしょうか。

桜の蕾が膨らむ

2013-01-30 00:00:33 | 千里山花物語り

 千里山・佐井寺(ちさと)図書館の東西両館を結ぶ2F通路から千里第二幼稚園が見下ろせますが、ちょうど目の高さに大きな桜木の枝が広がります。
 冬なので葉はすべて枯れ落ちている寂しい姿でも、よく見れば未だ少し固そうですが多くの蕾が膨らみかけているのが分かります。蕾の先にほんの僅かにピンクの色も感じられる“気がしました”。
 今週は先週とは違い高気圧に覆われ比較的暖かいとの予報でした。しかし3月を想わせると言われた程ではないように想います。明日くらいから寒さが緩んで来るのでしょうか。
 またニュースでは2月の天気予報として、前半は暖かく後半は寒くなると言われていました。その流れで3月の春の到来も例年より少し遅れ気味になるとのことです。
 桜の開花を待つのが僕のこの時期の楽しみでもありますので、時々寒くなったりとその期間が長くなるのも実は悪い気持ちではありません。

電子書籍の新機能

2013-01-29 00:00:58 | Weblog

 阪急沿線の情報誌『TOKK』2月1日号の「ちょい駅散歩」というイラスト・ガイドマップで、茨木市駅界隈が紹介されています。
 茨木市といえば文豪川端康成が幼くして両親を亡くし祖父母に引き取られて、3才から旧制中学(現・茨木高校)卒業の15才まで過ごした街として知られていますが、その川端康成記念文学館もあるということで一度行ってみたいと想いました。僕も若い時分にその文学世界に嵌り文庫本をたくさん読みふけった記憶があります。青春時代特有の孤独感がそうさせたのか、儚げでかつ深い闇の部分を持つ美しい女性像に惹かれました。
 また、その文学繋がりではないのですが、書店チェーンのブックファースト一押しの本を紹介するページもあり、その中で最近話題の電子書籍に対し紙の本の良いところとして、心に響いたところに付箋を立てたりマーカーで線を引き、また自分で書き込みをしたりすることで自分史にもできる、ということが書かれていて成る程と想いました。
 ということは、僕は未だ電子書籍リーダー端末は使っていないのですが、そういう機能を新たに付けていけば電子書籍の激しいシェア競争に有利になるのではないでしょうか。そんなことも端末側では考えられていないのでしょうか、信じられませんが‥‥。
 
・「ちょい駅散歩」バックナンバーには最寄りの千里山駅関大前駅もありました。

春の味、菜の花

2013-01-28 00:00:43 | 千里山花物語り

 僕がよく立ち寄る大丸ピーコック千里山店でも、総菜コーナーに近づく春を感じられる菜の花のお浸しが出始めていますが、日曜日の朝のNHKニュースで女性キャスターが、日本一の食用菜の花の産地千葉県南房総を取材に訪れていました。
 食用菜の花は蕾が開いてしまっては苦みが出て商品にはならないので、菜の花畑といっても黄色ではなく緑一色の普通の野菜畑といった風景です。栽培農家の手作り料理が紹介されていましたが、やはり千葉県ということでピーナッツ和えもあり故郷の味らしくとても美味しそうでした。
 観光菜の花畑も始められていて手摘みしたての菜の花と、一足早い春の味そして多様な花々の咲く南房総を楽しみに来られているようです。イチゴや梨など果実の観光園はよく聞きますが、特産野菜の観光園は珍しいと想います。

昭和歌謡ベストテン

2013-01-27 00:00:58 | 作詞・作曲

 ちさと図書館2Fの音楽コーナー棚に『昭和歌謡 勝手にベストテン』というユニークな本がありました。
 仮面ライダー俳優の半田健人さんが昭和の歌謡曲に詳しくて、関西テレビの「よ~いドン! 」の週替わりコーナーで、テーマを決めて年代別ランキングを発表・解説するのも結構面白くてつい見てしまうのですが、この本の著者は芸能雑誌の記者か編集者だったのか、業界の知識が豊富でまた軽妙な文章で楽しめます。
 その内容ですが、当初はジャニーズVS非ジャニーズの戦いが繰り広げられていたということや、女性歌手への提供曲で松任谷由実VS中島みゆきの代理戦争が見られたこと、フォークと歌謡曲を繋げた吉田拓郎のランキング、また卒業ソングや酒・煙草が出てくる歌など、ユニークな切り口で有名曲とマニアックな曲を取り混ぜて紹介しています。
 当時を想い出す懐かしさもありますが、軽妙な読み物としてもとても良く練られたものとなっていてお薦めです。他にも昭和芸能界に関する本を色々書かれているようです。

 昭和歌謡 勝手にベストテン
 宝泉薫
 彩流社

 普及版 これが一発屋だ!
 宝泉薫
 彩流社

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 音 -Standing Day-
 コバタイサオ : 歌詞
 LIP-FLY

☆ デフレ・スパイラルと長年それを放置してきた日本銀行(BJ : Bank of Japan 公式にはBOJですが)をテーマに制作しました。インフレファイターと言われる日銀ですが、ある時にはデフレンジャー(Deflation+Ranger)という自覚も持って、広く国民のために機能して貰いたいと想います。右サイドナビのプロモーション(YouTube)でも、ぜひ一度ご試聴下さい!

 デフレンジャーBJ
 コバタイサオ : 歌詞
 LIP-FLY

地滑りの兆し?

2013-01-26 00:00:58 | 千里山INFO

 千里山の地形は小高い丘になっているので、大雨の時には地滑りなども心配があるのではないかと想います。
 道路の舗装がなされていなかった昔には、大雨で土砂が流されて道の真ん中が抉れることも有ったそうです。最近は流石にそのようなことは無くなったと想っていたのですが‥‥。
 以前から気になっていたのですが、千里山駅のホームの上に自転車が一列に停められている場所の、道路の舗装にひび割れが見られます。雨水が染み込むことにより地滑りの恐れがあるのではないでしょうか。何となく少しずつひび割れが大きくなっているように感じているのは僕だけでしょうか。
 現在はカーブに当っているので、車の対向幅の確保のためにコーンを置いて自転車駐禁ゾーンとなっていますが、地滑りの怖れがあるためでも有るのかなと憶測しています。急に崩れて阪急電車が不通になってしまわない内に早めの対策が必要かも知れません。

マフラーの結び方

2013-01-25 00:00:57 | Weblog

 NHKニュース「おはよう日本」で早朝暗い内からお天気キャスターで頑張っている、渡辺蘭さんのことは以前ブログで書いたことがあります。
 今日はその首元に巻かれたマフラーの結び方についてです。写真のマフラーなど何本か愛用されているようですが、同じような結び方をされているのを見まして、それがどうなっているのかとイメージの中でクルクルと試みても中々分かり辛かったのです。
 これまでは僕は長いマフラーを2つ折りにして、端の2本を輪っかに通すという簡単なやり方しか出来ませんでした。そこで彼女がしているこの結び方を憶えてみようと想い立った分けです。
 結局は今日になってようやく結ぶことが出来ました。頭の中でシミュレーションするより実際にやってみると意外と簡単でした。大袈裟かも知れませんが、やはり頭の中だけでなく実際に手を動かして試行錯誤するのは素晴らしいことだと再認識しました。
 他のマフラーの結び方にも興味を持ちインターネット検索するとたくさんあって面白いです。そう言えばネクタイの結び方風呂敷の包み方など色々と知りたくなってきます。

『デフレンジャー BJ』をAmazon MP3で配信中!

2013-01-24 00:00:55 | 作詞・作曲

 先日のニュース報道では、デフレ脱却のために日本銀行が政府の財政政策と連携し、物価目標(インフレターゲット)を2%として目差していく旨の宣言がありました。
 日銀はこれまで「中央銀行の独立性」を拡大解釈(目標と手段の独立があるが、本来は手段の独立性に限るべきと言われています)した上で、世界で普通に行われているインフレターゲット導入も頑に拒否してきました。選挙という民主的な信託を受けた時の政府の要望もかまわず、伝統的なインフレファイターとしてのスタンスしか採らないようでした。
 それが20年もデフレが続いた今日に至り、首尾よくデフレンジャー(造語 : Deflation+Ranger)に変身できるのでしょうか。それにしても、4月には白川総裁の任期が切れるというものの、同じ執行部が反省も無く当たり前のように方向転換していくのは釈然としませんが‥‥。
 以前から及ばずながらソングライティングの立場で何かメッセージを届けたいと想い、デフレと日銀をテーマに一昨年に作った『デフレンジャー BJ』(歌詞)ですが、これまでも機会があれば周囲の人達やブログまた音楽SNSのMyspaceを通じ広く聴いて頂きました。そして最近には音楽配信サービス「viBirth」を活用し広く届けられるようになりました。
 今回またメジャーなインターネット通販「Amazon MP3」でも配信登録が完了しましたので、より一般的に聴いて頂きやすくなりました。大層なテーマの歌ですがアニソン風の楽しいイメージの楽曲に仕上がっていると想います。右サイドナビのプロモーション(YouTube)でも、ぜひ一度ご試聴下さい!

 デフレンジャーBJ
 コバタイサオ : 歌詞
 LIP-FLY

のり弁当に期間限定サービス

2013-01-23 00:00:35 | Weblog

 近くの「ほっかほっか亭」で一番お得なのり弁当を偶に食べますが、店内のポスターによりますと今週の木曜日(24日~2月2日)から唐揚げがサービスに付いてくるキャンペーンが始まります。
 最近は値段(390円)は据え置いても微妙にコスト・パフォーマンスが下がった感のある天丼に替わり、のり弁当(290円)を買うことが多くなりました。天丼と違って野菜が少ないのが不満なところですが、鰹節が海苔の下に敷いてあるのが飯に滲みて懐かしい味です。
 のり弁当は昔デザイン専門学校に通っていた時の昼食でよく利用したものでした。もちろん安さが一番の選択肢だったのですが、やはり日本人にとって海苔で巻いたおかかのお握りと同じものは基本なのでしょうか。
 ところで、この唐揚げ付きキャンペーンを機会に、竹輪の替わりに唐揚げが入るのり弁当バージョンもメニューにして貰えないかなと想います。竹輪のような練り物は添加物の塊などと聞いたことがあり、唐揚げなら心配も少なくなるのではないでしょうか。そうなればきっともっと人気商品になる筈です。

モバイル・キューブのアコースティック版

2013-01-22 00:00:30 | 作詞・作曲

 以前ご紹介したROLANDのポータブルなギターアンプ「モバイル・キューブ」の、アコースティック・タイプの新製品「MOBILE AC」を梅田ナカイ楽器店で見ました。
 新しいアコースティック・ギター用も人気が出そうですが、持っているエレキギター用のモバイル・キューブを使っては、真夜中に灯りを落として独り弾き語り的な遊びの中で、とても気に入ったメロディーラインの曲が2つ生まれました。1曲は歌詞が付いて『季宙(ときそら)ブラウズ』となりましたが、もう1曲の方はタイトルだけが出来ているだけで未だテーマや歌詞が完成していません。なかなか良い響きがしてお洒落な気分に浸れリラックスできるのが、作曲する心的環境になりやすいのかも知れません。
 そういえば夜の就寝前の時間や朝の起きて直ぐの時間などは、無意識と意識の境界線上のような状態になっていて、作曲に限らずクリエイティブな心的リラックス・タイムだと言われています。中間子論で日本人初のノーベル賞に輝いた湯川秀樹博士も、アイデアを書き付けられるように枕元にはいつも筆記セットを用意されていたと聞きました。
 日常生活の中ではその就寝前後の時間が貴重なものですが、意図的にそのようなリラックス・タイムを作り活用することもできると想います。それは以前にもご紹介しましたが「自律訓練法」という心身症などの治療にも使われる方法です。興味のある方はこちらのブログ記事をご覧下さい。

全豪テニスで日本選手が活躍

2013-01-21 00:00:34 | Weblog

 全豪テニスで日本選手が男女共に頑張っています。
 特に錦織圭選手とクルム伊達公子選手の快進撃が目立ちますが、その理由としては新しく取り組んでいるトレーニング法にあるようです。
 先ず錦織選手は外国人選手と比較して小柄な身体を酷使する試合が多く、ランキング上位に近づくと怪我をすることも多く苦しんでいました。ニュース・ステーションで松岡修造先輩の取材で、臀部の内側の筋肉を鍛えることで怪我をしない強靭な身体づくりをしていると言っていました。体幹トレーニングの一種のようでした。
 伊達選手は自身19年振りのベスト16入りはなりませんでしたが、ランキング上位の若い選手と互角以上の戦いを支えているのも、スポーツ新聞によると負荷を掛けずに重力を利用した機能トレーニングということでした。年齢的なことでも無理をしないで技術の向上も期待できるのでしょうか。
 2人の快進撃にはそれなりの理由があるということで今後が楽しみになってきます。

童謡喫茶こだま

2013-01-20 00:00:20 | 千里山INFO

 ちさと図書館の告知チラシのコーナーに大阪市立青少年センターのものが幾つかありました。その中で1月25日(金)に開催される童謡喫茶「こだま」のご紹介をします。
 想えば童謡なんて近頃は声を出して歌うことは無かったですが、心の奥の方ではいつも小さくメロディーを口ずさんでいるような気がします。『夕焼け小焼け』や『故郷』など懐かしい童謡をピアノとサックスの生演奏で歌いますので、友人を誘ったり家族と一緒に気軽に参加するのも楽しそうです。冬の寒さにかじかんだ心身を少し暖めてくれるかも知れません。
 大阪市立青少年センター(KOKO PLAZA)はJR新大阪駅東口から徒歩で5分のところにあり、千里山から行くのにも緑地公園駅を利用すれば便利です。
 また今回は行けなくても次回予定3月22日(金)とありますから、童謡喫茶「こだま」は定期的にやられているのではないかと想われます。

告知チラシ (PDF)

流星

2013-01-19 00:00:21 | 作詞・作曲


流星

果てない夜を君と辿り
流れたいんだ
凍てつく宙に浮かぶ船で
燃え尽きるまで

一度限りの瞬間(とき)の輝き
君と想い重ねて
胸の鼓動が伝わって行く
真空の向こうへ

遥かな旅の行方知らず
漂うままに


果てない夜を君が愁い
哀しむ時も
僕には何が出来るだろうか
側に居るだけ

一度巡りの季節(とき)の傷みも
君と分ち合えば
息の温もり伝わって行く
真空の向こうへ

流れる星は何も語らず
消え行くままに

《 間奏 》

繰り返されてきた生命の出会い
見つけた故郷は君の中に

果てない夜に君を想い
奏でたいんだ
流れる愛に賭けて歌う
声嗄れるまで


作詞・作曲 : コバタイサオ
Copyright (C) 2013.Skyfull Stars. All Rights Reserved.

※ 写真は山形をテーマにしたネットワーク・メディア「YAMAGATAN」の「ペルセウス座流星群」から拝借しています。

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 音 -Standing Day-
 コバタイサオ : 歌詞
 LIP-FLY

☆ デフレ・スパイラルと長年それを放置してきた日本銀行(BJ : Bank of Japan 公式にはBOJですが)をテーマに制作しました。インフレファイターと言われる日銀ですが、ある時にはデフレンジャー(Deflation+Ranger)という自覚も持って、広く国民のために機能して貰いたいと想います。ぜひ一度ご試聴(YouTube)下さい!

 デフレンジャーBJ
 コバタイサオ : 歌詞
 LIP-FLY

多様なリスク・シナリオ

2013-01-18 00:00:21 | お薦めします

 以前ご紹介したTPPを安易に受け入れることについての問題を提示した著者の最新刊は、デフレ脱却にようやく舵を切った経済問題だけでなく、領土・気候・防災など現在の日本が置かれている多様なリスクについて、幅広くまた相互に連関するものとして捉えた労作です。
 国際戦略的な意識が薄いとされる戦後日本の、政・官・民すべてにおいて厳しく変動している状況を、世界全体やアジアそして日米・日中の関係を分析し、日本の採るべきリスク対応を内外のデータや文献資料を基に客観的に考察しています。
 金融財政はもちろんですがエネルギーや食料問題など多様なリスクが存在し、それぞれが喫緊の課題として選択と判断を迫られていることが良く実感できました。
 通産省官僚から京都大学准教授として出向されていましたが、より自由な立場で言論できるためでしょうか評論家という肩書きになっていました。

 日本防衛論 角川SSC新書 グローバル・リスクと国民の選択
 中野 剛志
 角川マガジンズ(角川グループパブリッシング)

☆ デフレ・スパイラルと長年それを放置してきた日本銀行(BJ : Bank of Japan 公式にはBOJですが)をテーマに制作しました。インフレファイターと言われる日銀ですが、ある時にはデフレンジャー(Deflation+Ranger)という自覚も持って、広く国民のために機能して貰いたいと想います。ぜひ一度ご試聴(フル)下さい!

 デフレンジャーBJ
 コバタイサオ : 歌詞
 LIP-FLY

(新)ポップス作曲法

2013-01-17 00:00:59 | 作詞・作曲

 ちさと図書館2Fの音楽コーナーではこれまでも色々な本をご紹介してきましたが、この作曲参考本は既に絶版となっていて本屋では見掛けたことが無かったので直ぐに借りて読みました。
 著者はあの上田正樹のヒット曲『悲しい色やね~OSAKA BAY BLUES~』を作曲された林哲司さんで、その他にも多くの楽曲をJ-POPアーティストやアイドルに提供しています。またこの本では杏里の『哀しみが止まらない』や中森明菜の『北ウィング』杉山清貴&オメガトライブの『ふたりの夏物語』など、良く知られた自作曲を題材にして作曲の要点を解説しているので、作曲技法はもちろんですが作家自らの楽曲分析にもなっていて面白いです。
 例えばメジャー・キーの進行の中でマイナー・ドミナント・コードによる哀愁感の出し方など、当時のヒット曲が生み出されたプロセスが時代を超えて垣間見られます。現代はまた違った個性の曲作りが必要になっていることはあると想いますが、優れたプロの作曲家の思考を実際に辿ることで参考になる部分がとても多いです。
 前書きに「誰でも話すことの出来る『メロディー語』を持っている‥‥」という文章があり、例えば英語を話せるようになるより作曲することの方が簡単だし、なにより音楽は世界共通の言語だと書かれています。作品のレベルを問わなければそうですが‥‥ソングライターの端くれを自認する僕なども大いに励まされることは確かです!
 本の中でも大好きだと書かれている魔術師的メロディストのバート・バカラックを始めとして、アメリカン・ポップスの影響を受けたとWikipediaに説明されていますが、なる程というか全米チャートのヒット・メーカー100人についての共著もありました。この本は梅田の紀伊国屋で少し立ち読みしたことがありますが、著者はその中でそれぞれの作曲家の楽曲分析を担当されています。こんな本が書ける程に幅広い洋楽の知識とその音楽的に豊かなベースが伺える経歴です。
 他にも昭和を彩った歌謡曲から『ウナ・セラ・ディ東京』『旅の宿』『亜麻色の髪の乙女』などが、プロ作曲家の目で語られている姉妹本のようなものもあるらしく興味をそそられます。

 新ポップス作曲法 (Creators Handbooks)
 林 哲司
 リットーミュージック

 ソングライター100 ~20世紀全米チャートのヒットメーカーたち~
 林 哲司、中田 利樹
 ヤマハミュージックメディア

 歌謡曲
 林 哲司
 音楽之友社

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 音 -Standing Day-
 コバタイサオ : 歌詞
 LIP-FLY

☆ デフレ・スパイラルと長年それを放置してきた日本銀行(BJ : Bank of Japan 公式にはBOJですが)をテーマに制作しました。インフレファイターと言われる日銀ですが、ある時にはデフレンジャー(Deflation+Ranger)という自覚も持って、広く国民のために機能して貰いたいと想います。ぜひ一度ご試聴(YouTube)下さい!

 デフレンジャーBJ
 コバタイサオ : 歌詞
 LIP-FLY