昨日の午前中に千里山のカフェ「葉山珈琲」のテーブルで資料のまとめをしていると、知人の広村さんが入ってきて僕を見つけて写真のシャッターを押して貰えないかとのことでした。
自動ドアの外に出ると、厳しい残暑の中で地元工務店の棟梁の漆谷さんが、電気サンダーを使って駅前通りに設置されている木ベンチに磨きを掛けています。
辺りはその音と一緒に木の削り粉が煙のように立ち上っていました。僕は漆谷さんにも挨拶しながらお二人のカットを2.3枚撮らせて貰い、自分でもブログ用にと写メしておきました。
千里山まちづくり協会でメインストリートに4基設置したこの木ベンチは、何年か前にも黒ずみを取るために電気鉋がかけられましたが、これからもこまめなメンテナンスが必要になるようです。
千里山住民自慢の第一噴水の木ベンチも雨ざらしのために腐りかけており、現在は傷みの酷いものは使用不可で修理検討中という札が付けられています。木はどうしても経年変化が避けられないのですが、しかしコンクリートや石材などには替えられない暖かみが心身共に感じらます。
この暑さの中で一度にメンテは大変なので、ボランティアらしく少しずつ時間を見つけてということになります。こういう皆さんの想いが美しく住みやすい街並を創って行くのだなあと想いました。
その後、漆谷さんとはカフェしながら久しぶりに積もる話を楽しくさせて頂きました。
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