
予てより自治会掲示板などでお知らせしていました「千里山まちづくりフォーラム」が、千里山会館2Fの大座敷で膝を突き合わせて開催されました。まちづくりフォーラムは久しぶりに行われたものですが、出席者が自由に意見や思いが活発に話し合われました。
千里山まちづくり協議会が4年前に発刊した『まちづくり作法集』が好評につき、そのパート2(集合住宅・マンション編)が企画され、その編集がいよいよ最終段階になってきたことで、その内容発表と住民から広く意見を聞く機会としてのフォーラムです。
先ず最初に『まちづくり作法集 千里山の暮らしと住まい』を中心となって纏められた中島祐三さんが、そのコンセプトや編集のプロセスなどを想い出をまじえ話されました。これには僕も微力ながら参加させて貰ったのでその時の思いなどを話しました。
続いてパート2のコーディネーター高津章雄さんが、現在進行中の『集合住宅・マンション編(仮題)』の手作りダミー本を見せながら解説されました。前編の『まちづくり作法集 千里山の暮らしと住まい』のコンセプトを受け継ぐ中で、千里山でも大きな問題となってきているマンション建設に焦点をあて、千里山らしいまちづくりに適した在り方(作法)を、前編と同様に多くのキーワードを設定して提案されていました。
フォーラムにはご自身も千里山の住民である大阪大学準教授の若本和仁先生も、吹田市景観アドバイザーとしての知見も踏まえて色々と意見を述べられました。また出席者の中にはアテネ・オリンピック記念切手の神秘的な絵で有名な日本画家の村居正之さんも来られていて、千里山が大変に気に入られているということを話されました。
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