さて、鬼が出るかジャガーが出るかの第55回は、
タイトル:眠狂四郎京洛勝負帖
著者:柴田錬三郎
文庫名:新潮文庫
であります。
眠狂四郎って誰? とか聞かないように。
ミステリ調の〈消えた兇器〉。
狂四郎の独白で進行する〈悪女仇討〉。
作者自身が円月殺法について語る〈武蔵・弁慶・狂四郎〉。
等々、七編を収録したバラエティ豊かな短編集。
個人的には〈武蔵・弁慶・狂四郎〉が面白い。
武蔵、弁慶の人物像について自身の見解を述べた後、眠狂四郎というキャラクターがどうやってできたかについて解説してある。
作者自身が、円月殺法は理屈の産物であり、眠狂四郎は剣豪ではないと言っちゃってるところが凄い。
(無論、それで狂四郎の魅力が減退するわけではない)
時間の合間に読み、しばし江戸にタイムスリップされるがよい。
なんか最近、短編集ばっか読んでるなぁ……。
タイトル:眠狂四郎京洛勝負帖
著者:柴田錬三郎
文庫名:新潮文庫
であります。
眠狂四郎って誰? とか聞かないように。
ミステリ調の〈消えた兇器〉。
狂四郎の独白で進行する〈悪女仇討〉。
作者自身が円月殺法について語る〈武蔵・弁慶・狂四郎〉。
等々、七編を収録したバラエティ豊かな短編集。
個人的には〈武蔵・弁慶・狂四郎〉が面白い。
武蔵、弁慶の人物像について自身の見解を述べた後、眠狂四郎というキャラクターがどうやってできたかについて解説してある。
作者自身が、円月殺法は理屈の産物であり、眠狂四郎は剣豪ではないと言っちゃってるところが凄い。
(無論、それで狂四郎の魅力が減退するわけではない)
時間の合間に読み、しばし江戸にタイムスリップされるがよい。
なんか最近、短編集ばっか読んでるなぁ……。