さて、鳴く虎は怖い第54回は、
タイトル:むかし・あけぼの 小説枕草子(上)(下)
著者:田辺聖子
出版社:角川文庫
であります。
原典のエピソードを入れつつ、かなり上手に組み立てている、と言うのが第一印象。
原典を読んでいるひとには、「にやり」とするようなところがちりばめられていてるし、そういうところが殿上人とのやりとりになっていたり、見せ方はおもしろい。
ただ、やはり小説なので、ひっかかるところはある。
逆にこういうものを読んで、原典に興味を持って読んでみる、と言うのがいいのかもしれない。
話の中に出てきたあの場面は、何段のここだったのかとある意味、見つける楽しさってのがあるのでは?
タイトル:むかし・あけぼの 小説枕草子(上)(下)
著者:田辺聖子
出版社:角川文庫
であります。
原典のエピソードを入れつつ、かなり上手に組み立てている、と言うのが第一印象。
原典を読んでいるひとには、「にやり」とするようなところがちりばめられていてるし、そういうところが殿上人とのやりとりになっていたり、見せ方はおもしろい。
ただ、やはり小説なので、ひっかかるところはある。
逆にこういうものを読んで、原典に興味を持って読んでみる、と言うのがいいのかもしれない。
話の中に出てきたあの場面は、何段のここだったのかとある意味、見つける楽しさってのがあるのでは?