朝香麻美子先生の三味線講座、三回目です。「うさぎうさぎ」と「千鳥の合方」を仕上げます。手の方はずいぶん上達したのですが、正座はあいかわらずきついようです(笑)。次回(12月20日)は箏の講座になります。
卒業生の瀧澤さんは、徳富蘆花と愛子夫妻が中西月華に宛てた手紙について述べました。新資料が5点発見されたとのことです。翠樟祭の展示で見た、美しい筆の跡を思い出しながら聞きました。
いずれも堂々とした発表でした。
27日の房総地域文化研究プロジェクト特別講義は、鶴巻先生とともに学生、卒業生が発表しました。
村上さんは中西月華の別荘が娘のために建てられ、彼女の永眠の後、蘆花が「茉莉舎」と名づけたいきさつを述べました。
帰りがけに、上総國一之宮、「玉前(たまさき)神社」に参詣しました。銀杏の黄葉が実に見事で、七五三の親子連れが訪れていました。
玉前神社は、延喜式では「名神大社」の扱いを受けています。二之宮の「橘樹神社」(本納)、三之宮の「三之宮神社」(睦沢)も現存します。ちなみに、下総の一之宮は「香取神宮」です。