地震が続いていますね。「星と森披講学習会」の披講諸役の試験の最中にも地震がありましたが、受験者は動ずることなく最後まで披講しました。披講は一度始めたら止められないのが心得なので、その意味でも合格です。もちろんもっと大きな揺れがあったなら、一も二もなく退避しなくてはなりませんが・・・
近況報告を兼ねて、祖母の家に遊びに行ったところ、これが迎えてくれました。
花:菊
花器:ZOJIRUSHI
華道を嗜んでいた大正14年生まれの祖母のこのセンス、この大胆さ。
こうゆう所を含めて、私はおばあちゃんが本当に大好きなのです。
岩手県北上市にある日本現代詩歌文学館での調査を終えて、先ほど帰宅しました。今回の調査では、館の全面的なご協力を得て、多くの成果をあげることが叶いました。館の学芸員の方々に深く感謝する次第です。所蔵されている膨大な資料に圧倒されながらもその状況を愉しんでいる研究仲間の姿を見ることは(もちろん、僕もこの状況を愉しんでいる一人ですが)、大変に楽しいものです。大の大人が、子供のように目を輝かせて、資料と戯れているのです。
ところで、調査の初日に、地元紙「岩手日日」新聞の取材を受けたのですが、今日の朝刊にその記事が載っていました。こちらでご覧ください。
http://www.iwanichi.co.jp/kitakami/item_28378.html
(写真は、今朝の北上駅。快晴でした)
日本現代詩歌文学館では、「鉄道と詩歌 出発進行! ヨミ鉄の旅」という展覧会が開催中です。詩人や歌人、俳人ら51人に依頼した鉄道にまつわる直筆の作品や、県内の鉄道愛好家の方々が撮られた風景写真を展示し、面白く、わかりやすい、大人も子供も、そして鉄道ファンも皆が楽しめる企画となっています。宣伝文句に眼を惹かれました。「俗に鉄道ファンは、その楽しみ方によって<乗り鉄>、<撮り鉄>などと呼ばれます。当館では本展をもって、鉄道にまつわる詩歌を読み・詠む、<ヨミ鉄>の楽しみを提案いたします」。現代の詩歌を対象とした文学館ならではの好企画と思いました。
ちなみに、展示室では何やら一風変わったオブジェが・・・。来場した子供たちに、行きたい駅を自由に書いてもらった切符を、写真のように紐で吊してオブジェとしていました。子供たちは、何処に行きたいのでしょうか。
数多くあった夢の駅の中で、僕には、「宿題の無い駅」という1枚が微笑ましく思われました。
研究会の調査で、岩手県北上市にある日本現代詩歌文学館に来ています。その名の通り、現代の詩歌を対象とする文学館で、1990年に開館しました。今回の目的は、昭和初期に一大出版ブームを巻き起こした「円本」についての調査です。同文学館が全国的な規模で収集している俳句や短歌、詩などの雑誌や書籍などの中から、「円本」に関する文献を見つけ出そう、というものです。貴重な資料類が多くあり、ここでしか確認できないような雑誌も多くあります。館の学芸員の方々のご協力により、調査は順調に進んでいます。参加したメンバーの目の色がいつも以上に輝いているように見えるのは、僕の気のせいでしょうか。
ところで、昨日は朝から大雪となりました。日本現代詩歌文学館も、雪景色の中に静かに建っています。
(写真は、北上駅から撮った街の景色と、日本現代詩歌文学館)
新入生に向けての「入学前特別授業」の第二回目が行われました。「何でも体験してみよう」というタイトルで、青柳先生による雅楽・龍笛の体験授業です。今年の4年生がやはり入学前に青柳先生の雅楽の体験をして、よくその思い出を語っていましたっけ。龍笛は音が鳴るまでが結構難しいのですが、60分の間に、かなりの人が音を出すことに成功しました。これからどうぞよろしくお願いします。
先般の中村芝翫丈に続いて、中村雀右衛門丈が亡くなられ、悲しい限りです。謹んでご冥福をお祈りいたします。
四谷の「うまや」は、市川猿之助丈一門の稽古場につくられた、九州発の和食店です。「市川猿之助ディレクション」ということで、こんなテーブルマットをはじめ、歌舞伎好きがニヤリとする遊び心が一杯です(市川猿之助楽屋めし、とか、藤間紫さんの愛した山芋の鉄板焼き、とか)。
現在、市川市芳澤ガーデンギャラリーにて、市川市出身のイラストレーター、坂崎千春さんの展覧会「さかざきちはるの世界展」が開催中です。チーバくん、カクカクシカジカ、そしてsuicaペンギンでおなじみです。3月25日まで。ぜひ足を運んでみてください。
大学に近い八千代市立米本小学校からのお招きをいただき、6年生の装束体験講座を行いました。
いろいろな装束の希望があり、バラエティに富んだ体験になりました。
校長先生も十二単を!
小川さん大人気の巻
楽しんでいただけたようで何よりでした。
本日のメンバー=小川さん・飯田さん・鈴木くん・杉岡さん