桜が咲く頃までには

家族と歩む、ちょっと病気の主婦の日記です

理由

2017-02-03 07:06:13 | 日記
私は珍しい病気です。
なぜ私が?と思わないこともない。
けれど、人生に無駄なことはないと信じているので、何か理由があると思っています。

その理由の1つは
私と同じように苦しむ人を救うこと。

私が病気になり、いろんな人に周知したことで、すでに病気が見つかった人がいます。何年もわからなかったのに。
治らない、勘違い、気のせいと言われたその人は、この先元気を得るきっかけを掴めたのです!

私が頑張ることに意味はある。
生きることにも。
だから生きて、頑張って周知したい。病気のことを話すことは暗いことばかりではなくて。その先の誰かの光になりたい。
だから私は自分の病気について話すことを頑張ります。

でも、もう1つ。私にとってはなんなんだろう。
これがやっぱりわからない。
価値観は変わったし、やっぱり優しくなれたかな。。命の尊さも、生きている奇跡も、痛いほど実感できました。だから危険なことに対する姿勢は厳しくなっちゃった。
育児放棄とかは、全く許せなくなった。虐待は多少のレベルでは理解できるけど、放棄は全然わからない。
結局、厳しくなっちゃった部分もかなりある。。


病気になって、家族の大切さとあたたかさはこの上なく。知ることができました。
人に頼ること、甘えることを覚え、そのあたたかさも知りました。

でも、それでも、
やっぱり病気と闘い、そして共に生きる苦しみは想像をはるかに超えてしんどいです。
自分自身にとっては、メリットよりもデメリットを強く感じてしまいますね。

これから、メリットをいっぱい見つけて、いっぱい楽しみたいと思っています。
人は、苦労を経験しても年を重ねても、なかなか成熟できませんなあ。そーいう未熟な生き物なのかな。生物学的に。

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