CINEMAとMOVIE?

英語&米語

映画大好き、ごきげんな毎日・・・そして、やってきた猫の話

テレビ放送「二つの祖国」と「砂の器」

2019-03-30 20:14:29 | テレビ
な、なんと久しぶりに書き込みしようと開いたら、
すっかり、編集画面が模様替えになってるじゃありませんか!(@_@)!

3月になって二回目のアップはあまりにも少なすぎて・・・スンマセン(-_-;)

以前はほぼ毎日書き込んでたけど、ルーティンが変わってしまって、こんなにナマケモノになっちゃいました、
忙しいわけでもないのに、なんやろ、他のことやっちゃってるからかも、

テレビは最近あまり見ないし、でも、海外ドラマと映画は相変わらず大好きだし、

とか言いながら、「二つの祖国」と「砂の器」は見て、

山崎豊子さんが好きで、「二つの祖国」はいったいどういう風に描いてるのかと、

天羽賢治が小栗旬、
その弟・忠に高良健吾、でした、

日系二世の悲劇がそこにはあって、
戦場で兄弟が日本側とアメリカ側で会いまみえる、
そんな万に一つの偶然が人間を痛めつけ、

戦後は賢治が東京裁判の通訳になり、両国の対等の裁判に少しでも役立てると任務を進めるんだけど、
やっぱり、勝者と敗者の裁判で勝った国がさばく

賢治はその後悲しい結末に・・・

まず、映像で見ると、とってもシンプル、
かなり、本筋だけ描いてたように見えました
二夜連続で二時間半ずつあったけど、それでもね、
原作は文庫本で4冊や
ずいぶんと前に読んだもんで、もう忘れてる、こんな人物いてたかな?なんて

小栗旬は後編になってやっとわたしも入り込めましたけど、
音楽も、「ラ・ラ・ランド」入ってるし、とか・・
違和感はありましたね

でも、途中でストップすることもなく最後まで見ました
本は泣くでぇ

松本清張「砂の器
これも好きな本です、
時代が現代になってて、スマホにコンピューター解析、防犯カメラにDNA鑑定、と
そうか、今やったら早く解決出来た事件かも、

原作は、
ハンセン病の親子が差別、偏見から逃れて、お遍路に、
そこで、巡査(TVでは施設長やった)に助けられて、やがて父親と別れ、息子の秀夫は家出、消息を絶つ
戦後のどさくさで他人の戸籍を手に入れた秀夫は作曲家和賀英良として世に出る、
そこで、過去を知る元巡査に会ってしまって・・

TVのキャスティングはまあ・・ね
刑事役に東山紀之
和賀英良に中島健人でした、

「宿命」のシンフォニーはやっぱりうるっとしました
本はやっぱり号泣


それにしても、もうCMがめんどくさくってアカン
もちろん録画なんですけど


「グリーンブック」

2019-03-10 23:34:53 | 映画・洋画
BSでやってた「アカデミー賞授賞式」を今見ましたが、~結果も知ってるけど今さら・・~
始まりに「クイーン」のライブで2曲披露、
各名優たちがノリノリで、スタンド、

で、「グリーンブック」が作品賞。
金曜封切りで翌週月曜に早速劇場へ見に行ってきました、


GREEN BOOK  2018年  アポロ


≪ストーリー≫
1962年、ニューヨーク、
黒人の音楽家ピアニスト、ドクター・シャーリー(マハーシャラ・アリ)が、
南部ツアーに行くことになり、運転手を探すことに、

ちょうど、クラブの用心棒をしていたトニー・リップ(ヴィゴ・モーテンセン)が店の改装のため、休職になり、
雇われることになる、

ドクターは知る人ぞ知る天才で、態度も言葉にも品性がある、

そんな彼とは対照的に、イタリア移民系のトニーはガサツで喧嘩っぱやい、

しかし、シャーリーの旅の宿泊地は黒人専用ホテルの「グリーンブック」に載ってるホテル
トニーとは別々になることにも、

初めは反目しあう二人だが、お互い理解しあうように・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

見てきてすぐにアップできなかったのは、期待感が溢れすぎたせいもあって、
評価を見てみるとすんごく良いマークが付いてて、
ちょっとこれは、私が素直じゃなかったかな?な~んて、

ヴィゴ・モーテンセンは役づくりで20㎏肥って、COOLじゃなかった、俳優業も大変だね、
今日の授賞式では戻ってたけど(笑)


シャーリーへの差別に、トニーは憤慨して一緒に拘留されたりもあって、
でも、ロバート・ケネディ(あのケネディの弟だよ、そこまで交流があったんや)のコネで出してもらえたり、
いろんなエピソードが散りばめられてて、ま、最後は異人種同士が壁を越えて友情が厚くなる、って筋です、

シャーリーは蔑視され続けてきたから、努力して努力して、今の地位をつかんだのよね、
カーネギーホールの上に部屋があるのよ、これもちょっとびっくりしたけど、

そこで、トニーの面接をするんやけど、シャーリーは一段高いとこに玉座みたいのんに座るのよ、
これも、虚勢なのか、尊大なのか・・
かなり、厳しい時代やったからね、
イタリア人でも、白人やから、パッと見はアメリカ人に見えてるトニーは良いホテルに泊まれたり・・ガサツやのに

なんやかんやで、「ヘルプ」とか「それでも夜は明ける」とか、モーガン・フリーマンが出てた「アミスタッド」とかで、
大体の予想はついてた感じ、
でも、ふたりが心を開いて新しい絆が出来ていくとこはちょいホロっと
ロードムービー、実話を元にしてる、
トニーの奥さんが良い感じ、
コメディほどコメディじゃなく~会話は楽しい~、
軽い感じで見た方が良いような



「ボヘミアン・ラプソディ」の感動を引きずってしまってる感が大きすぎて・・