日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

えっ! これって何?

2017-02-01 11:39:12 | 私の雑感あれこれ
どういうこと?

確定申告の作業をしている。e-Taxにしようとしているので、資料を手元において画面入力作業です。
寄付金控除で、???。

これまで夫はずっと「あしながおじさん」であった。

そう、不遇な子供たちに一灯をという気持ちから。
で、寄付金控除にもなるから、領収書は私が管理。

で、今、初めてわかった、というか知りました。

「あしなが育英会」と「公益法人 交通遺児育英会」という二つの団体があるということを。

住所も東京都千代田区平河町までは同じ。番地とビル名が違う。近所なのでしょう。

毎年振込用紙が届くので、夫はそれを利用して振込んできたはずです。
以前は寄付金控除可能だった記憶です。

今回手元にある領収書には、組織名としては「あしなが育英会」とだけ。
web申告では該当事項にチェックを入れていくので、どれに分類されるかな、と調べてみました。

「あしなが育英会」「寄付金控除」でネット検索して出てきたホームページには、所得控除を受ける場合は、所定の証明書を発行するのでご連絡ください、とある。
では、その書類の交付を受けようと、手元の領収書記載の番号に電話したところ、

電話に出たのは「あしなが育英会」の担当者で、寄付金控除は受けられない、との回答。

ええっ!

ホームページに記載があります、といったら、

どこのホームページですかと聞かれたので、トップまでスクロールしていくと、「公益法人 交通遺児育英会」でした。このホームページでは「あしながおじさん募集」とあります。当然同じではと思ったのですが、

別団体ということが判明しました。

寄付金控除はナシです。

そういえば、数年前、組織を紹介する立派な冊子が送られてきて、

夫は、寄付したお金を子供たちに使って欲しいのに、こんな組織を宣伝する広報費用に当てて欲しくない。代表者の考えに賛同できないな、とつぶやいていたことを思い出しました。

きっと、あのころ分裂したのかも知れません。

長く寄付してきたのに、いつのまにか公益法人でもない、個人組織になっていたなんて、驚きです。

ま、今回判明したのでよかったです。

所在地も名前も近いふたつの団体、お互いは、さぞ反目しあっているのでしょうね。


知らぬは仏ばかりなり、でしょうか。

寄付金って、後味悪い思いさせられること多々あり、ですね。

判ったからよし、です。







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ゆっくり読み進めています「日本人とユダヤ人」

2017-02-01 09:59:32 | 
イザヤ・ペンダサン著。

なんと目から鱗、とか、読んでよかった、という思いをしながら読み進めています。




トランプ大統領のイスラムの7カ国対応に非難が持ち上がっている今ですが、忘れないように書き留めたいので、綴っておきます。

この本の著者は、パレスチナとイスラエル(ユダヤ人)の問題は、宗教と領土の問題といわれるけれど、それは当たってはいない、といいます。
2000年前にエルサレムを追われたユダヤ人が長いときを経て、この地に建国したから、その間すんでいたアラブ人が納得しないのだと。私も、そんな風に(積極的知識ではないながらも)理解していました。
彼はユダヤ人は2000年間も追われていないし、その地に住み続けていた、と書いています。
例として、日本が数十年間、朝鮮半島を占領し朝鮮人に日本戸籍を与え(創氏改名まで実行)たけれど、では、その期間は朝鮮半島に朝鮮人はいなくなったのだろうか。いや、書類上は日本国籍の日本人になっても、彼らは朝鮮人であり、多少の人数減はあっても住み続けていたのではないか。それと同じように、ユダヤ人もアラブ人の中で存在し続けてきた。
では、なぜ紛争が続くのか。民族間の争いのようにあおっているけれど、それを装った体制の争いなのだと、著者は説明しています。
遠い国のことなので、そく判った、と反応はできない私ですが、そういうことかも、、、と、これまでの理解と照らし合わせているといったところでしょうか。

イスラム教とユダヤ教の問題にしたほうが得策だから、ということでの紛争の種を撒き続けたり、イスラム教徒キリスト教の対立を利用したほうが、武器業者には得策だったり、国家の結束に利用したりしてきたのではないだろうか。

自分の中で反芻しています。



体制を率いる正しいリーダーを持つ、ということは大事です。

ISは悲惨そのものです。アサドのシリアも残念で国民は気の毒。プーチンのロシア、トランプのアメリカ、そして安部首相の日本。

トランプ大統領の政策に対するコメントには、ちょっと、ふがいない気もします。


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いくつになっても、母親冥利、です。

2017-02-01 07:17:51 | 家族
めったに声を聞かない(ほぼメール、というか、LINEだけ)の息子から、LINEが入っていた。

このあいだ学位の最終審査があって、結果はまだだけど、手ごたえあったから、大丈夫そうだ、と。

長かったね~、と。

絵や工作が大好きで、まじめな努力家。エピソードに事欠かない。

この機に乗じて綴る親ばか記事です。これまでも小出しにしていたかも。今日は無神経な大出しです。スルーしてください。



劇をやれば、せりふ覚えが確かだからなのか、おとなしいタイプなのに主役が回ってきた幼稚園時代。

それと反対に、ジャンケンに勝ったから一番台詞の少ない役を選んだ!と自慢げだった小学校時代。苦笑

工作用にジュースの空き缶2つ持参するように言われたけれど、我が家が缶ジュースを飲まないから、空き缶のゴミ箱から持っていって、作った兵隊人形。校内展覧会で陳列。「ああ、これね」と息子のを見ていたら、通りがかりの人が「あらっ、この兵隊さん立派。偉い兵隊さんに見えるね~」と。クラフト紙をくりぬいて目鼻を張っているのだけれど、息子の兵隊1体だけは、顔も、身につけている剣や盾も、立体仕立てになっていました。

学年代表で1作品を市の展覧会に出品という機会には、なぜかいつも彼の作品が出ていました。

6年生の2学期に転校しました。

その秋の文化祭を見に行ったら(仕事をなかなか抜けられない状況。ようやく時間をとって駆け付けた)、息子のクラスは合唱でした。
合唱の合間に、ソロが入るのです。男の子のソロとその後に女の子のソロ。その男の子が息子でした。そんなこと聞いてもいないから、まったくの普段着(苦笑)。「あの青いトレーナーの男の子、お宅の坊ちゃんでしょ、素敵なボーイソプラノでしたね」とご近所さんに声をかけられました。まだ地域の新参者で、面識もなかったのに、ちゃんと見ていてくださったのです。⇒こんな些細なこと、私しか覚えていない。まったくの親ばかです。

学校行事の写生会の絵が仕上がらなかったので、翌日描きに行きたいから、おにぎりを作ってくれ、といったことも。

彼が中1だったでしょうか、3人の子供たちを置いて、初めて夫婦で県内の一泊の行事に参加しました。翌日帰ってみると、草臥れていた2台の自転車を分解して、1台の乗れる自転車にしたから、と。工作好きの男の子にとっては何のことはないのかもしれませんが、母親としてはびっくりでした。実は、その泊まった日は、欲しかったゲームの発売日でもあったので、未明からお店に並んだそうです。途中、妹に並ぶのをバトンタッチもさせたとか。苦笑 親がたった一晩留守にしただけです、予期せぬことが怒っているものだと思ったものです。

中1の冬に、ポスター作品の県の最優秀賞の授賞式に出向くように言われ、母子で会場のあるデパートの上層階に行ったこともあります。地下鉄に乗って会場に行くのに、学生服で行くべきか私服でいいのか、そんなことで迷って、ズボンを重ね着していった記憶があります。笑 どっちを上にしていったのかは忘れましたが。

ひとつひとつに集中するタイプだったのでしょうね。
天職だという今の仕事にも、彼らしい集中力で取り組んでいるらしいです。…お正月に聞いた話では。

スキルをアップしたくて、その環境を求めての努力を続けて試行錯誤。
持ち前の努力を重ねてきているからか、上司の信頼も得られるようになったみたいで、そのことがうれしいです。

世の中、懸命に実力をつけていても、序列や権威に仕切られて、誠実な行為が正当な評価を得られないこともままあって、腐っていたのですが、お正月の話題は晴れ晴れしていました。

がんばれ息子!です。

実は、娘婿さんもお正月は同席して、息子の話に耳を傾けてくれ、意気揚々としている様子を感じてくれていました。

この娘婿さん(息子と同年)、穏やかで、あたたかい優秀な人材です。分野が違いますが、専門職です。
こちら、ストレスを抱えないタイプらしく現在仕事に邁進。話を聞くのが得手ですね。残念なことにお母様が2年前に多発性硬化症で他界。
息子の晴れ姿を喜びたいだろうに、と、つい重ねて思ってしまいます。

そんなこともあり、生きていて明るい話題がひとつでも降ってくると、満喫しておかなくっちゃ、という気分になります。

常に、今できることは何か、ですものね。

ひとつ喜んで、さぁ、私もがんばるぞ、です。


















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