日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

社会保険事務所、どうなっているのだろう。

2007-06-29 07:40:32 | 社会問題
漏れ聞こえるニュースでは、電話対応に追われているとか、繋がらないとか…。

もし、私が社会保険事務所の責任者なら…。
①年金記録の質問者を生年月日等で区切る。
今週は昭和○○年生まれまで
次の週は昭和△年生まれまで  etc.

⇒繋がらなくてイライラする人が減るのではないでしょうか。

②年金記録を確認したいと思っている人に対して、まず所定の事項を記入してもらう。
この用紙は、役所・郵便局・インターネットなど誰でも容易に入手しやすいようにしておく。勿論、新聞・テレビ・ネット等でこのことが周知されるよう努める。
さて、その用紙。
・住所(過去の住所記録も)、
・氏名(旧姓も)、
・年金番号、
・勤務先名(転職記録も)など。
・問い合わせた日、
・対応した職員の名前も書きとめる欄を設けておく。

⇒質問者側でここまで整理しておくと、話をスムーズにすすめられ、かかる時間が何分の一かになり、聞き漏らしのなくなるのではないでしょうか。
高齢で、記載が困難な場合は、全国同じ様式の用紙だから、市役所の職員でも、民生委員でも、相談にのってあげられるのでは。

電話口で受話器をとるアルバイトばかりを増やしても、その経費は誰が負担するのだろう。
怒りの電話に対して、ただ「はい、調べます」と答えるだけしかできない人を雇っているとしたら、これももったいない!
そして、電話が繋がらなくてイライラしているひとの時間ももったいない!

してしまったお粗末は片付ける責任がある。
でも、その片付け方もお粗末だとしたら…。

6月は賞与支給の企業からの書類提出があって忙しい月。
今年4月から離婚時の年金分割の前提としての年金納付記録を求める書類作成という新たな仕事もできました。
てんてこ舞いが目に浮かびます。
あー、自分達の賞与カットの話も、誰かさんがしていましたね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミートホープの社長さん

2007-06-28 18:46:39 | 社会問題
「この(食肉)業界も以前と大分事情が変わってきていたのに対応を誤った」とおっしゃったとか。
そう、新聞かテレビニュースかで知りました。
以前は、「ゴマカシがまかり通っていた業界」という意味に解せます。

そういえば、ずっと以前の昭和30年代後半、高校一年の地理の授業で聞いた覚えがあります。
終戦後の復興期、アメリカなどから「日本人は猿真似が上手い」と評されていたと。
基礎研究に時間を割く余裕も力もなく、アメリカ製品の複製のようなものを作るのがうまかった、と言うことでした。
そして、同時に聞いた話に、
日本からアメリカに牛肉の缶詰とラベルを貼って、中身馬肉の缶詰を輸出したことが問題になり、日本の評判がますます失墜したりすると聞きました。

社長さんのコメントは、日本の食肉業界のこんな過去を断ち切っていないと言うことなのでしょうか。
牛のミンチの複製を作っていたわけですね。
豚肉を食べてはいけないイスラム教徒は、きっとはたと困ったことでしょう。
ささやかながら、私も、実は鶏肉を食べたことがないのですが、知らぬ間に口に紛れ込んでいたかもしれません。
出来合いのハンバーグや、ソーセージ類、コンビニの弁当にしたって、表示を見てから買っていたのに…。
ま、私のことについては、食わず嫌いだから、後の祭りで、それでかまわないですが、あまりのインチキにあいた口がふさがりません。
確かに、二人暮しになってからは、お惣菜の牛肉コロッケを買っていましたし…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

その国は・・・。

2007-06-27 15:37:54 | 私の雑感あれこれ
家に電気がありません。
水道もないでしょう。
そう、トイレも外でするそうです。
山間の少数民族です。

その民族には言語を文字化するという文化を持っていませんでした。
だから、最近になって国際機関がアルファペットを使って話言葉を文字化したので、文字はローマ字だそうです。
どれだけの人がそのローマ字を理解しているかは不明。

今の仕事は日本で、IT関連です。
文化国家日本にはじめてきて、ITの日本で名だたる会社の職場で、びっくりしたことのひとつに、みんな大学教育を受けているのに、日本では英語が通じなかった、ということ。

その国では高校まで。
その後、留学生として理科系の大学卒業。
日本のITの派遣会社に就職。
収入で、両親が住むその国に家を新築し、車をプレゼント。
その国では、そもそも仕事がないので、家族がなんとか仕事ができるように工面し…。いろいろ試みた話は聞いたけれど、現地の家族と意識のヅレもあって、なかなかうまくはいかない。

土曜日の朝
「その国の人と、結婚します」
と、電話で告げてきた。

私の頭の中は、空港の発着の掲示板のように、パシャパシャパシャと、目くるめくように回転し、理解しようとする。
二人は、何語でしゃべっているの?
日本語もできるようになったし、私も中国語を使い慣れているから中国語でもいいし…。
そして、二人してアメリカ行きを考えているとか。

不思議なものです。
土曜日の夕方、NHKで「地球ぽかぽか家族」って番組をよく見ています。
アハハ。
我が家も、「地球ぽかぽか家族」の仲間入り、でしょうか。









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昨日届いたメール

2007-06-24 07:43:18 | 私の雑感あれこれ
タイトルに「月曜日は」とあり、
開くと
「死んでいるかもしれません」
とありました。
文面はそれだけ。

NGOボランティア仲間からのメールです。
ビックリしました。

そういえば、近頃体調が悪いと聞いていました。
「救急車で病院に…」という話を聞いたのは、先回会ったときです。
えっ!まさか!

どうしたらいいか、今、私にできることは、と考えました。
メールアドレスしか知らず、朝9時になるのを待って、NGO団体に連絡。

きっと、土日が忙しくて、という今の状況を伝える、彼独特の表現じゃないですか、とのこと。
近頃の若い人は言葉を軽く使うところがあるから。


その回答に、フーン、そんなものかと、自分を反芻しながら、なんと、迷惑な表現をする人がいるものか、と思ってしまう。
成人した子供さんがいる人だから、そんなに若くはないはずなのに…。
「セイショクシャ」なのに、そんな表現で遊ぶなんて…。

そして、もう一つ違和感を感じだのは、
ボランティア仲間7、8人に送られていたのに、だーれも、一切の反応なし、なのです。
「超忙しい」という表現の、別の言い回し、というだけのことでしょうか。
なんか、ユーモアとか、大げさ、とか、表現は本人の個性の問題です。
でも、「死んでいるかもしれません」っていうのは、私の尺度ではイエローカードです。
そんなことでは、狭量といわれるのでしょうか。


毎年、年間3万人以上が自殺しているこの国。
仕事関係で、経済的に行き詰って「これから死にます」というFAX受信したこともあります。
そのときは、そういうFAXを送ろうとしたという当事者の精神状態を想像しながら、今できることは何か、そう考えて対応しました。
仮に狂言であったとしても、そうでなかったらという後悔はしたくないから、できる限りの対応をと心しました。

そんなことが、頭の中に思い浮かびます。
でも、昨日は、そのメールのあと、私以外のだーれも、なにも反応しないのです。
自分が、異星人なんか、この国のひとたちが異星人なのか、
ちょっと、そんな気分になりました。

いい年をした「セイショクシャ」なのに!
日曜日の今朝、どこかの教会でお説法なのでしょう。
おばさんを驚かせないで欲しいものです。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こんな既視感・・・。

2007-06-20 13:42:39 | 私の雑感あれこれ
早朝、窓越しの光が明るかったので、いつもより30分早くウォーキングに出発。背中にはディバック。
神社の境内で、バックから折畳み椅子とスケッチ道具一式を取り出し、水彩スケッチ。
そういえば、小学生の頃、美大を出て結婚したばかりの先生に絵を習っていた時期がありました。
生徒は5,6人の6年生ばかり。神社の境内で絵を描いたことを思い出しました。
その町に暮らしたのは、大学進学までの18年間、考えてみると、今のこの町に暮らし始めてからもちょうど18年です。
そして、神社の境内でおんなじことをしているのですから…、デジャブのように、ちょっと思ったりしました。ギャングエイジを終えたばかりだった少女と今の私では、ウン倍の年月が流れていますけれど…。

鎮守の森が朝日に映えて、晴れ晴れとしていました。
週日の早朝って、よくありませんでした。なんか、時間に追われて気持ちムズムズって、感じになりますから。
ま、また考えます。でも、しばらくは暮らしている町を描いていこうと、そう思っています。

先日、2週間の絵画展に風景画3点の小品を展示していました。
見ていただいた方から、「風を感じる絵でした」と、メールをいただき、お世辞込みとは思いながらも、励みになりました。

いつか、チャリティー展ができたら、と思っています。
絵のほうは、まだ修行を積まなくてはならないのに、チャリティー先は決まっているのです。はい(笑い)。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

父の日に子供の話、二つ目

2007-06-17 10:41:41 | 私の雑感あれこれ
今日父の日。○○からお花が届いていますが在宅ですか、と配送確認の電話。
さっきの話題の主、息子からです。

ついでに、こども関連で、時々思い出す場面をもうひとつ。

すっかり日が沈んだ公園。
夕飯になっても帰ってこない末子を探し回った。
暗くなっても、子供がどこにいるか分からない時、私は、その都度にものすごく不安になったものです(そんなに心配はしなくても、と言われても、見つかるまでは、最悪を考えてしまうタイプでした)。
随分探し回って(小学生だし、子犬を連れているから歩き)、ようやく姿を目にしたときは、マイナスの双六から、振り出しに戻れた気持ちになったものです。

何で、こんなに暗くなるまで…。
○○ちゃんと一緒じゃなかったの。

○○ちゃんは、ピアノのお稽古で△時までに帰らなくてはって、帰ったの。

なんで、あなたは、お夕飯なのに…。

ウン、でも、一緒に遊んでいた一年生達を家まで送っていっていたから…。

そう…。
さっ、ご飯にしようね。
子供が無事で、マイナス双六は振り出しに戻れたし、それでよし、です。

思うのです。
事情を聞かないと、分からないことって。
約束を守らなくてはと言って、小さい子を置いも帰ってしまう。-これも選択。
約束どおりに帰ってくる、安心な子、です。

お母さんに、叱られる。お母さんを心配させる。だけれど、幼い子を残して帰れない、だから…。-これも選択。

ひとは、常にどちら側の選択をすると決まってはいません。
でも、末娘があのときに、あの選択をしたということは記憶しています。

彼女からも、父の日のプレゼントを送ったとメールが来ています。
午後にも届くのでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

税金の有効利用・・・。

2007-06-17 10:10:20 | 私の雑感あれこれ
住民税、増えましたよね。税源委譲で所得税とのトータルしては同じなのですが、一時でも増えると、「う?」と思うものです。
支払った税金の有効利用の話をひとつ。

-かつて中学生の息子と学校の話をしていてー

技術家庭科の授業で先生が説明し終わると、「○○君、やって!」と、もってくるんだ。
僕は工作好きだから、やってあげるのはかまわないけれど、自分の物もこれからはじめるところなのに、「すぐにやって!」じゃ、困るんだよな。

そーなんだ。
そんな時、どうするの?

僕のが作り終わってからだったらいいよって。
だけど、先生が説明したばかりで、聞いていれば分かるのに、はじめっから、ひとにやってもらおうと考えているって、おかしいよね。

先生って、親が払った税金で雇われているのでしょ。だったら、先生の話、しっかり聞かないと、税金の無駄使いってことになるのに…。
親も、しっかりと聞きなさいって言わないのかな?
あっ!親も子供時代、学校の授業、好きじゃなかったって場合もあるかな?

う…ん。
小柄な息子の中学の制服がまだぶかぶかだった頃のこと思い出しました。

税金の有効利用としては、公教育の有効活用。
我が家は、しっかり、有効活用させてもらった部類です(笑い)。
税金が多くて・・・、と思われる皆さん!
まだ、学齢期の子供がいらっしゃるとしたら、こんなところでも、しっかり効果を享受してください。

近頃、「モンスター親」という言い方を新聞で知りました。
これは、享受の仕方の「お門違い」版のようです。
「大勢の中で教育を受けて育つ」と言うこと、その中で、大事ことは何か、そこのところが、勘違いしているひとが増えているのでしょうか。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

不正、不祥事の発覚は、ひとつ前進と思いたい。

2007-06-17 08:36:24 | 社会問題
年金管理の杜撰さを伝えるがニュースが連日報道されています。
いいことです。
あきれ返る程、ひどいことですが、いいことだなー、と思っています。
私達の国って、こんな程度で運営されていたのだと言うことが、少し分かるからです。
「天下りを渡り歩いて、その都度多額の退職金」という記事も。
談合に、莫大な金額が動いていたという記事も。
どんどん立て続けにでてきて、内閣は大変でしょうけれど、これがこの国だったのですから、事実であれば逃げて隠そうとしても始まりません。
「行政改革」「小さな政府」を推進するというのであれば、これらの「胡散臭さを一掃する」という大義名分にもなるのだから、誠実に対応する一方で、再発を防ぐための、目から鱗のような「抜本的な改革」が出てきていいようなものなのだけれどなー。
小泉さんは、行政官の不祥事を材料に抵抗勢力退治に方向を仕向けていったと思えたのだけれど、
だだ、ウヤムヤと、「しっかりやります」だけで、参院選を乗り切ろうとしていらっしゃる。
こんな、ウン千万件なんていう件数でミスが発生するってことは、そして未払者(滞納者+免除者)が、きっと、ものすごい割合でいる、この制度自体が破綻しているのではないでしょうか。

ODAでどれだけ資金援助を受けても、上層部を潤すだけで、庶民にまではいきわたらない仕組み、発展途上国の場合、と思っていました。
日本の場合も、まだまだ行政府は不明朗の部分を多く持っているのだと、分かりました。
発展途上国の上層部の人たちが、役得として恩恵を受けているのと同じように、日本にも、「知らしむべからず、寄らしむべし」の部分が、多く残っていのだと、そう思えます。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

緑がきれいに見えます。

2007-06-15 13:00:23 | 私の雑感あれこれ
緑が輝いている季節です。
他のどの色であっても、きっとストレスになるのだろうけれど、この緑という色には、癒される、そんな因子が私達ヒトには組み込まれているのでしょうね。

それで、さっき、スケッチしてきました。
こんな風景を見ながら、毎朝散歩しています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画「ニューヨークの恋人」を見る。

2007-06-15 08:15:30 | 本・映画・テレビドラマ・絵・音楽
メグライアン演じるケーとが19世紀の青年貴族レオポルドと恋に落ちる、と言う話です。
ニューヨークの恋人」2001年アメリカ映画
四次元に興味を持っているケートの元彼が時間の裂け目から1870年代のニューヨークにタイムスリップ。
その時代は技術開発がそろそろ始まり、その貴族青年レオポルドは新式の技術に興味津々のエンジニア風。
しかし、彼の家の家計は火の車で、金持ちの結婚相手を見つけて窮状を何とかしたい親の意にシブシブと相手を…。
と、たまたま元彼を追いかけて、今度はレオポルドが現代のニューヨークにタイムスリップ。
てんやわんやは、見るものに、「…だろうな」と思わせるから面白い。
メグライアンは広告製作会社のキャリアウーマン。
ダイエット食品のコマーシャルに、貴族の彼を登場させる。
彼の衣服は、現代では舞台衣装にしか見えないけれど、貴族の所作言動そのものも、芝居ではなく、本物だから、上司もスポンサーも大満足。
けれど、食べるシーンで、貴族レオポルドは顔をしかめる。
「まずい!」
ケート「当たり前でしょ。ダイエット食品なんてまずいものよ」
レオポルド「キミは、こんなにまずいものを、美味いと嘘をついても、平気なのか!」
ケート「仕方がないでしょ。仕事なんだから。そうしないと食べていけないのよ」

確かに、19世紀よりも豊かになったけれど、こんな「嘘」が混在することを、受け入れる社会になっていることも、事実ですね。
昨日の、ブログ記事に、なんだか繋がるように気がします。


★★★★☆ 19世紀のニューヨークも丁寧に描写されているし、メルヘンタッチで、楽しめます。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする