情けない男代表みたいに選ばれてたが、そんなことは全然ないとまず感じた。
若いころにアメリカに留学!たぶん野心に燃えてたんだろうなあ。世界は俺のもんだい!って思ったのかどうか・・・。道雄君は、その後泣かず飛ばずの寂しげな人生を送ると。
予備校の講師をしながら、脚本を書いて、今は脚本の書き方の先生としての仕事の方が優先。でも、彼が一番やりたいのは脚本を書いて、それがドラマになること・・・なのだ。
で、その道雄君が久しぶりにアメリカの西海岸に帰ってきた。友人の結婚式のため。友人の大輔は、あのころ一緒にアメリカで過ごした友。そのままアメリカにいついて、『キャプテン・ニンジャ』ってな変な番組で、主人公をやった一発屋。
そのままアメリカにいつき、今は雇われ店長。そのフード・チェーンの社長の娘と結婚することになったと。今週末には結婚だあ!!その前に独身旅行としゃれこもうと・・・。
出会った女性に入れ込んだり・・・、道雄君は昔、未練たらたらの女性に再会したりと、ゴールはきちんと見えてるはずなんだけど、そこまでまっすぐ到達できない。人生、寄り道、必要なのかも、というお話。
ポール・ジアマッティのうまさを十二分に披露した「サイドウェイ」は、なかなかおもしろかった。アメリカンな男性でも、しゃっきりしないのもいるんだなあというあたり。
なので、アジア人を持ってきたのは逆にとってもらしくなったような気がしないでもない。らし過ぎたかも。
オリジナルが秀作なので、そのまんま作ったらいいのは当たり前なのだが、やけに台詞に頼りすぎたような。生瀬さんのつぎつぎに飛びだすタイミングのいい突っ込みには笑わせてもらったが、そのほかの設定に、能書きが多かったなあ。
ワインなんで、蘊蓄を語りたくなるのは至極当然だが、人生までそんなに語ってもらわなくてもよかったわ。十分演技で見せれる配役なんだけどなあ。
ただ、二人の実年齢がちらつくもんで、ちょっと年が行きすぎたんではないかと。もう一回り若い年代の方が、しっくりきたように感じた。
◎◎○●
「サイドウェイズ」
監督 チェリン・グラック
出演 小日向文世 生瀬勝久 菊地凛子 鈴木京香 マシュー・アスナー モーガン・シンダー アンナ・アースデン
若いころにアメリカに留学!たぶん野心に燃えてたんだろうなあ。世界は俺のもんだい!って思ったのかどうか・・・。道雄君は、その後泣かず飛ばずの寂しげな人生を送ると。
予備校の講師をしながら、脚本を書いて、今は脚本の書き方の先生としての仕事の方が優先。でも、彼が一番やりたいのは脚本を書いて、それがドラマになること・・・なのだ。
で、その道雄君が久しぶりにアメリカの西海岸に帰ってきた。友人の結婚式のため。友人の大輔は、あのころ一緒にアメリカで過ごした友。そのままアメリカにいついて、『キャプテン・ニンジャ』ってな変な番組で、主人公をやった一発屋。
そのままアメリカにいつき、今は雇われ店長。そのフード・チェーンの社長の娘と結婚することになったと。今週末には結婚だあ!!その前に独身旅行としゃれこもうと・・・。
出会った女性に入れ込んだり・・・、道雄君は昔、未練たらたらの女性に再会したりと、ゴールはきちんと見えてるはずなんだけど、そこまでまっすぐ到達できない。人生、寄り道、必要なのかも、というお話。
ポール・ジアマッティのうまさを十二分に披露した「サイドウェイ」は、なかなかおもしろかった。アメリカンな男性でも、しゃっきりしないのもいるんだなあというあたり。
なので、アジア人を持ってきたのは逆にとってもらしくなったような気がしないでもない。らし過ぎたかも。
オリジナルが秀作なので、そのまんま作ったらいいのは当たり前なのだが、やけに台詞に頼りすぎたような。生瀬さんのつぎつぎに飛びだすタイミングのいい突っ込みには笑わせてもらったが、そのほかの設定に、能書きが多かったなあ。
ワインなんで、蘊蓄を語りたくなるのは至極当然だが、人生までそんなに語ってもらわなくてもよかったわ。十分演技で見せれる配役なんだけどなあ。
ただ、二人の実年齢がちらつくもんで、ちょっと年が行きすぎたんではないかと。もう一回り若い年代の方が、しっくりきたように感じた。
◎◎○●
「サイドウェイズ」
監督 チェリン・グラック
出演 小日向文世 生瀬勝久 菊地凛子 鈴木京香 マシュー・アスナー モーガン・シンダー アンナ・アースデン
年齢的なことは僕も少し違和感がありましたが、
にしても鈴木京香さんが出てくる最初のシーンは、
あの濃いメイクに誰だか分りませんでした(笑)
生瀬氏ははしゃぎすぎでしたが、凛子チャンは珍しく可愛いと思っちゃいました(笑)
やっぱ、京香さんも、寄る年波には・・・というより、この二人に対抗するためには、無理な化粧も必要だったのかもです。
凛子ちゃんは、とっても良かったです。