早朝の金色を観て入眠し
起きて今
昼の緑の溢れる彩に包まれている
風が樹の葉を揺らすから
緑がキラキラ瞬いている
夢を観た
示す心がまだ整っていないミュージシャンから
企画中の彼のソロライブの中の一枠を担って欲しいと頼まれた
夢の中の彼は音楽活動以外に
普段は動物を扱う場所で仕事している
僕は彼にこう言った
「出るのは構わないよ
じゃ
ライオンつれて来てよ
それで会場では鎖に繋がないでね
ライオンは元々、神々しい精神の持ち主なんだ
彼らには天に捧げるダンスを踊る習慣があるんだよね
それを僕の独奏で引出すから」
「さかきぃさん、それは
ライオンに食べられちゃいますよ」
と彼は答えた
夢の中の僕はそれ以上の会話を止めて
こんなことを考えた
（この人は動物を扱う場に従事しながら
ライオンの心とリンクすることが出来ないんだな…
せっかく誰でもそれが出来るのに勿体ない
そして檻に入れられたまま餌だけ与えられ
心の会話も得られないライオンは気の毒だ
僕は柵の無い世界でいろんな生き物と会話しながら生きていたい）
。。。
丸みのある本葉の一団ごとこんもり盛り上がり
蔓も巻き付き初め朝顔の風景が変わった
ただ
天邪鬼はまだ本気出してないな
このくらいやってくれないと
斑入りの朝顔だけど
双葉と１番目の本葉と２番目の本葉の形が全て違う
この２番目の本葉のカエルみたいな形が郷愁をくすぐる
図形化された朝顔の葉の形って昔からこれだものね
朝顔の葉の形って何種類かあるんですよ
プランターの朝顔の葉はハート
この葉たちが風に揺れると沢山のハートが笑ってるみたいに観える
摘心したゴーヤの子蔓もぼちぼち伸び始めてる
ポトス
。。。
仕事部屋にて
さっきから南国のような風が吹いている
南北を行ったり来たり
風は微かに樹の匂いを運んで来る
風に吹かれながら
するともなく仕事をしている
ふわ〜
ぴたっ
はたはた
ぴたっ
たまに強風
そうこうするうち樹々は少し橙の混じった夕方の彩
