Lime so-da !

K村家の下宿人Nの雑記帳。働きながら、脚本の勉強をしながら、遊びながらのながら生活。

ばらの花

2011-05-29 11:35:52 | 日記
くるり ばらの花 (Fuji Rock '08)


安心な僕らは旅に出ようぜ
思い切り泣いたり笑ったりしようぜ


音楽はいつも世界を変えてくれる。
例えばこんな雨の日でも、世界が少しだけ柔らかくなるのは
この曲のストーリーがサウンドを介して聴く人の心にリンクしていくからだと思う。

くるりを知ったのは山のバイトでくるり好きの男の子がいて、その人がいつもかけていたから。
洗い物をするとき、ホールではいつもくるりが流れていて、みんなで歌いながら仕事していたような…。
今もときどき聴きいているのですが、聴くたびに新しい発見があったりします。
好きなバンドです。
雨の日の日曜の午後はこの曲がよく似合う気がします。
もちろん雨で憂鬱な通勤電車の中でもお薦めです(笑)


最終バス乗り過ごしても君に会えない
あんなに近づいたのに遠くなってゆく
だけどこんなに胸が痛むのは
なんの花にたとえられましょう…

ジンジャエール買ってのんだ
こんな味だったけな




治療

2011-05-25 21:09:41 | 日記
5月になって、まぁ、忙しかったといういいわけもあるのだが随分顔の治療に行かなかった。
最近になってまた通うようにしているのだが、今日は久々に鍼をうってもらった。
鍼をうってもらうときはドキドキする。
ピリピリッと痛みが走ることや、貫通しているのではないか…というスリリングな感覚があるから。

今日はこないだから調子がおかしい右足にも鍼をうってもらった。
朝起きると右足だけ違和感があり、臀部にしびれがくる。
これはもしや数年前にタイの医者に臀部にうたれた注射のせいでは!と一人で心配になったのだが、ただ筋を痛めているのが響いているのではないかとのこと。
K村の右半分はどうやらだいぶやられているみたいだ。
なので本日の治療は顔、腰、ふくろはぎに電気をあて、鍼といった具合なった。

しかし、鍼は顔よりも足が痛かった。

さて、治療後、ちゃんと定期的に来るように先生にも注意されたのだが
実は行かなかったことには「雨が降っていたから。」という理由の前に、「もう治療はいいや。」という投げやりな気持ちがあった。
もう治らないんじゃないか…。
ラーメンすすれないけど、食べれないわけじゃないし…。
もうこの顔で生きていく覚悟を決めとこう。等など
なかば逃げに入っていた。

それには病院で言われたことが大きかったのだと思う。
運悪く担当の医師ではない人の診察になってしまい、その人の言動に腹が立ち席を立ってしまった。
それから治療を受ける気にもならず、薬ものむ気がうせてしまいしばらくの間「もう、いいや。」と過ごしていたのだ。

でももう少し頑張ろうと思えたのは
同じ顔面神経麻痺でときどき情報交換をしていた人のブログや、E美さんの言葉のおかげだと思う。
そしてなんやかんやと言いながら鍼をうってくれる先生のおかげでここまで動くようになったのだ。

私が治そうと思わないと治るものも治らない。
あの医者なんて担当医でもないくせにわかったような口をきいて、やる気を損なわせただけで全然社会に貢献できてないじゃん。
看護婦さんも申し訳なさそうに謝りに来てくれたもんな…。と思いつつ。

ちゃんと治療に通おう。
治せるところまで治そう。
そして、今がどんなに最悪でも、最悪は長くは続かない。そんな最悪が嘘のような過去に変わる時間はやってくる。
それだけは忘れたくない。
ちゃんとみていてくれる人がいる。
そのことはいつも信じられないくらいの力をくれる。

















「夢千代日記」

2011-05-21 23:13:16 | 日記
梅酒をあけてお行儀悪のですが、のみながら食べながらメモしながらで一息ついたとき
ふとテレビをつければ夢千代日記がやっているではないか…。
しかも残りわずか30分ともうクライマックスにむかってどんどんストーリーは流れていくわけで、なんで早く夢千代さんに逢わなかったのかと後悔しつつ、吉永小百合さん演じる夢千代さんに見入ってしまいました。
美しすぎる…。

何年かに一度再放送をしているようで、それに出会うとみています。いつかちゃんとみたいなぁ…。
私が変わっているのか知りませんが、山陰の雪深い景色の中を電車が走り抜けたりすると、もうそれだけで観たい!魅せてくれ!と思うわけです。
脚本家早坂暁氏がこの温泉街にどんなストーりーを送り込むのか。
そして、演出家深町幸男氏はその脚本にどうやって躍動感を与えるのか…。
みたい!

夢千代さんについては原爆2世ということを忘れてはなりません。
おそらく早坂氏が書きたかったことの半分はここにあると思うのです。
母親の胎内で被爆し、原爆症に苦しめられる夢千代さんはその残り少ない命を静かに熱く燃やします。
誰もが彼女の優しさに惹かれ、好きになってしまう。
そんな人々のことを温かくやさし気持ちでみつめることができる。
人間って、愛おしいなって思わせてくれる。だからかもしれません。
そして何より、吉永小百合さんの美しさに魅せられるわけです。

おやすみなさい。





ハルちゃんと山散歩

2011-05-19 17:06:44 | 日記


日本犬が好きだ。洋犬も好きだけど…。
柴犬、秋田犬、甲斐犬、美濃犬、四国犬、紀州犬、北海道犬
どの犬もかっこいい。
飾らない美しさを持っている。
先日、岩合さんの写真集を衝動買いした。日本犬の生き生きとした姿をとらえ続ける岩合さんの写真が大好きだ。
そして写真集をみては「この子たちに会いたい!」と思ってしまう。ほれぼれとしている。

柴犬はその性格、特徴、そして個性、どれをとっても愛すべき存在で
「パーフェクトドッグ」という洋犬専用しつけプログラムでは到底太刀打ちできない。一筋縄ではいかない奴らなのです。
頭がよく、それゆえに悪さも手が混んでいたり、痛い目にあうとすぐに覚えてしまうので、根気よく付き合わないとしつけは難しい。
犬も性格は十人十色。我が家の3匹の柴犬もやはりそれぞれ性格が違うのです。

さて、今日は「山へ行ってみよう!」と思いつき、はーちゃんを連れて行ってみました。
昼ごはんのあとなので、日差しが強く、アスファルトが焼けてハルちゃんがやけどをするかな?と思ったのですが、特に心配はなかったようです。


ハルちゃん!近い!


いやぁ、風光明美ですなぁ~。

ハルちゃんは以前、川までは来たことがあるのですが、突然不安になったらしくその日は急いで家へ帰ってしまいました。
でも今日は楽しそうです。


はじめての山、ちゃんと登れるかな?



ちゃんと歩くのだろうか?と心配になったものの順調に歩きだしたハルちゃんは
途中、道を行く蛇に驚きながら、下山してきたおじいさんを警戒しつつ(ごめんなさいおじいさん)
だんだん楽しくなってきたのか、率先して歩き出しました。

山登りと言うよりは遊歩道を歩くだけなので楽ちん楽ちん!
あっという間に展望台です。


展望台には平日にも関わらず、たくさん人がいたので、ハルちゃんは離れたところにおつなぎです。



お~街がみわたせる~~

実はここへ来たのは10年ぶりくらい。
子供のころから、先代犬であるマーヤンとよく一緒に登っていました。
マーヤンも柴でしたが、彼女はかなりの野生児だったので一緒に歩くパートナーとしてはとてもよかったです。
しかし、いくらマーヤンと一緒とはいえ、人気のないところへ行くわけですから母にはよく注意されました。



「みてみて!」とハルちゃんも気持ちよさそうでした。


普段あまり人になつかないハルもなぜかこの時ばかりは人がさわってもいやがりませんでした。

帰りはお寺へと通じる道を歩きます。
子供のころとは変わって新しい道もできているようで、結構楽しめることがわかりました。
ハルちゃんはダッシュしたいと言わんばかりに走りだし、危険でした。
ほら、もう下りてきたよ!





最後は鵜をみて帰ろう!


柴犬も山などを駆け巡る狩猟犬の血がながれています。
ハルちゃんはおうちでヌクヌク育っているのでどうだろうか?と内心思っていましたが
目覚めましたね。
血があるんですね!
自然はいつも個の持つ潜在能力を引き出してくれる。
そんな気がします。

またいこーね。ハルちゃん!














つぎはぎMOVIE ~小浜。おばま!OBAMA?~

2011-05-18 15:01:06 | 旅行

情緒あふれるのどかな街並と


海鳴り響く日本海の間で出会った男と女

バッシャーン(女、水へ飛び込む)
男「ばかやろっ!」
男、女が飛び込んだことに気がつきすぐさま飛び込む



女「ごめんね、あたしのせいでビショビショ。」
男「いいよ、すぐ乾くから。もう変なまねすんなよっ。」
女「エヘヘ、(小さく)はぁい。」
しばし沈黙が流れて
女「あたしの彼ね、ここで生まれたんだ…」
男「へぇー」
女「よくこの海のことを話してくれた…。」
男「…。」
女「どこいっちゃったのかなぁ…。海に潜れば会えるかなって…。ばかだよね…。」
午後の優しい風が流れる。
二人、黙って海を見つめる。



男M「あの時、キミコも俺に言った。「バカだよね…。」と。
   ガンジスに飛び込んだ彼女を助け、一緒にインドを旅するうちにいつしか俺とキミコは互いに惹かれあった。
   一緒に日本へ、彼女の生まれ育ったこの街へ帰ろうと言っていたにも関わらず、突然彼女は姿を消した。
   捜し歩きやっとみつけたときにはすでに雑踏の中へ消えようとする瞬間で、
   俺はただそれを黙って見つめていた。呼び止めもせずに…。」

女「ねぇ!」

男、我に返り

女「ねぇってば!」

いつの間にか浅瀬に足をつけている女の姿を見つける


女「ほらみて!ワカメ!」

男M「そう、俺もバカなんだ。」

海が太陽の光に反射してキラキラと光る

男、笑う。
女もつられて笑う。



THE END


主演:I川ショーコ
   BOCCHI

監督:H氏
脚本:K村N子 

製作スタッフ:まっつん(ロケーションアドバイザー)
       ぐーちゃん(制作統括)




K村「これでどうでしょう監督?」
H氏「…無理があるよね。もっと面白いのがいいな…。」

とまぁ、特にロケハンに来たわけでもそういう企画が後にも先にもあるわけでもなく。
休日をいいことにこんなことを長々考え書いたにもかかわらず、理想とかけ離れた出来栄えに多大なショックを受けながら
過ぎし日の小浜観光について本編スタート!

さて、我々は我らがまっつんの故郷であり、あのNHK朝ドラ「ちりとてちん」の主人公喜代美の故郷であもある小浜へ総勢6名でドライブがてら観光にやってきたわけです。



ランチは「かあちゃんの店」だったかなんだったか、とにかく親切な「かあちゃん」たちが大勢働いていて、「かあちゃん」サービスが受けられるといった、母の愛に飢えた人も飢えていない人も、故郷のある人もない人もみんなおそらくほとんど、シーフード好きであれば、まちがいなく楽しめるであろう食堂で…


↑こんな定食をK村は食べたり



グーちゃんが注文したこの天丼にすればよかったといまだに後悔していたり


まっつんおすすめの店でトゥルントゥルンの水まんじゅうをたべたり


まんじゅうもうまいが水もうまい!


海をみたり




通りすがりのおっちゃんに写真を撮ってもらったりしたわけで




そのおっちゃんとも一緒に撮れば良かったと後悔したり




温泉に入ったりで日帰りという時間制限の中
ぎゅっ!と小浜のおいしさ美しさ、のどかさが凝縮された素敵な小浜観光でした。
ありがとうまっつん!


                      <おわり>



☆おまけ☆

タイトル:ホルモンチゲを待つBOCCHI