Lime so-da !

K村家の下宿人Nの雑記帳。働きながら、脚本の勉強をしながら、遊びながらのながら生活。

SION / コンクリート リバー

2011-06-30 20:51:09 | 日記
SION / コンクリート リバー ('91.4.8)


あけがた、暑さで目が覚めた。
夜が明ける前だった。夜明け前なのに暑いなんて、一体どういうことだ。

クーラーをつけるにもなんとなく罪悪感がある
本当は窓から吹いてくる朝の冷たい風を楽しみたいところだ

川の水が流れる音や
木々の間で冷やされた風の冷たさが懐かしい

先日は明日から海外旅行へ出かけるまっつんの壮行会だった
なぜか主役が手料理をふるまってくれて、しかもほとんど席に不在だったのだが
学生時代の友人たちと久々の再会もあって、ワイワイたのしくのんだり食べたりできた。
まっつんの手料理はからい。
それがたまらなくおいしいのだが、中には激辛もあるため、食べるコツが必要だ。
私のお気に入りはキムチチャーハン。かなりうまい!
今回は作り方もみせてもらったので、私も挑戦してみようとおもう。


<今回のメニュー>
・豚肉と野菜のチゲスープ
・キムチチャーハン
・大根とスジのヤンニョム煮込み?
・四川風マーボー豆腐
・エビチリ(これは絶品!)

どれもたまらなくうまいのだが、たまらなく辛い。
四川風マーボーも花山椒の香に食用をそそられるのだが、一口食べて汗がにじんだ。
食べたいのに食べれない。じゃあ、どう味わうか。
そんなことを話しながらな食べるのもまた楽しい。
もてなされっぱなしの時間でした。

まっつんは明日から南アジアの某国にいる坂本氏のところへ行く。
坂本氏は「Nちゃんもこいよ~」と毎度誘ってくれる。
私も一度行ってみたと思うし、できれば今回一緒に行きたいところなのだが、鍼の先生に話したところ「バカ者。」と叱られた。

そうです、私にはまだやらねばならんことがあるのです。
来年は海外いきたいなぁ。

せいぜい職場で南アジアのパネルや地図をみながら妄想旅行でシュミレーションでもしときましょう…。

sionはトップランナーでみて好きになり、一度だけライブへいったことがある。
優しいメロディーと歌詞が夜によく似合う。
「しぶいね」って言われるけどしぶいのがすきだ。





顔に傷が…!

2011-06-26 20:34:40 | 
昨日はbocchiとまっつんの家までビールを届けに行き、その帰りに二人を誘ってドライブへ出かけた。
念願のケーキ屋さんへも行けたし、コストコの位置も確認できた。
運転も結構自信をもってできた。
うん、ばっちし!あとは風呂に入ってご飯を食べて眠るだけ。
と思いきや事件は起こった。

外で犬たちの騒ぐ声がするので出てみると、ハルちゃんの顔がおかしい。
呼び寄せてよく見てみると、目の下に4センチほどの傷がついている。
しかもかなり深そうだ。
なんじゃこりゃ!と思ったがすぐに察しはついた。
ハルちゃんは門の下から鼻をだして外をゆく犬に会いたがるのだが、どうやら鼻を抜いたときに門を固定している金具で切ったのだろう。
ハルちゃんは平気な顔をしているが、多分これは縫う必要が出てくる。
だって、「ワンワン」というたびに裂けた部分が不自然に動いていて怖い。
正直、神経をやってしまっているのではないかと思ったが、一応動いているので大丈夫。
買い物へ行っていた母が帰ってくるのを待って、獣医さんに電話をすると診察してくれるとのこと、車に乗せて急いで向かった。

診察台にのせ、ライトで傷口を当てると思ったよりもさらに深かった。きれいに皮膚が裂けている。
「毛皮の下まで裂けて組織がみえちゃってますね~。」
「縫わなきゃだめっぽいですか?」
縫うとなれば全身麻酔となる。全身麻酔は体に負担がかかるからできれば避けたい。
「そうね~、縫うかもう一つは塗り薬がありますね。それを試してみるか。」
塗り薬は皮膚の組織を活性化してくれる人間用のだそうな。
とりあえずそれで様子をみてみることにした。うまいこと肉がもってくれればいいが…。
注射をうって、塗り薬をぬって、顔を手でかけないように「エリザベス」をつけてもらった。

「エリザベス」とは首の周りにまくプラステックの襟巻のようなもので、正式名称が本当に「エリザベス」というのかは不明だが、そう呼ばれている。
ちなみにK村家ではかつて、そのみた目から「パラボナアンテナ」と呼ばれていた。

兎にも角にも縫わずにはすんだのだが、犬と言えども女の子なのに海賊か山賊のような傷跡ができてしまうかもしれない…。
ハルちゃんはエリザベスをつけて帰ってきたのだが、玄関へ続く階段の前で立ち往生している。
「どしたん?」と下りてみてみると、エリザベスが自転車のペダルに引っ掛かって動けないらしい。
「これ嫌や…」と言わんばかりに恨めしそうに私を見上げる。
すぐになれるよ。早く治そうね。

4日後にはまたみせに来てとのことだった。
連休をとっておいてよかった…。だって獣医さんは時間がかかるし結構疲れるのだ。
かわいい娘の為だ、仕方がない…。





ワンダーフォーゲル byくるり

2011-06-25 19:14:09 | 日記
ワンダーフォーゲル Live


もう、すっかり夏ではないか。空には入道雲?らしきものまである。
はぁ~暑い…。

今年は夏山へ行けないので、下界の夏を満喫しておこうと思い、いろいろ予定を入れた。
それでもやっぱり山が懐かしい。
学生時代の夏休みはほとんど山で過ごした。
シーズン中は怒涛のような業務をこなし、夜は裸電球の下でみんなでのんだり話したりして過ごす。
寝る前に外へ出ると満天の星空が広がっている。
夜風が一気に体温を奪うので気をつけなければならない。
眼下には街の明かりがきらめいている。下界ではまだ夜が始まったばかりなのだ…。
寝静まった客室を抜けてバイト部屋へ戻り布団にもぐり込むとまた朝が始まるのだ。

もうあんな時間に出会うこともないだろうけど、今でもときどきふと思い出す。
みんなどうしているかなぁ、と思う。
くるりはいつも厨房でかかっていた。全然知らなかったのに、ヘビロテで聴いていたので多分2004年のメンバーはほとんどの人が歌えると思う。

そして今日はドライブへ行くのにこのCDを探したが見つからなかった…
どこへ行ってしまったんだろう…。


山小屋の仕事を終えるとみんなそれぞれの道へ出ていく。
でも再開すればみんないつもあの頃にもどっている。
不思議なもんです。


この道の向こうに私のいた山小屋がある。


ハローもグッバイもサンキューもいわなくなって
こんなにもすれ違ってそれぞれ歩いてゆく


あち~な~

三ノ宮散策

2011-06-23 20:36:52 | 旅行
暑い…暑いけど、夜風は気持ちいい。
ここんとこ、立て続けに出かけている気がする。
でも、どうせ家でぼんやりしているよりかは、誰かと会って話をするほうがいいわけで
昨日は以前職場でお世話になった元同僚のOさんと会うために神戸は三ノ宮まで行ってきた。

小さい頃は兵庫にすんでいたこともあり、よく神戸に連れてきてもらった。
六甲と海との間にあるこの街は異国情緒あふれる素敵な街だ。
K村はこの街に始終ときめいてしまった。

おしゃれだ…おしゃれすぎる。
mont-bellもpatagoniaもおしゃれな外観で、しかもK村はpatagoniaで衝動買いをしてしまった。
お昼は先輩におしえてもらったカフェでお食事。
神戸はなぜかパン食べ放題という店が多かった。パン食べ放題激戦区?
そして、食べるのに専念していたため写真を撮り忘れた。

食事の後はトアロードを山の手へ向かって歩き、今回の二つ目の目的地「海外移住と文化の交流センター」へ向かった。

途中でイスラムの寺院をみて感動。


イスラムの寺院の前には輸入食品店が


イスラムの人っぽい人が店にいていろいろおしえてくれる。
スパイスも珍しいものが手に入り、本当に海外にいるみたいな楽しさを覚える。


ああ…素敵すぎる。

途中、かの有名な北のホテルを通過。


泊ってみたい!

そしてようやく目的地へ。



このセンターでは、遠くブラジルを目指して移民した日本人について歴史やら生活道具やらが展示されている。
ブラジルへの船はこの神戸の港から出ており、移民する人たちはかつて、この建物で移住の為の準備をしていた。
それゆえに、ここが日本での思い出最後の地となったそうな。
移民船は神戸から門司を経て、東に航路をとり、香港やインドを通過し、アフリカ大陸を通ってようやくブラジルへ着いたとのこと。約50日間ほどの航海だったらしい。
ブラジルへいってコーヒー農園をすればお金持ちになれる。そんな夢を抱いてはいたものの、現実はなかなか難しかったようだ。それでも、荒れ地を開墾し、コツコツと働いた日本人の勤勉さは現地の人々を驚かし、同時に信頼を獲得していった。

にしても、環境から何から何まで違う場所へ行くってどんな気持ちかと思う。
一体、どういう事情で南米を目指したのか、それぞれの時代をどのように生きたのか。
ライフヒストリー的な部分がやはり気になる。またなにか本でも探して読もう。

Oさんに会うだけでなく、三ノ宮スタディーツアーはかなり充実して幕を閉じた。
散策中何度も「住みたーい。」を連発しながらも、住んだら多分破産するな、とも思った。
街全体がなにか物語の舞台のようで、本当に素敵だったのだ。
そして、港が近いということできっといろんなドラマがあったのだと思う。
是非また訪れたい。

『部屋(うち)においでよ』 原秀則

2011-06-18 22:08:44 | マンガ
旅行中、暇なので旅館に置いてあった漫画を読んだ。
ラブストーリーが読みたいと思い、選んだ漫画の中でも『部屋(うち)においでよ』という漫画はかなりおもしろかった。
ホテルのラウンジでピアノを弾く文さんとカメラマン志望の大学生ミキオの物語。
「ちゃらんぽらん」というパブで知り合った二人は仲良くなって付き合い始めるのだが、それぞれの夢に向かって進みだすとだんだんうまくいかなくなってしまう。
よりを戻したり遠のいてしまったりといろいろあるのだが、それぞれの葛藤や想いが丁寧に描かれていて思わず「いやああああ」とか「よかったね~」とか1人で一喜一憂しながら読んでいた。
ヒロインの文さんが本当に素敵な女性で、ミキオもいい奴なんだな~…。
東京の阿佐ヶ谷にある文さんの部屋で二人がご飯を食べたり幸せな時間を送っていたことを知っている分、最後は本当にキュンとさせられてしまう。
こういう終わり方なのか…と寂しくなるものの、それが計算されたドラマであることに感動!
大人なラブストーリーでした。

そもそも、この漫画に気付くまで読んでいた漫画は高校生の恋愛漫画だったのだけど、読んでいるうちにどうでもよくなってしまった。というのも、主人公の男が元彼女と現在の彼女に振り回されているわけだが、なんかね…。
切ないのは登場人物たちばかりで読んでる私は全然切なくないし、高校生のくせにこいつら何やってんだ…。としらけてしまうのです。
しまいには読むのもめんどくさくなる始末。
最後まで読んでないのにこんなこと言ってはいけませんね…。

ラブストーリーって難しい。
ハッピーエンドってなんだろう?
自分の好きな作品に出会うたびにその魅力に憧れ、難しさに打ちのめされるのです。