Opera 2 個人のブログ

食べるところ、日々の言葉と振り返り、訪れた各国各地、技術トピックなど

タイ 通信会社TRUEの最近の躍進

2015-01-23 21:07:25 | データセンター、施設建設、クラウド
タイの通信会社TRUEが最近何かと動きが激しい。財閥CP(チャロン・ポカパン)系の通信会社。データセンター事業にも熱心なようだ。

タイのトゥルーIDC、クラウド事業拡充、顧客別に最適システム(2015/01/23 日経産業新聞)
タイのデータセンター大手、トゥルー・インターネット・データセンター(トゥルーIDC)は、米グーグルや米アマゾン、中国の華為技術(ファーウェイ)などと組み、顧客ごとに最適なクラウドを構築するサービスを始める。
タイをはじめ東南アジアではクラウドサービスの需要が高まっており、トゥルーIDCは2015年内に国内で首位、東南アジアでもトップ5入りする目標を掲げる。
トゥルーIDCのプンナマス社長は21日、バンコクで開いた記者会見で「当社の『ワンストップ・ショップ』サービスを使えば、顧客企業は自らクラウド環境を整えるより時間を節約できる」と話した。
同社はこのサービスで顧客のニーズを見極め、最適なサービスプロバイダーを組み合わせるコンサルティング業務も手がける考え。

通信トゥルー、ミャンマーにデータセンター開設(2015/01/23)
大手財閥チャロン・ポカパン(CP)グループの子会社、トゥルー・インターネット・データセンター(トゥルーIDC)が、年内に3億バーツ(約10億8,000万円)を投じてミャンマーにデータセンターを開設する計画だ。来年に東南アジア諸国連合(ASEAN)でクラウドベースのデータセンターでトップ5入りを目指す。
22日付バンコクポストなどによると、トゥルーIDCはタイ国内でも事業を拡大する計画で、6億バーツを投じてバンコク北郊ノンタブリ県ムアントンタニのデータセンターの容量を倍に拡大する。同社はバンコクでもデータセンターを運営している。
トゥルーIDCは先ごろ、米データセンター大手のスーパーNAPと40億バーツを投じて東部チョンブリ県にデータセンターを開設する契約を締結した。トゥルーIDCが20%を出資するほか、サイアム商業銀行、カシコン銀行、王室財産管理局(CPB)も事業に参画する。同データセンターは来年3月に操業を開始する予定で、8年目での黒字化を見込んでいる。
トゥルーIDCの昨年の売上高は4億9,300万バーツだった。年40%の成長ペースを維持し、2017年にはこれを10億バーツに引き上げる考え。海外事業が売上高に占める比率は、2018年に30%、21年に50%に達すると予想している。
トゥルーIDCは、CPグループ子会社の通信大手トゥルー・コーポレーションの子会社だったが、同社が通信事業に集中するとして昨年末にCPグループに譲渡された。
タイのクラウドベースのデータセンターの市場規模は18年に270億バーツとなり、ASEANではシンガポール、マレーシアに次ぐと予想されている。ASEAN全体の市場規模は2,560億バーツになる。

インド NTTコミュニケーションズが企業向け通信サービス業に進出

2015-01-23 21:01:08 | グローバルビジネス
インドはこれまでいろいろと規制があり外資の参入を阻む壁があった。近年、モディ首相が就任し、積極的な外資導入策とインフラ強化策により、通信分野の規制緩和が進んだ。そういう中、NTTコミュニケーションズが通信サービスで進出するという。ライセンスを取得して本格的にビジネスを始めるということのようだ。まずは企業向けからということのようだ。

NTTコム、インド進出 企業向け通信サービス (2014/12/26 2:00 日本経済新聞)
 NTTコミュニケーションズはインドで通信事業に参入する。2015年夏にも、日本の通信会社としては初めて通信事業免許を取得しデータ通信サービスを始める。インドではモディ首相の外資誘致政策で日本勢を含めた企業のインド進出が活発になっている。データ通信量も大きく伸びる見通しで、高い品質の通信サービスを提供すれば需要が見込めると判断した。
http://www.ntt.com/release/monthNEWS/detail/20150120.html
http://www.atpress.ne.jp/view/55959

ビル統合管理システム Tridium

2015-01-23 20:57:39 | データセンター、施設建設、クラウド

ビル中央監視・自動制御システム(BAS)はいろいろなメーカーからと商品化され導入されている。そんな中、それらを統合管理する動きも出てきている。グローバル化する時代。そして今、注目はTridiumである。Niagaraフレームワークとグローバルエリアコントローラ(GAC)とダイレクトデジタルコントローラ(DDC)から構成される。

(1)Niagara AX フレームワーク ・・・GAC, DDCをネットワーク上と一元化し、中央管理するフレキシブルなネットワークサーバー(ソフトウェア)

(2)グローバルエリアコントローラ(GAC) ・・・データをWebブラウザに表示するコントローラ

(3)ダイレクトデジタルコントローラ(DDC)  ・・・端末からデータを収集、IPプロトコル変換するコントローラ

Webインタフェースによるモニタリング・制御が容易に可能。スケーラビリティもある。GUIに優れ、見える化・統合管理に適している。日本ではサンコーテレコムというところがその販売代理店となっている。また日立システムズがそのエンジニアリングを行っている。
http://www.sankotelecom.co.jp/ja/products/tridium/products

米Tridiumは本社は米バージニア州Richmond。世界に拠点を持ちグローバルに事業展開している。アジア地区は北京に販売拠点がある。
https://www.tridium.com/en/about-us/overview
米HoneywellがTridiumを2005年に買収していた。しかしながらTridiumは独立性を維持しているようだ。
http://www.automatedbuildings.com/releases/dec05/honeywell.htm


三井不動産がニューヨーク マンハッタンで不動産開発

2015-01-23 20:53:13 | データセンター、施設建設、クラウド
三井不動産がニューヨーク マンハッタンで不動産開発をすると言う。すごいことだ。マンハッタンの不動産や建設工事はいろいろと利権がからみ、なかなか外部からは入り込めないと言われている。そういう中での活動だからだ。結局のところお金をすることになるのではないかと心配している。

 三井不動産は米ニューヨーク市のマンハッタンで51階建ての高層ビルを開発する。総事業費は1500億円で、日本の不動産会社による海外ビル開発では過去最大となる。マンハッタンにはIT(情報技術)企業が集まり始め、通信環境や防災機能に優れたオフィスビルの需要が急増している。日本で培った技術を生かし、高収益企業をテナントとして呼び込む。(2015/1/21 日本経済新聞)

http://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2013/0313_01/

日立のデータセンター向け局所空調システム

2015-01-23 20:48:58 | データセンター、施設建設、クラウド
日立はデータセンター向けの空調システムでユニークなものを商品化している。天吊り型で上から冷気吹き出し、搬送動力を抑え省電力化を図ったシステムだ。行政関係にも働きかけ、受賞や標準化などで精力的に活動している。

日立、DC向け局所空調システムが省エネセンター会長賞(2015/01/22 日刊工業新聞)
 日立製作所は2014年度の「省エネ大賞」の製品・ビジネスモデル部門で、データセンター(DC)向け局所空調システム「Ref Assist(レフ アシスト)」が省エネルギーセンター会長賞を受賞した。レフアシストはサーバーからの高温排気を冷却する局所冷却ユニットと、熱交換器、冷水を供給する熱源設備などで構成。従来システムに比べて空調消費電力を最大約60%低減する。省エネ性や省スペース性を評価され、受賞に至ったという。日立はDC向け空調設備のEPC(設計・調達・建設)事業を展開しており、レフアシストは中核的な設備の一つ。

http://www.hitachi.co.jp/environment/showcase/solution/it/ref_assist.html