サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

サイババ物語(22)呪われた村の巻

2015-02-18 00:34:56 | 日記
ヨシオ:今日の話の中には、想念の力がいかに強いかがよく分かる話しがあります。想念の力が物の中にも蓄えてあって、それが何年も経ってるのにまだ、人々に大きな影響を与えるって凄いと思いませんか?

ある日、七人のグループが夜にやって来ました。ちょうどバジャンの最中でした。途中で道に迷い、タイヤもパンクしたので遅くなったのでした。
ババは、どうして遅くなったのか聞き、そして一人ひとりの名前を聞いた後、そこにいた人たちに言いました。
「ほら、僕が言った通りだろう。ハヌマン シングという七人の一行が夜に来るって言ったろ。そして、彼らは、道に迷いタイヤもパンクするって。さあ、朝から君たちの為に料理を用意して待ってたんだよ。」と。
ハヌマンシングさんの家族


翌日、ハヌマン シングは、沐浴をする為に川へ行きました。その時、彼はあまりババのことを知らなかったので、周りの人に、「あいつは一体誰なんだ。どうしてスカートのようなものを身に付けているんだ。」と言いました。
周りの人たちは、「ババのことを悪く言ってはいけないよ。」と諭しました。
沐浴から帰って来ると、ババはハヌマン シングに「僕は女の子に見えるのかい。」と聞きました。
ハヌマンシングには、身体が不自由な息子がいました。ババに息子の事を話すと、ババは「過去生からのカルマによってそのような身体になったんだよ。僕はそれを癒すことが出来るけど、次の生にまた同じような身体で生まれてしまう。だから今生でカルマを支払った方が、あなたの息子さんにとって良いでしょう。」と言われたのです。
夜になって、ババは突然ハヌマン シングに「君に贈り物があるから受け取ってくれるかい。でも、それを両手でしっかり受け取めるんだよ。いいかい?」と言って物を物質化して手渡しました。ハヌマンシングはそれを、両手でしっかり握り締めました。
すると、突然ババは大笑いしながら、「この男は頭が少しおかしいよ。だってブドウをこんなにきつく握り締めて、グチャグチャにしてしまったよ。」と言いました。
ハヌマンシングさんの家族


その頃、カルナータナバパリというチットラヴァティ川の対岸にある村で、不思議な事件が起きていました。
それはまるで、村中が呪われているように見えました。というのも、村のある地点を歩くと、誰でも血を吐いて死んでしまうのでした。そこを歩いてたとえ死ななかったとしても、二三十年経てば背中が曲がってせむしになってしまうのでした。
また、たくさんの家族が二人目の子供が生まれるや否や、両親は命を落としました。
また、畑からは何も収穫出来ませんでした。村人たちは、そこに住み続けることをとても恐れて村を離れて行きました。
それで、その村から人々がやって来て、サイババさんに助けを求めました。
サイババさんは、「ずっと昔、その地点に、イスラム教徒が神聖だとしている、魂が入っている物が埋めてある。それは、金メッキされた銅の製品で、手の形をしている」とのことだった。そして、それを埋めたイスラム教の人は、それを神として崇めていて神聖なものだ。」と言いました。そして、その神聖な物の上を間違って歩けば、いろんなたたりに遭うとの事でした。サイババさんは、次の週の金曜日に村人達を引き連れてその場所へ行き、その地点に枝を刺して掘るように言いました。
掘るのを手伝った人


掘り始めてしばらくすると、香ばしい匂いがして来ました。
そして、ある程度掘り進んで行くと、サイババさんは、「今、土と一緒に出て来たのがそうだ。」と言いました。
そこには、銅製の板、銀製の小さな傘、そして小さな金メッキされた手がありました。
サイババさんが自ら穴の中に入り、それらを回収しました。そしてそれをバンガロールに持って行き、手の形をした物を銀製の板にくっつけて村人に渡しました。
そして、それらを毎年一回礼拝するようにアドバイスをしました。今では、それはカルナータナガパリにあるサッチャムマ寺院の近くの宝石箱の中に納められていて、四月から五月に表に出されて礼拝されているとの事です。
しかしサイババさんはしばらくすると、ガネーシャに管理してもらう為に、その物をアシュラムに持って来るように言いました。今ではその聖物は、昔のマンディールの祭壇に保管されてあるそうです。

また、近くにカンマヴァリパリという名の村がありました。その村は、村の大きな井戸の水の中に発生したバクテリアによって汚染されていました。ナーラクルプルという伝染病は、皮膚が切れ始めたら、くっ付かなくなって三ヶ月後には死んでしまうという恐ろしい病気でした。
そして、一度その病気にかかると、身体の中に髪の毛のような細長いトゲのようなものがたくさん出来、それが死をもたらすのでした。
死ぬまでの間、そのトゲが身体中を冒し続けるので、その痛みとやらは大変なものでした。
村の長老たちは、奇跡の少年の話を聞いて、是非、村の危機を救って欲しいと頼みに来ました。

サイババさんは、その祈りに応えてその村まで歩いて行かれたのです。
村の人々は、楽器を演奏しながら喜びと希望に胸を膨らませて、ババと一緒に村までお供しました。
村に着くや否や、サイババさんは四つのココナッツをひとつずつ、村はずれの四隅に埋めました。
そして、村中にヴィブティを撒かれたのです。
最後に、ババはもう一つのココナッツにヴィブティを物質化して塗り込み、井戸の中に投げ入れました。そして、村人に井戸の掃除をするように言いました。
カンマヴァリパリの井戸


その時、この伝染病にかかっている、年をめした女性がサイババさんに駆け寄り、泣きながら病気を癒して欲しいと頼みました。ババはヴィブティを物質化して食べさせると、見る間に痛みは消えその老女の難病が癒されました。
それと同じくして、村中の人たちも全てたちどころに、病が癒されたのです。
サイババさんは、村人たちに、「これからはもう二度とこの病があなた達の村を悩ますことはありません。安心して住めますよ。」と言いました。
その村から帰る途中、サイババさんはチャヴァディというところに立ち寄られ、そこである夫婦と話されていました。その夫婦は25年間、一人も子供が出来なかったのでした。
ババはその夫婦にレモンを物質化して与えて、それを食べるように言いました。そして奥さんの頭のてっぺんから、とても長い髪の毛を引き抜きました。それを、くるくる丸めて捨てられたのです。その後、その夫婦には続けて男の子と女の子が授かりました。

ババの思い出
プドマプリヤさんの話
私たちの結婚式にサイババさんが来てくれたんです。その時、花嫁が結構式の時につけるネックレスを物質化して戴いたんですよ。そして、サイババさん御自身の写真も、私と夫のために物質化して下さったんです。その写真には、いつお祈りをすれば神からの祝福を得ることができるかが、書いてありました。
しばらくして、主人がボンベイに転勤を命じられました。転勤前に主人が今までにやってきた仕事を会社がチェックすると、何と、一万ルピーが消えていたのでした。それで、その消えて分を主人が責任を取って支払うように命じられたのです。
私たちは、身に覚えのない嫌疑をかけられてとても困っていました。でもある日、サイババさんに捧げようと毎日少しすつコインを入れている貯金箱が、ヴィブティでいっぱいになったのです。
それで、それらをすぐに取り出して、礼拝の時に皆に配りました。私たちは、これがサイババさんのサインと分かりました。というのも、すぐその後に会社から電話があり、主人のせいで金が無くなったのではないという知らせが入ったからなんです。
私たちがボンベイに滞在している間、主人は一度競馬に行ったことがあります。その時、ババにもらった写真も持って行き、自分が賭けた馬が一番になるようにと、そのババの写真を見て願いを掛けたのです。ところが、そのようにお願いした途端、大事な写真が主人の手から消えてしまったのです。これは、後で聞いた話ですが、その頃サイババさんは帰依者たちと一緒におられたんですが、突然、手に写真を持っておられたんです。それで、帰依者の人がその写真はどうしたんですか。と聞くと、これは、昔ある人にプレゼントした写真なんだ。でも、その人は僕を競馬場へ連れて行ったんだよ。それが嫌で帰って来たんだ。と不満そうに言われたそうです。
https://m.youtube.com/watch?v=jnC7x65O7IU



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