あなた方は、これからすぐ間もなく、スワミが今まで明らかにしてこなかった栄光を見ることになるであろう。
そうなれば多くの人々がやってきて立錐の余地もないぐらいになるであろう。
私自分自身が空を飛び、大空を駆け抜けるだろう。
すべての人はそのことを同時に見るだろう。
未来についてはあなた方にはよく分からないかもしれませんが、私には私の意図した計画が実現するのがはっきりと見えています.。
私の神聖さを無視している連中も私の元にひれ伏すようになるでしょう。
ポニョ:昨日の続きです。昨日は、この世界の状況は、ユガ期の変遷から見るとカリユガ期って、世界が一つになって行く時期ではないのかなという話をしました。
ヨシオ:俺がこのオーストラリアに移住して、もうかれこれ三十年近くになるけれど、その間思った事は、神さんが四つのユガ期をお作りになって、今は四つ目のカリユガやろ。最初のクリタユガでは善と悪を創造されて、その善悪が天と地に分かれて戦ったやろ。
ポニョ:昨日も言ったけれど、それはインドラ神とアスラたちとの戦いやったぜよ。それだけではなくこのインドラ神はいろんな悪鬼や悪魔と戦っているよな。でも戦績はあまり良くないぜよ。
ヨシオ:戦績はあまり関係無いやろ。クリタユガの後、トレタユガになって天と地に善と悪が分かれていたのが、同じ地上で善の国、ラーマが統治するアヨーディアと悪鬼ヒラニヤカシプが統治する悪の国ランカに分かれて戦ったんや。そしてドワパラユガになると、同じ国の中で善を代表するパンダヴァーズと、悪を代表するカウラヴァーズの戦いになったんや。そして現代のカリユガでは同じ一人の人間の体の中に善と悪がいて、一人ひとりが自らの中の悪に立ち向かい、悪を征服しなくてはいけないないんや。そういうふうに時代の移り変わりと共に、最初は善と悪が大きく二つに分かれて存在していたけれど、それがだんだん人の体の中に入って来て混在して行くという過程は、オーストラリアやカナダのように、文化、民族や人種がいろいろと混じって行く過程とダブって見えるんや。
ポニョ:ビーマが結婚した相手の女性もそういや悪鬼の血が入っていたよな。人ってだんだん悪と善が混じって行くんやろか。最初、この世界に人が創造された時は、神聖で純粋やった人も、だんだん悪鬼の要素が入って来て、誰一人、純粋で神聖な人っていなくなるんや。
ヨシオ:最初は唯一の神が多になられたように、人の世界も、いろんな文化や人種、民族などが混ざり合って行くんやろな。
ポニョ:当初は国や地域によって、文化や言語などは違うものが出来上がるけれど、それらがこれからのゴールデンエイジに向かって、だんだんと同じ価値を持つ世界となり、人種間の結婚や、文化の交流や共有などで、最初にこの世界を創造されたブラフマ神の世界に戻って行くんやろか。多様性から一体性やな。でもババさんはインド人に話される時に、インドの文化を大事にしなさいって言われているぜよ。
ヨシオ:これから世界中の文化がインドになびいて行くんや。ゴールデンエイジになると、日本古来からの文化も、中国の文化も、南アメリカ、中央アメリカ、アフリカやエスキモーの習慣や文化でさえ、インドをお手本とした文化に変容して行くんや。それがプレマサイババが降臨された時にどんどん加速されるんや。やがて今から何千年も経つ頃には、全ての地球の文化や民族、人種という違いが消え失せて、古代からバラタ(インド)に根付いていたヴェーダンダの教えが、世界中の全ての人たちの生きる指針となり、人々はクリシュナのように話し、ゴーピーのように神を愛し、ラーマのようにダルマに基づいた生き方をし始めるんや。その頃には、インド以外の文化は、その痕跡を残すだけのものとなり、言語でさえ、神の言葉であり、神の波動に一番近いと言われるサンスクリット語が尊ばれるんや。だから俺はサンスクリット語の学習をしてるんや。
ポニョ:それってめちゃ大胆な仮説やぜよ。にわかに信じられないぜよ。人々がクリシュナのように話し、ゴーピーのように神を愛し、ラーマのようにダルマに基づいて生きて行き、サイババさんのようなアフロヘアになるって。
ヨシオ:誰が将来、みんなサイババさんのようなアフロヘアになるって言ったんや。ブキやないか。そこら中アフロだらけやったら。
ポニョ:でも日本の文化にも良いところがたくさんあるぜよ。それが全部無くなって盲腸のような痕跡になってしまうって寂しいやないか。
ヨシオ:俺は全部無くなるって言ってないやろ。だんだんインドのヴェーダンダの哲学の影響を受けるようになって行くって言ってるんや。とは言っても、日本や、中国や、ロシアや、アフリカなどの良い文化は永遠に残って行くやろな。
ポニョ:だからサンスクリット語を学んでいるって言ったけれど、あんたはもうその頃には、くたばっていないやないか。
ヨシオ:うるさい。人の事はほっとけ。実はサンスクリット語って、一番神の波動に近い言葉なんや。一語一語がマントラなんや。だから俺はサンスクリット語に惹かれるんや。でもサンスクリット語って文字は無かったんやで。全ての経典やマントラは口授伝承、つまり師から生徒へ、口伝えで教えられて来たんや。ガーヤトリーマントラも、サンスクリット語で書かれているけれど、文字は重要ではなくてその、発声や、音、詩句に神の力が宿っているんや。そういうマントラを人が唱える事によって、人に神の神聖な力が宿るんや。だから俺がサンスクリット語の勉強する時は文字はアルファベットで充分なので、読み方などにもっと注意を払うんや。メキシコの霊媒師が、ある日、サンスクリット語を勉強していた人にメッセージがあると言ったんや。それは「君が今まで勉強して来たサンスクリット語は、君はこの物質世界では役に立たないと思って止めようとしているけれど、君が将来自分の肉体を離れ、神の世界に赴いた時に、君が今思いつかないぐらい役に立つ神聖な言語なのだよ。だからサンスクリット語の勉強を止めないで、是非このまま続けて下さい。」というメッセージやったんや。その人は自分が、趣味でサンスクリット語の勉強を始めた事を誰にも言っていなかったので、そのようなメッセージを霊媒師からもらってとても驚いたんや。
ポニョ:そら驚くよな。いきなり霊媒師からそんな事を言われたら。
ヨシオ:俺がサンスクリット語の勉強を始めて思ったことは、一つの単語の中に無数の意味があるから、とても複雑やなと思ったんや。英語や中国語や日本語でも、普通は一つの単語に一つの意味しか無いやろ。たまには例外もあるけれど。でもサンスクリット語ってそうじゃないんや。だから文章を読解しようと思って知らない単語を辞書で引くと、腐るほど意味があるから、結局、前後の文章の意味を把握してからでないと、辞書で調べても知りたい単語の意味が分からないんや。
ポニョ:それは困るよな。単語の意味が辞書で調べても分からなかったら。
ヨシオ:英語や中国語を学んだ時は、いつも辞書を片手辞書がボロボロになるまで単語の意味を拾い続けて勉強したやろ。でもサンスクリット語の場合はもっと頭の右脳を使って勉強しないと、簡単な文章でさえ読解するのが難しんや。だから最初はとても手間取ったし、面食う事が多々あったな。
ポニョ:以前、ルッドラムの意味を調べるのに、サンスクリット語の大きな辞書を使っていたって言ってたよな。
少数の幸運な人たちがヴェーダを学び広めています。
しかし、不運なことに多くの人々は、ヴェーダを学んでもヴェーダを教える努力をまったくしません。
現在、シュリ サティヤ サイ教育機関のすべての生徒にヴェーダが教えられています。
ヴェーダの学習の準備段階として、ヴェーダの言葉であるサンスクリットの知識を得なくてはなりません。9/8/06
ヨシオ:あれは簡単な仕事じゃなかったな。何度も壁にぶち当たったんや。ゴツい辞書を買い過ぎたのか、それともサンスクリット語が複雑過ぎるのかは知らないけれど、誰でもサンスクリット語を勉強し始めた人は、その辺りで壁にぶち当たるやろな。
ポニョ:ふーん。それぐらい難しい言語なんや。でもサンスクリット語って、ラテン語やギリシャ語の元で、世界の言語の親玉な訳やろ。という事は地球で最初に出来た言葉やから、もっと意味がシンプルじゃないかなって思ったけれどな。
ヨシオ:俺も最初はそう思って勉強を始めたけれど、俺が思っていたよりもっと複雑な言語やったな。神の想念を言語にした言葉って言えるやろな。一つの単語に神の想念が入りきれないんや。だから一つの単語にたくさんの意味があるんや。逆に例えば波動をサンスクリット語でなんて言うかなと調べたら八つぐらいの単語が出て来るんやで。
ポニョ:波動という単語だけでも八つも辞書に載っているんか。その中から選ぶなんて大変やぜよ。
ヨシオ:そうやろ。でもその中の一つの単語が、振動、音響、エコーなどを表しているからその単語に決めたんや。anunAdaという語やけれど、m. sound , vibration S3is3. ; reverberation , echo.などの意味があるんやで。俺は普段、自分の分厚いサンスクリット語の辞書を使っているけれど、ネットでもサンスクリット語の辞書があって調べられるんや。
http://www.sanskrit-lexicon.uni-koeln.de/scans/MWScan/tamil/index.html
また、日本語でサンスクリット語講座を無料で受けれるんや。このネット講座を運営されていた方は亡くなられたけれど、講座はまだ使えるんや。
http://www.manduuka.net/sanskrit/index.htm
他にも調べたら幾つかあるんや。
http://www.boreas.dti.ne.jp/~shanti/sanskrit.htm
ポニョ:そうなんや。サンスクリット語で波動ってアヌンアダって言うんやな。覚えておこう。ちょっと賢くなったような気がするぜよ。どこかに行った時に、波動の話をした時に、波動ってサンスクリット語でアヌンアダと言いますなんて言ったら、「うわ〜ポニョさんってステキ。英知の泉がほとばしって出て来るのね」なんて、言われるやろな。嬉しカルカル。
ヨシオ:あのね。サンスクリット語を学ぶ動機が不純やっちゅうに。娘の知り合いのインド人はハイデラバードから来ていて、サンスクリット語に最も近い言語と言われているテルグ語を普段家で使っているけれど、最近俺がルッドラムを唱えているのを聞いて、サンスクリット語を学び始めたんや。でもそういう人でさえ、サンスクリット語は複雑で難しいと言ってたな。
ポニョ:神の想念を表す言語やもんな。そりゃ当たり前だわさ。おいらやったらそんな難しい言葉を最初から勉強しようなんていう気が起こらないぜよ。
ヨシオ:でも、一人ひとりが少しずつ神の領域に近づいて行く努力をしないといけないやろ。世界中がゴールデンエイジになってダルマに基づいて生き始めるのを待たなくても、自分の中の波動を神に近づける事により、自分の中ではもうゴールデンエイジが実現するんや。真の意味でのゴールデンエイジって、誰か自分以外の他の人によってではなく、また、どこかの国や地域にもたらされるものではなく、一人ひとりの心の中に実現するものなんや。だって世界中がダルマに基づいて生きて行く理想的な社会が実現しても、ポニョだけがまだ、オクラの天ぷらに執着し、胃袋を食べ物で満たす事しか考えていなかったら、ポニョにはまだゴールデンエイジがやって来ていないのと一緒やろ。
ポニョ:あのね。最後のオチにいつもおいらを出汁に使わないでくれますか。おいらだってその気になれば、半日ぐらいは断食して、神様の事に集中出来るんでヤンス。
ヨシオ:半日って昼飯と晩飯の間だけやないか。
ごく近い将来、あなたは私がマンディールにいる同じ時に、別の私をあなたのクラスルームで見るでしょう。
そして私がクラスルームにいる間に、人々は別の私が講堂にいるのを見るでしょう。
私が講堂で講話をしているときに信者達は、私がマンディールでアラティを受けているのを見るでしょう。
あなた達はそのような体験を近い将来するのです。
あなたはこのような体験をし、その体験によって得た至福を世界中に広めるでしょう。
これが、この教育機関を設立した主な目的です。
私はインドの伝統的な文化、古代からの叡知を現代に甦らすでしょう。
こういうことがもうすぐ起こるのです。
甦ったバラタの古代の叡知はこれからずっと続き、あなたがたは世界中にダルマを教え広めるという機会が与えられるのです。
勝利はどんどん近づいてきており、あなた方は必ずその使命を成し遂げるでしょう。6/1976
https://m.youtube.com/watch?v=bD5OYoDqSRQ
そうなれば多くの人々がやってきて立錐の余地もないぐらいになるであろう。
私自分自身が空を飛び、大空を駆け抜けるだろう。
すべての人はそのことを同時に見るだろう。
未来についてはあなた方にはよく分からないかもしれませんが、私には私の意図した計画が実現するのがはっきりと見えています.。
私の神聖さを無視している連中も私の元にひれ伏すようになるでしょう。
ポニョ:昨日の続きです。昨日は、この世界の状況は、ユガ期の変遷から見るとカリユガ期って、世界が一つになって行く時期ではないのかなという話をしました。
ヨシオ:俺がこのオーストラリアに移住して、もうかれこれ三十年近くになるけれど、その間思った事は、神さんが四つのユガ期をお作りになって、今は四つ目のカリユガやろ。最初のクリタユガでは善と悪を創造されて、その善悪が天と地に分かれて戦ったやろ。
ポニョ:昨日も言ったけれど、それはインドラ神とアスラたちとの戦いやったぜよ。それだけではなくこのインドラ神はいろんな悪鬼や悪魔と戦っているよな。でも戦績はあまり良くないぜよ。
ヨシオ:戦績はあまり関係無いやろ。クリタユガの後、トレタユガになって天と地に善と悪が分かれていたのが、同じ地上で善の国、ラーマが統治するアヨーディアと悪鬼ヒラニヤカシプが統治する悪の国ランカに分かれて戦ったんや。そしてドワパラユガになると、同じ国の中で善を代表するパンダヴァーズと、悪を代表するカウラヴァーズの戦いになったんや。そして現代のカリユガでは同じ一人の人間の体の中に善と悪がいて、一人ひとりが自らの中の悪に立ち向かい、悪を征服しなくてはいけないないんや。そういうふうに時代の移り変わりと共に、最初は善と悪が大きく二つに分かれて存在していたけれど、それがだんだん人の体の中に入って来て混在して行くという過程は、オーストラリアやカナダのように、文化、民族や人種がいろいろと混じって行く過程とダブって見えるんや。
ポニョ:ビーマが結婚した相手の女性もそういや悪鬼の血が入っていたよな。人ってだんだん悪と善が混じって行くんやろか。最初、この世界に人が創造された時は、神聖で純粋やった人も、だんだん悪鬼の要素が入って来て、誰一人、純粋で神聖な人っていなくなるんや。
ヨシオ:最初は唯一の神が多になられたように、人の世界も、いろんな文化や人種、民族などが混ざり合って行くんやろな。
ポニョ:当初は国や地域によって、文化や言語などは違うものが出来上がるけれど、それらがこれからのゴールデンエイジに向かって、だんだんと同じ価値を持つ世界となり、人種間の結婚や、文化の交流や共有などで、最初にこの世界を創造されたブラフマ神の世界に戻って行くんやろか。多様性から一体性やな。でもババさんはインド人に話される時に、インドの文化を大事にしなさいって言われているぜよ。
ヨシオ:これから世界中の文化がインドになびいて行くんや。ゴールデンエイジになると、日本古来からの文化も、中国の文化も、南アメリカ、中央アメリカ、アフリカやエスキモーの習慣や文化でさえ、インドをお手本とした文化に変容して行くんや。それがプレマサイババが降臨された時にどんどん加速されるんや。やがて今から何千年も経つ頃には、全ての地球の文化や民族、人種という違いが消え失せて、古代からバラタ(インド)に根付いていたヴェーダンダの教えが、世界中の全ての人たちの生きる指針となり、人々はクリシュナのように話し、ゴーピーのように神を愛し、ラーマのようにダルマに基づいた生き方をし始めるんや。その頃には、インド以外の文化は、その痕跡を残すだけのものとなり、言語でさえ、神の言葉であり、神の波動に一番近いと言われるサンスクリット語が尊ばれるんや。だから俺はサンスクリット語の学習をしてるんや。
ポニョ:それってめちゃ大胆な仮説やぜよ。にわかに信じられないぜよ。人々がクリシュナのように話し、ゴーピーのように神を愛し、ラーマのようにダルマに基づいて生きて行き、サイババさんのようなアフロヘアになるって。
ヨシオ:誰が将来、みんなサイババさんのようなアフロヘアになるって言ったんや。ブキやないか。そこら中アフロだらけやったら。
ポニョ:でも日本の文化にも良いところがたくさんあるぜよ。それが全部無くなって盲腸のような痕跡になってしまうって寂しいやないか。
ヨシオ:俺は全部無くなるって言ってないやろ。だんだんインドのヴェーダンダの哲学の影響を受けるようになって行くって言ってるんや。とは言っても、日本や、中国や、ロシアや、アフリカなどの良い文化は永遠に残って行くやろな。
ポニョ:だからサンスクリット語を学んでいるって言ったけれど、あんたはもうその頃には、くたばっていないやないか。
ヨシオ:うるさい。人の事はほっとけ。実はサンスクリット語って、一番神の波動に近い言葉なんや。一語一語がマントラなんや。だから俺はサンスクリット語に惹かれるんや。でもサンスクリット語って文字は無かったんやで。全ての経典やマントラは口授伝承、つまり師から生徒へ、口伝えで教えられて来たんや。ガーヤトリーマントラも、サンスクリット語で書かれているけれど、文字は重要ではなくてその、発声や、音、詩句に神の力が宿っているんや。そういうマントラを人が唱える事によって、人に神の神聖な力が宿るんや。だから俺がサンスクリット語の勉強する時は文字はアルファベットで充分なので、読み方などにもっと注意を払うんや。メキシコの霊媒師が、ある日、サンスクリット語を勉強していた人にメッセージがあると言ったんや。それは「君が今まで勉強して来たサンスクリット語は、君はこの物質世界では役に立たないと思って止めようとしているけれど、君が将来自分の肉体を離れ、神の世界に赴いた時に、君が今思いつかないぐらい役に立つ神聖な言語なのだよ。だからサンスクリット語の勉強を止めないで、是非このまま続けて下さい。」というメッセージやったんや。その人は自分が、趣味でサンスクリット語の勉強を始めた事を誰にも言っていなかったので、そのようなメッセージを霊媒師からもらってとても驚いたんや。
ポニョ:そら驚くよな。いきなり霊媒師からそんな事を言われたら。
ヨシオ:俺がサンスクリット語の勉強を始めて思ったことは、一つの単語の中に無数の意味があるから、とても複雑やなと思ったんや。英語や中国語や日本語でも、普通は一つの単語に一つの意味しか無いやろ。たまには例外もあるけれど。でもサンスクリット語ってそうじゃないんや。だから文章を読解しようと思って知らない単語を辞書で引くと、腐るほど意味があるから、結局、前後の文章の意味を把握してからでないと、辞書で調べても知りたい単語の意味が分からないんや。
ポニョ:それは困るよな。単語の意味が辞書で調べても分からなかったら。
ヨシオ:英語や中国語を学んだ時は、いつも辞書を片手辞書がボロボロになるまで単語の意味を拾い続けて勉強したやろ。でもサンスクリット語の場合はもっと頭の右脳を使って勉強しないと、簡単な文章でさえ読解するのが難しんや。だから最初はとても手間取ったし、面食う事が多々あったな。
ポニョ:以前、ルッドラムの意味を調べるのに、サンスクリット語の大きな辞書を使っていたって言ってたよな。
少数の幸運な人たちがヴェーダを学び広めています。
しかし、不運なことに多くの人々は、ヴェーダを学んでもヴェーダを教える努力をまったくしません。
現在、シュリ サティヤ サイ教育機関のすべての生徒にヴェーダが教えられています。
ヴェーダの学習の準備段階として、ヴェーダの言葉であるサンスクリットの知識を得なくてはなりません。9/8/06
ヨシオ:あれは簡単な仕事じゃなかったな。何度も壁にぶち当たったんや。ゴツい辞書を買い過ぎたのか、それともサンスクリット語が複雑過ぎるのかは知らないけれど、誰でもサンスクリット語を勉強し始めた人は、その辺りで壁にぶち当たるやろな。
ポニョ:ふーん。それぐらい難しい言語なんや。でもサンスクリット語って、ラテン語やギリシャ語の元で、世界の言語の親玉な訳やろ。という事は地球で最初に出来た言葉やから、もっと意味がシンプルじゃないかなって思ったけれどな。
ヨシオ:俺も最初はそう思って勉強を始めたけれど、俺が思っていたよりもっと複雑な言語やったな。神の想念を言語にした言葉って言えるやろな。一つの単語に神の想念が入りきれないんや。だから一つの単語にたくさんの意味があるんや。逆に例えば波動をサンスクリット語でなんて言うかなと調べたら八つぐらいの単語が出て来るんやで。
ポニョ:波動という単語だけでも八つも辞書に載っているんか。その中から選ぶなんて大変やぜよ。
ヨシオ:そうやろ。でもその中の一つの単語が、振動、音響、エコーなどを表しているからその単語に決めたんや。anunAdaという語やけれど、m. sound , vibration S3is3. ; reverberation , echo.などの意味があるんやで。俺は普段、自分の分厚いサンスクリット語の辞書を使っているけれど、ネットでもサンスクリット語の辞書があって調べられるんや。
http://www.sanskrit-lexicon.uni-koeln.de/scans/MWScan/tamil/index.html
また、日本語でサンスクリット語講座を無料で受けれるんや。このネット講座を運営されていた方は亡くなられたけれど、講座はまだ使えるんや。
http://www.manduuka.net/sanskrit/index.htm
他にも調べたら幾つかあるんや。
http://www.boreas.dti.ne.jp/~shanti/sanskrit.htm
ポニョ:そうなんや。サンスクリット語で波動ってアヌンアダって言うんやな。覚えておこう。ちょっと賢くなったような気がするぜよ。どこかに行った時に、波動の話をした時に、波動ってサンスクリット語でアヌンアダと言いますなんて言ったら、「うわ〜ポニョさんってステキ。英知の泉がほとばしって出て来るのね」なんて、言われるやろな。嬉しカルカル。
ヨシオ:あのね。サンスクリット語を学ぶ動機が不純やっちゅうに。娘の知り合いのインド人はハイデラバードから来ていて、サンスクリット語に最も近い言語と言われているテルグ語を普段家で使っているけれど、最近俺がルッドラムを唱えているのを聞いて、サンスクリット語を学び始めたんや。でもそういう人でさえ、サンスクリット語は複雑で難しいと言ってたな。
ポニョ:神の想念を表す言語やもんな。そりゃ当たり前だわさ。おいらやったらそんな難しい言葉を最初から勉強しようなんていう気が起こらないぜよ。
ヨシオ:でも、一人ひとりが少しずつ神の領域に近づいて行く努力をしないといけないやろ。世界中がゴールデンエイジになってダルマに基づいて生き始めるのを待たなくても、自分の中の波動を神に近づける事により、自分の中ではもうゴールデンエイジが実現するんや。真の意味でのゴールデンエイジって、誰か自分以外の他の人によってではなく、また、どこかの国や地域にもたらされるものではなく、一人ひとりの心の中に実現するものなんや。だって世界中がダルマに基づいて生きて行く理想的な社会が実現しても、ポニョだけがまだ、オクラの天ぷらに執着し、胃袋を食べ物で満たす事しか考えていなかったら、ポニョにはまだゴールデンエイジがやって来ていないのと一緒やろ。
ポニョ:あのね。最後のオチにいつもおいらを出汁に使わないでくれますか。おいらだってその気になれば、半日ぐらいは断食して、神様の事に集中出来るんでヤンス。
ヨシオ:半日って昼飯と晩飯の間だけやないか。
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甦ったバラタの古代の叡知はこれからずっと続き、あなたがたは世界中にダルマを教え広めるという機会が与えられるのです。
勝利はどんどん近づいてきており、あなた方は必ずその使命を成し遂げるでしょう。6/1976
https://m.youtube.com/watch?v=bD5OYoDqSRQ