凡そ2年前に依頼を受けておりました古民家古本カフェの工事が大寒の日より始まりました
またなんでこんな寒い時に始めるのって言われそうですが
一昨年より計画していた別件の工事が残念ながら昨年末に中止になりましたので、
順番待ちで待って頂いておりました幾つかの案件のうち、小規模案件を繰り上げて進めさせてもらう事に致しました。
実はこちらの案件は、私共の暮らしている海野宿でございます
この数年、ご近所さんからの依頼がちらほらありまして
私的にはこれらを通称 別腹案件(←?) として
他の案件の合間に進めてさせてもらっている次第です
ちょうど工事着手の前日に大雪のあった海野宿。
こんな雪景色の美しい海野宿が見れる事は稀なので、大工さんとうちの旦那さんは玄関先で街道を眺めながらの休憩です♪
さて、まずは解体工事から。
カフェに改修する部分だけ、床や壁を解体してもらいました。
解体終了。
さてと・・・
解体をすると、まぁ、いつもの事ですが
いろいろ問題が出てきます。
土台が白アリにやられていた、とか
更に
井戸が出た!なんて事は、今回はありませんでしたけども
代わりにムロが出た!みたいな
おお~ 石積みのムロだ。
昔の貯蔵庫。恐らくお蚕様の桑の葉を貯蔵するためのものだったと思われます。
折角なので、この空間を利用して床下点検口を作ろうかと思います。
そうすれば、床下物入れとしても使おうと思えば使えますしね
こうやって
臨機応変に現場対応していかないといけないのが古民家改修ってものなのですが、
あともう一つ、
壁を解体しましたら箱階段が出てきたのですが
これは予め、ここにあるというのは分かっていたものの
こうして露わになると、上手く店舗に活かせないかなぁとか
つい考えてしまいますね
どうしようかなぁ~