さいふうさいブログ

けんちくのこと、日々のこと、いろんなこと。長野県の建築設計事務所 栖風采プランニングのブログです。

子ども達の住み心地~長野 古民家再生~

2014年08月17日 | 現場6~長野市の古民家再生

ブログの更新が滞る日々が続いております

  

お盆休み中に

6つぐらい投稿したい記事があったのですが

もうお盆も明けてしまいましたね

ということで

色々書きたい事はありますが、

ぼちぼち更新していくことにします・・・

 

さて、お盆前の事になりますが

長野市で古民家再生したK様から

住宅借入金等特別控除

(いわゆる住宅ローン減税)

の手続きに必要な書類

増改築等工事証明書

のご依頼がありました

 

この証明書は、

建築士事務所に属する建築士、

指定確認検査機関、

登録住宅性能評価機関、又は

住宅瑕疵担保責任保険法人

が作成し証明するものですから

 

当然ながら設計者である私が

発行することになりますね

 

リフォーム工事においては

建築士が関与しなくてもよい場合が多く

それが結果的に良いかどうかは

現場によりけりですけれども、

  

少なくとも

建築設計事務所に依頼して良かった 

と思って頂けるような仕事を提供したいですし

また、

こうした制度も設計者が居れば

無理なく利用することも出来ますから

設計料という少なくない費用の負担も

お施主さんにはあるとは思いますが

いろんな場面で

設計者(建築士)を大いに活用(?)して頂ければ

と思うところでございます

 

というところで

K様から増改築等工事証明書の

ご依頼メールを頂いたわけでしたが

そのメールには嬉しい一言が添えてありましたので

すみません、引用させてもらいますネ♪

 

メール↓

『話は逸れますが、先週の猛暑の中(補足:8月第一週)次男のクラスメイトが数名家に来ました。家に入ったとたん「すごい、涼しい!なんで?」と連呼してました。子どもたちにこの家の良さがわかってもらえてとってもうれしかったです。』

 

私もあの茅葺古民家の良さを

(現在はトタンが被ってますが)

子ども達に分かってもらえて嬉しいデス

もちろん、クーラーは無いです。

(クーラー用コンセントは設置しましたけどもね)

P1080793

 

実は私共の事務所も茅葺古民家ですが

(同じく板金被っています)

猛暑の中、営業マン等

外から入ってくる方々は

皆さん第一声が「涼しいですね!」

と仰います。

 

古民家だから涼しい、という訳ではなく

これは大きな茅葺屋根のお陰でもあります。

 

いわゆる茅が断熱材の代わりだ、

という方もいますが

もちろん、そういう事でもありますけども

この大きな大きな屋根の屋根裏(小屋裏)の空間

いわば熱気を溜めておける空間になっているから

1階が涼しく感じるわけなんですね。

     

実際今まで茅葺民家の調査を何度もしていますが

小屋裏の熱気はものすごくて

蒸し暑くて死にそうなくらいです。

(板金を被ってしまっているせいもあるかもしれません)

でもそのお陰で?!

調査後のビール

天国のような美味しさなんですがっ

P1120491

こちらは↑ 再生前の小屋裏。

  

再生後はこのように↓

子供部屋のロフトになりました。

P_1270040

子ども大好き空間「ロフト」

  

先程も書きましたが小屋裏は暑いですから

小屋裏を利用したこのロフトの天井裏には

セルローズファイバー25k160㎜を吹きこみ

小屋裏の熱気がロフトに伝わり難くすると共に

窓の無い屋根裏ですから

換気扇も設置しました。

P8318144

セルローズファイバー25k 施工時↑

  

この新聞紙の屑状のセルローズファイバーは

ボードやマット状の断熱材とは違い

形のない「屑状」なため

古民家の曲がりくねった材や壁に馴染みが良く

最近私共が採用することの多い材料です。

 

P1270043

ロフト用梯子。

  

この登りにくい梯子も

子供達にはなんてこともないようで

K様のお話によれば

知らぬ間に息子さんのお友達がぞろぞろと

このロフトから出てくるとか?!

 

壁は西洋漆喰塗りで

お施主さんが頑張って塗った壁です!

日本の民家であっても

なんとなく西洋っぽく感じるのは私だけでしょうか?!

というか、

古民家ってどこの国にも共通するような構造の持つ美しさがあるように思いますネ。

だから外国の方が日本の古民家を改修しても

あまり違和感無くまとまるのかもしれません。

 

P1270098

こちらが子供部屋です。

 

再生前はこんな状況でした。

揚前時↓

P1210224

土台周りが大変傷んでいた部屋でした。

   

昔の脱衣場に開いていた小窓も

そのまま残し

ステンドグラス用のガラスを入れてみたりして

ちょっと遊んでしまいました

P1270843

 

この子供部屋は3人の男の子の部屋なのですが、

ロフトはあるし、

更に

ロフトから未知なる小屋裏へ通じる出入口もあり、

家の中で探検ごっこができる空間満載で

楽しい空間になったと思います。 

 

家全体として

かくれんぼも出来るし

行き止まりの無い間取りにしてますから

掛けっこも・・・出来ます

  

そんな古民家で 

K様は3人の息子さんを

「放牧したい~」

と仰ってましたからね。

まさしく日々

そんな状況なのかもしれませんです  

 

  

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木の伐採~長野市の古民家再生~

2014年06月10日 | 現場6~長野市の古民家再生

2013年の2月に竣工した長野の古民家再生です。

P1080761

昨年の7月頃,

敷地北側の樹木にアメシロが

との一報を受けまして

樹木を伐採することになっていました。

  

お待たせしておりましたが

ようやく先日(5月のことですが)、

伐採の段取がつきまして

久しぶりに現場へ(あ、いえ、お宅へ)

行って参りました

     

こちらの古民家は、

長らく廃屋になっていた古民家を

お施主さんのK様が

2009年に取得され

現在に至る訳なんですが、

 

なんせずーっと廃屋でしたので 

庭木などの屋敷内の樹木が

ほぼジャングル

 

周辺のご近所さん達にしてみれば

長期放置されていた屋敷の庭木が

気になっていたようです。

木の落ち葉が生活道路に落ちたり

枝がどんどん張り出してきたり、と。

 

そのような中でようやく

待ちに待った新たな住人(つまりK様)

が移住されてきて

今まで苦にしていた荒れていた樹木を

これを機に整理してほしい!

ということもあったようですし

K様も

お仕事や子育てで大変忙しい中、

とても木の手入れをしていられませんから、

この際、一度全部伐採して、

新たに畑でも、

というお気持ちのようでした

 

    

こちらは別の事例ですが

上田市にある古い屋敷(廃屋)。

巨木になっていた庭木が凄かったので

通りすがりに思わず写真を撮ってしまいました。 

P1080319

P1080322

建物が自然に侵食されていく感じでしょうか

  

そしてこちらは海野宿の我が家・・・

屋敷を取得した当時2001年頃。

やはり庭木がジャングル化してましたから

真っ先に庭木を伐採しました。

Dscn0291

(枝を払った状態)

  

我が家の場合も取得して直ぐに

ご近所さんから

庭木に烏の巣ができていると

苦情が寄せられまして

しかし一方で

ご近所さんに鳥の巣を落としてもらうなど

助けてもらったりもしました。

 

このように

野放しにされた荒れた庭木や屋敷の木は

周辺住民に迷惑を掛けてしまうもので

廃屋の古民家には少なからず

建物だけでなく木の問題があるものです。

  

 

ですので

長野の古民家再生でも工事中に

ご近所さんから松の木を何とかして欲しい

という事で、

南庭の庭木を伐採しました。

Photo 

(2009年当時 再生前)

P1080774

(2014年現在 再生後)

 

こうして、再生を見比べますと

どこを直したのか分からないくらい

ほぼ現況のままですネ

玄関廻りくらいだけが変りましたが

屋根や縁側等、昔のままです

 

が、こう見えて

見えないところ(基礎や躯体、設備等)を

しっかり工事をしましたし

省エネも考慮した仕様にして

当時の住宅エコポイントも

バッチリ頂けるような

そんな内容になってますから

実は建売住宅くらいの費用は掛けています

昔ながらの家づくりと、現代の設備を兼ね備えた

ハイブリッドな家でもある訳です

  

そんなこの長野の古民家再生ですが

竣工後もまだ

やり残している工事や

追加工事を少しずつ進めておりまして

  

今回は

建物の北側の斜面を覆うように生えていた

樹木7本と中低木の伐採工事となりました。

P1080281

樹木の枝払い、伐採を専門にしている方

(と言いましても、実は私の義兄なんですが)

にお願いしまして

凡そ7~10mくらいにもなろうかという木々を

一気に切って貰いました

お施主さんのK様も手伝いながらの作業。

暑い中、いやー大変そうでした。

P1080293

10時の休憩☆

靴のまま縁側で休憩してもらうことに。

  

縁側はやっぱりいいもんですネ

サッシが入っていない縁側。

木製ガラス戸は入っていますが雨戸なので

引き込んでしまえば

昔ながらの開放的な縁側になります。

 

P1080289

網戸もありません。

  

このような状態でK様ご家族皆さんは

夏も冬も一度過ごされまして

暑さ、寒さ、虫など

一通り経験されました

  

今のところ、

ちゃんと住めていらっしゃるみたいです☆

下手な今時の家より

ずっと暮らしやすいハズではあるんですが、

しかし、網戸が無かったり

サッシでなかったりもしますので

もし不都合があったり

困ることがあればいつでも仰って下さい

言ってはあるのですが、

取り敢えず?

なんとかなっているようです

 

さて、伐採作業を終え、

裏山はこの通り

林のようになっていたのが

すっかり綺麗さっぱりに!

P1080301

P1080285

北側の樹木が無くなった途端、

今までよく見えなかった屋根が丸見えに。

アタター

 

今年は記録的大雪もありましたし

今後、屋根の塗装や補修を

考える必要がありますが、

まずは、住めるようになりましたので

少しずつ直していければというところでしょうね。

 

P1080742

伐採した木は

薪に使いたいという方に

お譲りすることになりました

良かった良かった☆

 

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共働きにOKな夏を旨とする住まい~長野市古民家再生の暮らし~

2013年07月14日 | 現場6~長野市の古民家再生

今年1月に引き渡しをした古民家再生の家に暮らしているお施主さんのKさんから

  

樹木にアメシロが~

  

との一報を受けまして

一週間前になりますが

様子を伺って参りました

 

Kさんご家族にとりましては

それまでの鉄筋コンクリート造のマンション生活から、

新たに古民家生活がスタートした訳ですから

私としましても、少々心配しておりました。

  

だって、

御主人さまは、なんてったって

「戸建て住宅での生活」が始めてだというじゃないですか

ということは、ご実家もマンションということ?ですよね。

   

始めての戸建て住宅が、いきなり古民家

大丈夫かなぁ、、、虫とかに驚いていないかなぁ・・・

 

と、とても気になっておりました。

  

そんな時に、アメシロの一報を頂きましたので

すぐに伺うことにしました。

  

さて、たった2ヶ月ぶりにお邪魔しただけなのに

妙に久しぶりな気分です

P1280927

玄関ホールには

蒼蠅(あおばえ)と書かれた額がお出迎え。

  

おぉっ 

なんとなく気になったので、

奥様にこの額のことを伺ってみると

画家 熊谷守一の蒼蠅だというじゃないですか!

 

すると、旦那様は

  

蒼い蠅ですよ~・・・

ギラギラ光ってる蠅かなんかじゃないですか・・・

こんなもの・・・

(心の声:何がいいんだか)

 

と、

ぶつぶつ仰ってる(笑)

 

奥様の趣味は、

私としてはいい感じにツボに入っているのですが

どうも、旦那様とお子さん達には理解し難いご様子で、、、

  

そんなご夫婦、ご家族の姿が

とても微笑ましく、

漫才コンビではないですけども

凸凹加減がお笑いな感じで

面白い皆さんです

 

奥様は、

蠅が飛ぶ季節だから

という理由でこの額を選ばれたというんですから

なかなかのセンスの持ち主

 

 

さてさて、蒼蠅の話はここまでにしておきまして、と

久々にKさんの家にお邪魔しまして

やはり私としましては

建物の状態や生活のことなどが気になります。

  

アメシロのたかった木を見せてもらいながら

他に気になるような所が無いかを伺いましたら、

幾つかありましたので

それを確認して参りました。 

  

実際に暮らしてみてからの方が

より具体的な問題が見えてくることもありますので

引き渡した後、はいサヨナラ~ ではなく

アフターケアとして

何かあれば伺って様子を見るようにしております 

   

さて、いろいろと建物の様子を拝見した後

奥さんと生活のことなど、お話を伺いました。

 

まず、

2月の真冬の寒さについては

無事に暖かく過ごせたのでOK

でしたが

次、夏の暑さはどうなのか、です。.

  

古民家=涼しい と思ってはいけません。

もちろん、普通の家よりは涼しいかもしれませんが

だからと言ってエアコンが要らないとも限りません。

   

私が気になっていたのは

昔の木製ガラス戸(雨戸)のままの南縁側。

P1270361

この縁側の建具は「雨戸」ですから

引き違いではありません。

そして網戸もありません。

しかも昔のままの状態です。

   

網戸が無いので開ければ虫が入ってくるし、

もし、

どうしても網戸無しで暮らすのが厳しいようであれば

網戸を作りましょうか、

と、

お話したことがありました。

 

しかし、そんな心配も無く

7月始めまでは

この縁側の戸を開けず(?!)に

暮らされていたとのことでした!

  

暑くなかったのかと聞きましたところ、

共働きなので昼間は閉めたままで

朝、晩は思ったほど暑くはなく

扇風機だけで大丈夫だったとのこと。

 

夏の対策として、

設計に盛り込んでいたことは、

  

北側の比較的冷たい空気を室内に取り込んで

南側の日射により温まった室内の空気を

南側に設置した換気扇で強制的に出す

ということ。

   

そうすれば

日中、共働きのご夫婦が留守にして

家を閉め切ったままにしておいても

北側のサッシを換気程度に開けておき

南縁側に設けている換気扇で

日射で温まった空気を排出すること出来ます。

もちろん、機械換気に頼らなくても

自然換気が出来るように

新設した開口部については考えてあります。

 

ですので

縁側に洗濯物を室内に干しっぱなしにして

閉め切って外出していても

全然OK~ということです。

  

実際この日も、雨が降っていたため

縁側を閉め切ったまま洗濯を干されておりまして、

私達がお邪魔していたので

少し戸を開けて下さいましたけども

扇風機だけで、全然OKでした

 

もちろん、それだけではなく

室内の建具も殆ど開けっぱなしにして

風通しよくされていました

戸という戸は、皆、引き戸にしてありますので

(ドアはトイレぐらい)

開けっぱなしにするには非常に都合が良いですし

必ず風が通るような平面計画にしています。

  

とりあえず、7月上旬までは

このような暮らし方で

扇風機だけで済んでいるようでしたが

このところ連日、猛暑が続いているので

次回伺った時に

その後どうだったかまた聞いてみようと思います

 

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竣工写真 台所♪~長野市 古民家再生~

2013年04月10日 | 現場6~長野市の古民家再生

間が空きましたけれども、

長野市 古民家再生の竣工写真の続きです。

今日は台所編デス

 

再生後の台所 ↓

P_1270206

 

再生前はこのような土間でした ↓

Photo

大きな室(ムロ)が掘られていた部分の

ちょうど真上に台所を計画しました。

  

間取りのプランニングでは

台所が住まいの中心となるような

そして

家の中をぐるぐる回れるような

そんなプランにしました

 

台所の南側には

玄関から続く土間を設け

P_1270952

直接居間や台所へ

出入りできるようにしています。

(スーパーの買い物から帰ってきて

すぐに台所に荷物を下ろせるというのが

いいところです☆)

  

P1270209

台所のタイル割もバッチリ綺麗に納まりました

タイルも好評でしたし

ボーダータイルも

タイル割の調整のために入れているのですが

キッチンカウンターのバックガード代わりにもなり

また意匠的にアクセントにもなりまして

素敵に仕上がりました

 

P1270200

キッチン背面の収納スペースもいい感じになりました

P1260870

23角のモザイクタイル

可愛いです

   

キッチン背面の収納の天板は

贅沢にも(←でもお手頃な価格で仕入れたので贅沢ではありませどもネ

地杉の無垢板 厚40㎜☆ 

P1250061

(工事中 塗装する前の様子↑)

  

  

そしてシステムキッチンはトーヨーキッチン♪

P1270184

扉の面材はモスグリーン。

お施主さんのご希望の

昭和レトロの雰囲気にとってもよく似合いました~

(よかったー)

  

シンク上の照明器具も

本当は別のガラスシェードを予定していたのですが

廃番になってしまっており、

急遽、別のシェードをお施主さんと選び直したのですが、

墨絵のような模様が描かれていて

これまたとても素敵でした。

(奥さま ナイスチョイスです~

P1270189

ただ、寸法が小さめの電灯笠でしたので

普通のサイズの電球(E26)が入らず

小さいサイズの電球(E17)になってしまいました。

(ちなみに、こちらにはLEDの電球を使っています。)

  

さて建物のお引き渡し後、お施主さんからは

この台所が一番暖かい

というお声を頂いております。

ほほぅ~

    

断熱材もしっかり入っていることと、

床暖房のお陰ももちろんあるのですが

一番のポイントは

熱損失の大きい外壁に台所が面していない

つまり

間取り的に建物の中心付近に位置していることに拠るものものと思われます。

  

古い家では

台所は位置的に北側に追いやられていることが多く

寒い台所で朝早くから

食事の支度をする辛い役目を果たしてきたお母さん達。

 

とてもじゃないけども

そんな忍耐強い古民家生活をこれからはさせたくない

(自分だったら耐えられない!)

という私自身の考えもありまして、

  

家族みんなの台所として

奥さまだけでなく

御主人さまも、

子供達も

皆が日常的になんとなく集まる台所

であって欲しいし

台所って本当は意外と

家族のコミュニケーションの場だったりするものです。

  

ということも含め

出来ることなら

(もちろん条件によりますけども)

台所が家の中心にくるように

プランニングをすることが多くなってきています。

    

さて次回は

子供部屋の竣工写真をUPしたいと思います♪

 

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長野市 古民家再生 竣工~外観~

2013年03月02日 | 現場6~長野市の古民家再生

先週の日曜日のことですが

既にお引き渡しをした長野市の古民家再生の家の

ささやかながら見学会を致しました。

  

只今、古民家改修の設計中の建主さんと

最近お問い合わせのありました、これから古民家再生をお考えのお客様、

そして、

以前、うちの事務所に見習いに来ていたY君を

お誘いしまして

吹雪の中 見学に来て頂きました。

  

 

再生前 ↓

  

Photo_2

    

再生後 ↓ 

P1270939 

P1270909_3

縁側は古い木製建具のままなので

昔の佇まいが残り

改修した玄関廻りと違和感なくまとまり

とても美しい民家になりました

 

P1270477

縁側の、この昔の木製建具を見て

誰もが

この寒い信州、このままで大丈夫なのか?!

と思われるでしょう。

 

P1270371

(縁側の昔ガラス。

このゆらゆらした歪みが魅力ですね♪)

 

   

断熱改修と暖房計画の考え方さえ

しっかり設計計画すれば、

気密性が低くても

暖かくて結露もほとんど生じない

快適な古民家になる

  

ということを体験してもらおうと、 

敢えて

一番寒いこの2月に

 

引っ越してまだ間もない建主さんに

多大なるご協力を頂きまして

見学会を企画した次第なのでした

(K様 有難うございました

  

気密性が低くても

暖かくて結露もほとんど生じない

快適な古民家になる

ってどういうこと?!!!

 

につきましては、

また改めて書こうと思います

 

  

 

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やっとお引き渡し!~長野市古民家再生~

2013年01月25日 | 現場6~長野市の古民家再生

長野市でやっておりました古民家再生現場。

先週の16日にようやくお引き渡しを迎えました

 

思い返しますと

2009年の5月にお問い合わせを頂いてから

実に丸3年以上を経過しておりますので

建主さんにとりましても、

本当に長かった家づくりだったかと思います。

 

これだけの長い期間、

一緒に家づくりを進めてこれたこと

本当に心より建主さんには感謝申し上げたい。

 

全く同世代の建主さんだっただけに

本当に最後の方には

一緒に塗装や左官をやったり

子供達も交えて

楽しく家づくりをさせてもらったように思います

 

まだ、若干未了工事が残っていて

工事は続いておりますが

とりあえず、竣工写真を少しずつUPして行こうと思います

 

今日はまずは座敷からご紹介したいと思います。

 

<工事前 座敷>↓

P1030384

こちらの座敷は、工事の対象外部分ではありましたが

そうは言いましても

廃屋となってかなり経っているこの建物では

このまま部屋として使える状態ではありませんでしたので

 

→ 電気配線、照明器具は新設し、

→ 建具は一部入れ替えと新設

→ 住宅エコポイントの即時交換を使って畳の入れ替え

を行いまして

 

<再生後 座敷> ↓ ↓ ↓

P1270214_3

こんないいお座敷になりました!

 

建主さんったら

「いらっしゃい」という軸でもかけようかしら~

なんて仰っていました。

(そういう遊び心が Good 

  

P1260406

この引手は「茶壺」なのですが

こちらも建主さんの遊び心を掴みまして

採用となりました♪

 

P1270232_2

 

新しい畳が入ったのを見ていた建主さんとお子さんは

「わ~い!相撲やりたい!」

なんても仰っていました♪

 

どんどん使って下さいね~

でも家は壊さないよう、御願いします・・・ 

育ち盛り3人兄弟のお子さん達なので

少々心配ではあります

 

さて、この座敷の畳工事ですが

松本市の百瀬畳店の百瀬さんにやって頂きました。

今までも私共の物件に畳を入れてもらってきた畳屋さんなのですが

最近、新しい事業を始めたとのことで

TATAMO!これからの畳をつくるプロジェクト

ずっと熊本にいらした百瀬さんなのですが

何故かタイミング良く?!

この現場の畳を採寸から納品までやって頂くことが出来ました

 

この座敷は基礎工事も揚前工事もしておりませんから

歪みは直していませんし、そのままです。

ので、もっのすごく歪んでおりまして

床は直角ではないし、平行でもない・・・

    

畳の製作は結構、難しかったと思われます。

でも

そういう不揃いな状態をこそ

繋ぐことが出来るのが手仕事、

つまり職人さんのお仕事ですよね

 

しかし、

こうした畳の間が今の住宅からは少なくなり

(畳の部屋が一つもない住宅も多くなっている)

同時に、畳屋さんの仕事も減り

そして国産イ草農家の減少へと

繋がっているのですが、

 

畳の良さ、畳の部屋の良さ

そういうものを設計を通じて

これからもご提案していきたいな

と想います

  

 

さて次回は

台所や居間の竣工写真をUPしたいと思います。

 

  

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2013年 仕事始め

2013年01月07日 | 現場6~長野市の古民家再生

今日から仕事始めです

(実質的には4日からでしたけれども)

P1260791

今年は巳年。

こちら↑は

平成25年の年賀切手にもなった土鈴。

奈良井土鈴(ならいどれい) 「福袋巳(ふくぶくろみ)」

http://www.post.japanpost.jp/kitte_hagaki/stamp/tokusyu/2012/h241112_t.html

  

長野県の奈良井宿の中西康二さんが製作したもので

素敵だったのでつい購入してしまいました☆

後で調べてみて、

今年の年賀切手に採用されていたことを知ったのですが

やっぱり、いいモノって違いますネ。

  

さて、

昨年引き渡す予定だった物件

長野市の古民家再生工事現場ですが

昨年に引き渡すことが出来ず

今年に持ち越してしまいまして

今日から職人さん達が早速現場入りしておりました。

  

年末年始は

建主さんが自ら左官工事をして下さいまして

凡そ60㎡もの壁(ロフトのある子供部屋と書斎)の

西洋漆喰塗を見事、ご家族皆さんで

塗り終えて下さいました

P1260393

御主人さまと息子さん。

御主人さまはお仕事柄、石膏を扱っておられて

ものすごい勢いで仕上げて下さいました

P1260381

子ども達もお手伝い♪

うちの旦那も、私もほんの少しだけお手伝い。  

P1260483

奥さまも旦那さまに負けじと

黙々と頑張ってます

 

工事前はこのような状態だった小屋裏が

P1120491  

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

P1260731

こんな子供部屋ロフトになりました 

  

  

工事前はこのようなお部屋だったところが、

Photo

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

P1260511

このように子ども部屋になりました。 

  

天井高がとても低いので

圧迫感を解消するため、一部を吹き抜けにし、

更にその上に先程のロフトを作りまして

楽しい子ども部屋に! 

  

それにしても

建主さんには

これだけの壁を仕上げてもらいまして

本当に良くやって下さったと思います!

(もちろん壁の下処理は

プロの左官屋さんにやってもらいましたけども)

 

後で話を聞きましたら

You  Tubeで左官工事の動画を観ながら

イメージトレーニングをしていたとの事

素晴らしい~~~

 

ちなみに、

壁はこんな風合いに。 

P1260366

ちなみに↑の写真はプロの仕事です。

 

P1260396

こちらは↑ 建主さんの施工。

いい感じだと思います

 

この壁は、 

プラネットジャパンのカルクフィール(ドイツの漆喰)

に、

スサを少し多めに入れたもの。

  

今までにもこのカルクフィールを

何度か採用してきましたが、

(予算の関係で)

どうしても、日本の漆喰の「白」と

白さが違います。

  

白すぎる。。。

  

成分が違うせいだと思うのですが

白さを抑えるためと

建物の雰囲気に合わせるために

今回は、いつもより多めにスサを入れてみました。

  

  

さてさて、あともう少しで完成

  

 

P1260803

今日は染付のスイッチプレートも付きました☆

 

新年からバタバタとしておりますが

あともう一息

頑張って参りたいと思います

 

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建具工事もそろそろ。

2012年12月03日 | 現場6~長野市の古民家再生

P1250898

長野市の古民家再生現場へ向かうには、

菅平高原を通っていくことが多いのですが

山はすっかり銀世界。

P1250895_2

そろそろ山道ドライブは厳しいかな。

これからは国道で行くことにしよう。

  

さて、長野市の古民家再生現場では

建具工事が始まりました。

 

お施主さんと

引手の確認や

建具に嵌めこむガラスの確認、

そして、襖紙の確認などします。

  

引手は今まで無塗装の木製を使うことが多く、

オリジナルで数百個特注したものを在庫して

設計した物件に納品していました。

 

オリジナル丸引手↓

Dscn1089

オリジナル角引手↓

Dscn1098

 

ですが、今回は、

古民家の雰囲気や

お施主さんの趣味などから考えて

木製では無く、

真鍮製の引手にすることにしました。

ので、

急遽、見本を購入して

お施主さんに色・形を確認してもらいました。

P1250935

やっぱり見本を取り寄せるものです。

カタログだけでは質感や色味が分かりにくく

危うく、合わない色を選ぶところでした。

 

ちょっとした金物ではありますが

これが意外と光って気になるものですので

神経を使います。

 

  

  

こちら↓は

先日、建具屋さんのところへ打ち合わせに行った際、

たまたま?不用になった玄関戸を要らないか?

と言われまして

有り難く頂戴してきた建具です☆

(役得♪)

P1250865

この建具に使われている引手が

今回、設計で使おうと思っていた引手と

偶然にも全く同じものでした。

(色も同じ!)

 

     

こちらは、我が家の大阪障子の引手 ↓ 

P1150702

この建具は

材木屋さんだった建物が解体される際に

頂いてきた建具です。

(頂き物ばかりです、、、)

こういう丸みのある角引手もいいなぁと

金物メーカーを探してみましたけども

量産品には見当たりませんでした。

残念。

 

  

次に、

建具に嵌めこむガラスですが

これまたずっと悩んでおりまして、

昔の建具のガラスを

新設の建具に使えないかどうか

ガラスの寸法を確認をしてきました。

 

P1250903

この古い欄間の型ガラスがサイズ的にも使えそう。

P1250940

  

お施主さんは

「骨董屋さんみたいな家」に

したいそうなので 

(なるほど なるほど)

ならば

ガラスも出来るだけ昔のものを使ってあげたい。

 

先日、お施主さんが購入された時計を

現場に持ってきて下さいましたので

拝見させてもらいました☆

P1250869

わぉ~

昭和初期のぼんぼん時計だそうです!

SEIKOSHAと書いてあります。

振り子が内蔵されていて

ぜんまいで2週間ごとくらいに巻くのだそう。

すごーい☆

 

このようなモノに似合う家に

是非してあげたいですから、

設計図は事前に出来あがっていて

内容も一旦は決めてはいますが

最後の最後まで

現場で何度も再検討して

変更できるところは変更して

ギリギリまでいいものを作り上げれるように

頑張っています

(要するに、往生際の悪いってことか

  

ということで確実に

「骨董屋さんみたいな家」に

なりつつある長野市の古民家再生現場です♪

 

  

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タイル工事が始まった☆ ~長野市 古民家再生~

2012年11月20日 | 現場6~長野市の古民家再生

長野市 古民家再生現場です。

P1250673

現場近くではリンゴがたわわに実っております♪

 

さて

施主施工で行われていた木部の塗装工事ですが

柱や構造材、造作材等はほぼ塗り終え

残すは床のみとなりました。

(お施主さん、がんばりました

 

これでようやく

壁の仕上げに入ることが出来ます。

 

まずはタイル工事入りました。

お施主さんがとっても楽しみにしているタイル!

 

タイルは予め、私の方でいくつか候補を選んでおいて

その中からお施主さんに選んでもらうようにしているのですが、

  

今回決まった台所のタイルは

私的には 隠し玉的に選んであったタイル候補でした。

この隠し玉タイル、

最終的に決定したのは、

実は旦那様のご意見によるものでした

奥様がお仕事に出られるようになってから

台所に立つようになったという旦那様

クックパットを見ながら

いろんな料理を作るようになったそうです。

素晴らしい~

   

さて、タイル、

どんな感じになったかといいますと

  

ワクワク

 

まだ貼り始めたばかりで途中ではありますが

こんな感じ↓

P1250682

わぉ~っ

想像以上にカッコいい~

男のキッチンって感じ?!

あ、いえいえ

もちろん奥様も使うキッチンです☆

(まだキッチンは据えられておりませんケド

 

P1250680

タイル割の関係で

ボーダーをアクセントで入れてあるのですが、

この錆びた感じのタイルといい

ちょっと勇気がいったのですが

いやいや、大成功です

あとはキッチンを入れた時がどうなるか。

ドキドキ。

  

 

台所の背面には、

台所用電化製品を置くスペースとして棚を設けてあるのですが

その棚の壁は、居間から見えるところですし

こちらもアクセントとして

ちょっと素敵なタイルにしましょうとご提案しまして

こちらは奥様が選んで下さいました☆

P1250690

古民家の重厚感漂うダークな雰囲気が

このタイルによって

一気に明るさが増し楽しい気分に

  

ムフフ♪

 

仕上げ段階にきて

やっと建物の最終形が

なんとなく見えてきて

お施主さんの表情も明るい。

 

と言いますのも

古民家再生ではよくあることなのですが

この建物、

どうなってしまうのか

お施主さんは図面があったとしても

想像がし難いものです。

  

それもそのはずで

解体したり揚前したり

工事中の様子を目の当たりにすると

 

ちゃんと暮らせる家になるのだろうか・・・

不安になるのも無理ありません。

新築と違って

建設的な状況には到底見えない。

 

実は、この家をやって頂いた大工さんですら

完成形が想像出来なかったそうなので

(古民家再生は初めての大工さんでしたので)

  

完成形をきちんと想像しながらやっていたのは

実は私達だけだったということに

お施主さんも驚いておりました。

  

この最終形を想像できない状況、

なんていうのでしょう、、、

例えば、

舞台ではなく

映画製作現場に似ているかもしれませんね。

  

   

台本(≒図面)を見ながら

役者(≒職人)が

各シーン(≒各工程)を部分撮り(≒それぞれ施工)する。

  

自分の仕事が全体でどのような役割を果たしているのか

台本上(図面上)は理解しているつもりでも、

実際、完成するまでその全貌はわからない。

編集して完成した映画(古民家再生)を観るまでは。

  

みたいな。

  

そうすると我々設計者の役割は何かというと

映画の脚本&監督 あたり?になるのかしら。

  

そう言えば、以前、

お施主さんから唐突に

「この建物に、刻印みたいなもの入れないのですか?」

と聞かれたことがありまして

 

刻印って?とお聞きしましたら

「栖風采って刻印を」

 

?!

あっ 

棟札のようなものかー

 

今まで、そういうこと言われたことが無かったので

気が付かなかったのですが

良く考えてみると

いつしか棟梁不在の家づくりになってしまっていて

お施主さんから見れば

一番身近で建物と関わっているのが

大工さんよりも、

我々のように見えている

ということでしょうか? 

 

刻印かぁ。

考えたこともなかったし

名を残したいと思ったこともないので

     

大工さんはもちろんいるのですが

大工さん自身が完成形が想像出来ない

仰るくらいですから

全体を見通している棟梁としては

存在していない。

 

では、我々が棟梁なのかと言えば

やはりそれも違う。

 

棟梁不在の家づくり、、、

いいのだろうか。これで。

  

棟梁もいて、

我々設計者が

お施主さんや世の中の流れ(法的なことなど)

の橋渡しとして

棟梁の女房役?のように

やっていくのが本当はいいのになぁ

と思っているのですが

実際はそういうことになっていない。。。

   

うーむ。 

  

ともかくもっ

長かった工事を経て

ようやく家らしくなって参りまして、

なんとなく、

お施主さんに似合う家になってきたなぁ~

と思えるのが

自分でも不思議。

   

私共はお施主さんの意向に沿うように

設計をするものではあるのですが

お施主さんの意向をそのまま聞けば

お施主さんに似合う家が出来るとは限らないと思うのです。

 

洋服に例えてみても分かりますが

好みの服を着ることと

その人に似合うことは

必ずしも一致するとは限りません。

  

お施主さんとは

設計のお問い合わせを頂いてから

丸3年経ってますから

長~いお付き合いの中で

徐々に

ちゃんとお施主さんらしい家に

なってきたのかもしれません

 

さて、年内引き渡しを目指して

(本当は9月完成予定だったのですが

頑張ってまとめて参りたいと思います

 

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まだまだ続く塗装工事~施主施工~

2012年11月15日 | 現場6~長野市の古民家再生

今日も長野市 古民家再生現場へ

塗装工事を手伝いに行って参りました。

 

菅平高原経由で長野市に向かったのですが

天気予報通り、

山は雪でした

 

先週はこんな絨毯みたいな景色↓ だったのに

P1250546

一変して今日は雪化粧に ↓  

P1250595

P1250596

気分はすっかりクリスマス

   

さて、現場では、

まだまだ塗装工事中。

今日は、お施主さんの奥さまが

お仕事がお休みとのことで

現場へ来て下さいまして

それならば、私もお手伝いしようと

女子(あ、いえ、主婦、、、)二人で塗装工事。

 

さすがに、もう雪が降るような季節ですから

現場もかな~り寒いわけなのですが

今回改修したところには

ほぼ全面、床暖房を敷設しておりまして、

既に使える状態でしたので

ちゃっかり

床暖房を入れながら作業しました

 

そうしましたら

奥さんったら

トイレの塗装しながら

「わぁ~あったかーい。

このトイレだけで暮らせそう」

(んん?!)

と、感激しておられました

良かった良かった♪

  

奥さまといろんなお話をしながら

塗装していたのですが、

この『古色塗装』をすることについても

私なりの考えをお話したりもしました。

      

古民家再生のような古い建物を改修する場合、

古色塗装をすることは、

いろんな時代の材料が入り混じる中

『色調を整える』

という意匠的な効果の他に、

『清掃』

という意味でも有効だと思っております。

  

材の一つ一つ、隅々まで

素地清掃、塗装、拭き取りと

3回清掃するようなものですから

材がキレイになります。 

P1250612

(塗装途中の天井部分 左が塗装後、右が現状 )

  

柱も一本一本

愛でるように塗装拭き取りをします。

P1250552

あまりキレイではなかった古い柱も

塗装をかけると

こんなにも木目の美しい柱に☆

  

今日は奥さまと一緒におしゃべりしながら

塗装を二人でやっていたのですが

途中で長男さんが下校してきて手伝ってくれました

   

さて、もう暫く塗装工事かかりそうですが

みんなで頑張るぞぉ 

 

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手術のような古民家再生?!

2012年11月05日 | 現場6~長野市の古民家再生

長野市の古民家再生現場です。

 

仕上げ工事の段階ではありますが、

最後に残っていた上雪隠の解体工事が始まりました。

 

とてもレトロな雰囲気の上雪隠。

昭和時代に増築されたものだと思われます。

Photo

壊すのはもったいないように思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、

状態があまり良くないため取り壊した方が良いということは

経験上わかっています。

(建具は転用して再利用します)

 

P1250423

上雪隠、撤去されました。

 

しかし、これからが問題。

現場から、

職人さんの言葉を借りれば

「土台や柱がとけている」

との事。

(つまり、土台・柱が腐ってしまって、殆ど形が無い状態 ということ。)

  

P1250419

アタタ・・・

しかし、

やはり、解体して良かったのです。

 

言ってみれば、

これは古民家再生の手術のようなもの。

 

手術をしてみたら

癌が思った以上に転移していた、というような感じでしょうか。

ですから、まずは悪い部分を取り除く(解体)。

そして、手当(修理)をする。

  

今回は予算の問題もあり

この部分は応急処置程度の補修をするに留めます。

 

お施主さんは少々心配そうでしたが、

古民家はそんなやわではありません

それは、我が家でも経験済み。

柱の1本や2本、腐っても

崩れることはありません。 

  

  

しかし、大事なのは

これ以上、腐りを進行させないようにすること。

(癌の手術のようなものです)

 

昭和の頃になされた増築や改造によって

かえって古民家にダメージを与えているものが少なくなく、

特にコンクリート、モルタル、タイルを使った所に多い。

 

古い建物を解体して学ぶことは、

どうしてこのように腐ったのか

考えることです。

もちろん、蟻害も含めてです。

 

そして

同じようなことを繰り返さないようにするのが

これからの建物の在り方だと思うのです!

  

このように難問の多い古民家再生ですが、

  

(そもそも、人生や自然と同じように

建築を意のままにしようってのが奢りなのだと

古民家に携わりながら、いつも想うことです)

   

一つ一つ、現場と、お施主さんと

打ち合わせしながら解決していきたいと思います

 

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仕上げ工事はお施主さんと一緒に!

2012年10月29日 | 現場6~長野市の古民家再生

長野市の古民家再生現場です。

大工工事が終盤になってまいりまして

ようやく仕上げ工事段階に入りました。

P1250280

(ロフト付きの子供3人部屋)

   

P1250319

(玄関)

 

仕上工事は出来るだけお施主さんに

協力してもらうことにしておりまして、

木部の塗装だけでなく、

左官工事もやってもらうことになりました。

  

(お施主さんご夫妻の職業柄、

石膏を扱っておられるので

 

まずは先に木部の塗装をやります。

P1250287

古い材をサンダー掛けしている様子。

(写真↑はお施主さんです)

  

P1250298

真っ黒になっていた梁も、サンダーを掛けたら

艶が出てキレイになりました。

 

  

次に木部周りを養生。

P1250286

塗装が壁下地にはみ出ないように

木部の際をマスキングテープで養生します。

  

ちなみに写真に写ってるのはワタシです

一応、塗装屋の娘であった私ですが

家業を手伝ったことはありませんでした。。。

実家を出てから

こんなことやっているくらいなら

家業継げば良かったんじゃないか

と言われそう・・・?

  

マスキングテープは

下地によって粘着力の違うテープを使用します。

(今回は3種類のテープを使い分けました)

P1250081

杉の木目がきれい。

しかし 角柄の養生が面倒でした

 

P1250079

地杉の天板。

お施主さんも思わずニンマリ してしまうくらい

いい感じに木目が出てます。

     

P1250166

流れ作業で進めています。

塗る人、拭き取る人。

(写真はお施主さんご夫妻と、うちの旦那です)

  

お施主さんのお子さんが3人、

そして私の息子も現場へ連れて行ってますので

合計4人の子供達が毎度現場で 

そして、

お決まりのような足跡

P1250082

(拭けばキレイに取れますので大丈夫です)

  

追い込みとなってきている現場ですが

お施主さんご家族と我々で

毎週末、皆で楽しく(?!)家づくり

頑張ってます

 

   

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レトロなロゴ

2012年09月10日 | 現場6~長野市の古民家再生

昨日の日曜日は

長野市の古民家再生工事の現場に行って参りました

  

お施主さんにも現場に来て頂きまして

仕上げの色決めをしたのですが、

その際に

お施主さんが支給する洗面所に使う「鏡」を

持ってきてもらいました。

 

それがコレ↓

P1240464

昭和レトロの鏡です

 

P1240474

とっても可愛いロゴ!

花びらをモチーフにしたロゴです☆

赤い文字に金の縁取りで

とってもイイ

P1240473

「歯」という字。

可愛いし面白い!

   

 

鏡としては

かなーり 歪んでますので

実用向きではないかもしれませんが、

お施主さんのご家族は、

誰も鏡を見ないそうなので

(?! えぇっ

この昭和レトロな鏡を洗面所に使います

 

あともう一つ、手洗いコーナーにも

レトロな鏡を付ける予定です♪

 

こういうレトロな鏡を使ったことは

今まで一度も無いので

どんな雰囲気の部屋になるのか

お施主さんだけでなく、

私もとーっても楽しみです♪

 

 

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そろそろ仕上げ選び~長野市の古民家再生~

2012年09月01日 | 現場6~長野市の古民家再生

長野市の古民家再生現場ですが、

そろそろ仕上げ選びの段階になって参りました。

 

現場では、1階の床材も張り終え、

壁下地材を張る段階に。

 

床については、

1階の改修部分は殆どが床暖房ですので

フローリングを選ぶ際には下記のことを考慮しました。

  

  ○ 床暖房に使用できるフローリング

  ○ 出来るだけ無垢材 

    (アレルギー、メンテナンス、肌触りなど)

  ○ 無塗装品のもの 

    (古民家に似合うよう古色を施すため)

  ○ フローリングの巾が幅広なもの 

    (古民家に似合うように)

  ○ お手頃価格なもの 

    (ご予算に配慮して)

 

このような条件で探しまして

今回は輸入建材を使うことにしました。

オーストリア製 アドモントの3層無垢フロア。

  

上野住宅建材

http://www.uenojyuken.co.jp/brand/stia.html 

P1220867

床材にこのような輸入建材を使うのは

実は初めてです。

  

建材の寸法が日本のモジュールと違うので

(2000×161×15)

床材の数量を拾う際には注意が必要です。

   

ですので

CAD部隊に正確にフローリングの割付けを描いてもらい

それで一枚一枚数えて数量を出したのですが、 

民家再生のリスクの一つとして、

建物の歪みの問題がありまして

設計通りの割付けでは納まらず、

あ、いえ、納まらないのではなく

設計通りの割付けだと、

建物の歪みがかえって目立つということで

乱尺で張ってもらうことになりました。

  

 乱尺(らんじゃく)とは、

 木の板材などで、長さが一定でなく、

 いろいろな長さのものを総じて言います。

 

  

ですが、むしろそれが功を奏して、

床材が、なんと3ケース分余りまして、

嬉しいことに、

他の床(ロフト)へまわせることになりました

P1230926

ちょっと養生をはがさせてもらって

床を見せてもらいました。

 

床の端材

断面はこんな感じの3層になってます。

P1230956

   

 3層無垢フロアー15㎜の下には

 床暖パネル12㎜

 下地合板12㎜

 セルローズファイバー断熱材 135㎜

 断熱材押え 杉板12㎜

  

の層の床構成になってます。

(寒冷地なので)

  

さて、どんどんと現場が進んでおりまして

お盆休みを頂いた後、

急いで仕上げ材の色見本などを取り寄せて検討

 

一応、いくつか私達の方で候補を選びまして

お施主さんと現場で色柄を決めます。

   

とりあえず、準備は完了♪

P1240187

こちら↑は、台所回りのタイル候補です。

お施主さん、どう思われるかしら。。。

もし えぇーっ と言われたら、

また選び直します。

 

さて、一昨日ですが

アドモンドの床材を扱っておられる

新潟県にある上野住宅建材さんの所へ

床材の追加注文をするついでに

見学に行ってきました

またそのことについては

改めてブログに書こうと思ってます

 

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ケヤキの敷居

2012年07月31日 | 現場6~長野市の古民家再生

長野市の古民家再生現場です。

さて、

先日、大工さんより

既存のまま使う予定にしていたケヤキの敷居が

思っていた以上に

弓形になっていて

これでは建具が滑らない(開かない)から

交換した方がいいのでは

という相談がありました。

 

ケヤキの敷居だから

出来るだけ使いたいとお願いしたのですが

敷居溝を突き(掘り)なおすにしても

弓形になっていてはそのままで溝も突けない。

弓形を真っ直ぐにするために、

敷居の巾を削ってしまうと

今度は敷居の巾が足りない。

 

ということで

お施主さんにも相談した上で

敷居を交換することになりました。

 

15尺物のケヤキの敷居・・・

P1220887

曲がっているのが判るでしょうか。

   

さて、このケヤキの敷居を

他のところへ転用出来ないものか

検討してみたいと思います 

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