たかお日記

高尾紳路九段オフィシャルブログです

明日はJC

2020-11-28 21:08:14 | 囲碁
今日は、一口馬主のアンクラウデッドが出走。
名手、ルメール騎手に乗って頂きましたか、2着。

これで、デビューしてから
6着、3着、2着、2着。
次こそ、1着が欲しいところです。

同じく一口馬主の2歳馬インナリオは
2着、2着、そして1着!
クラシックへの夢を見ましたが、
勝った直後に、骨折していることが判明。

全治6ヶ月とのこと。
ゆっくりケガを治してほしいですね。

明日は、ジャパンカップ(G1)
今年は、牡牝ともに無敗の三冠馬が誕生した、稀有な年。

その2頭が激突して、迎えうつのは、
2年前の三冠馬、G1を8勝という
新記録を達成した、アーモンドアイ。

この空前絶後の一戦、生で見たかったですが、残念ながら叶わず。

世代交代か、現役最強馬か。
こんなにワクワクするレースは、久しぶりです。
馬券だけ買って、楽しむことにします。

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昨日の対局。

2020-11-27 22:45:59 | 囲碁

十段戦本戦・張栩九段戦(黒)

 

 

 

 

自信のない形勢でしたが、

黒1に回れて、それなりかと思った。

白2黒3に、白4は予想していなかった。

なぜなら・・・

 

 

 

 

黒1から、黒3のカウンターがある。

白6まで取られるのも酷いが、

黒7までの実利も大きい。

 

当初は、この予定でしたが

張栩九段が打ってきたので、

右上が味悪いのかと、深く考えず予定変更してしまった。

 

 

 

 

実戦は、黒1~黒5と打ち、白6を許して

黒7からの攻めを期待しましたが、

白10まで、それほどでもない。

やはり、予定通り2番目の図に従うべきでした。

 

その後、いろいろ粘ってみたものの

思わしい変化もなく負け。

十段戦は、準々決勝で敗退。残念です。。。


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殿堂入り

2020-11-25 20:25:17 | 囲碁

師匠の藤沢秀行名誉棋聖が、

今年の囲碁殿堂入りに選ばれました。

 

第1期名人を始め、50代からの棋聖六連覇など

多くの棋戦優勝だけでなく、世界中で若手を育成し、

また数々の奇行(?)で、話題を振りまく等、

昭和の囲碁界には、なくてはならない棋士。

 

偉大な師匠にめぐり合えて、幸せですね。

少しでも近づけるように、今後も精進したいと思います。

 

また、師匠のお孫さんである藤沢里菜女流三冠(当時)が

先日行われた、第15回広島アルミ杯・若鯉戦本戦トーナメントで

若手の強豪を連破し、史上初めて男女混合棋戦で

女流棋士の優勝となりました。

 

そして、今日行われた第39期女流本因坊戦五番勝負

最終局で勝利し、女流四冠となりました。

藤沢里菜女流四冠は、着々と偉大なお爺さんに

近づいていますね。

師匠も、喜んでいるだろうな・・・

 

明日は、第59期十段戦本戦

張栩九段との対局です。

精一杯、頑張ります!!!

 

 


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東映・岡田裕介会長との思い出

2020-11-22 22:37:28 | 囲碁

一昨日、耳を疑うようなニュースが。

 

 

東映率いた映画界のドン・岡田裕介さん、急死 「カリスマ」父・茂氏の後継ぎ尽力(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース

 俳優、プロデューサーとしても活躍した東映グループ会長の岡田裕介(おかだ・ゆうすけ、本名・剛=つよし)さんが18日午後10時58分、急性大動...

Yahoo!ニュース

 

 

 

岡田裕介会長と初めてお会いしたのは、

10年ほど前だったでしょうか?

経済界の囲碁大会に声をかけていただき、3子で対局。

 

大竹英雄名誉碁聖

「岡田会長は、かなり強いから、

 真剣に打って、ボロボロにしてもいいよ。」

 

正直者なので(?)、50手ぐらいで

3子のハンディが消えて、上手が優勢に。

 

慌てた大竹名誉碁聖が、碁盤を見て

「高尾、何をやっているんだ!!!」

(ボロボロにして良いと・・・)

 

小川誠子先生もやって来て、

「岡田会長、今日は体調が優れないのでは?」

 

僕一人が、嫌われ者な気がしてましたが、

岡田会長は、気にするような事もなく、その後は

岡田会長と小川誠子先生VS加藤正人(脚本家)と高尾

という、ペア碁まで企画していただきました。

 

この対局は、加藤・高尾ペアが勝ち

もの凄く、岡田会長が悔しがっていたのを、

つい昨日のように思い出します。

 

昨年の今頃、小川誠子先生が亡くなられ

そして、今年は後を追うように、岡田会長が。

寂しくて、悲しくて、仕方がありません。

 

岡田会長と最後にお会いしたのは、今年の3月。

親しい人と、楽しい会食でした。

 

帰り際、岡田会長に「高尾くん、今度また食事に行こうよ。」

携帯番号の連絡先を交換しましたが、

電話をかける事は、かないませんでした。

 

お酒は飲めないのに陽気で、

言いたい事を言いながら気を遣う、素敵な方でした。

急な訃報に、悲しさで一杯ですが、

たくさんのことを、楽しく教えていただきました。

ご冥福をお祈りします。

ありがとうございました。

 

高尾紳路

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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皇居ラン

2020-11-21 17:08:00 | 囲碁

暇だし、天気も良かったので、
久しぶりに皇居ランをしてみました。
楽しかったし、気分転換にもなりました。
これで痩せると、さらに良いのですが・・・

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大ポカ

2020-11-20 20:52:22 | 囲碁

昨日の対局、天元戦予選・黄翊祖九段戦(白)

 

 

 

この局面は、決め所と思っていた。

白1は、取られる運命ですが、利きをはっきりさせた。

 

 

 

黒1から、黒3で取られますが

白4から読み筋通り。

ここで、信じられない事件がおこる。

 

 

 

 

 

白1から、白3と一生懸命に黒4子を

取りにいったのは、とんでもない勘違い。

黒4から黒8と打たれて、右辺に白は取られ。

 

何故か、右辺の白石と中央の黒4子は、

タネ石だと思い込んで、攻め合いかと。

「白は5手あるけど、黒は、3手か4手。」

などと、読んでいて小さく取ってしまった。

白1で・・・

 

 

 

白1から、白3と打てば、5目以上の得。

とんでもない勘違いは、プロとして恥ずかしいばかり。

20年くらい前に、両アタリをウッカリしたことありますが、

このような、初歩的なミスは初めてだし、考えられませんね。

 

この後も損をして、頭がクラクラしましたが、

作ってみたら、半目勝ち。

結果は、ただの幸運でしたが、内容は酷すぎる。

今後、このようなミスが無いように気をつけます。


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明日は対局。

2020-11-18 17:59:35 | 囲碁

11月14日から、中国乙級リーグが開幕。

日本からは、「日中友好チーム」が参加。

 

メンバーは、井山裕太四冠、余正麒八段、

六浦雄太七段、福岡航太朗初段。

 

なんと、井山四冠に参加していただけるとは!

今回の乙級リーグでは、一番のビックネームだとか。

3局連続圧勝し、「さすが!格が違う」と思いましたが

昨日は、韓国の強敵に惜敗。

世界には、強い人が多い・・・

 

日中友好チームは、今のところ1勝1敗2分。

9日間に8局という、超ハードスケジュールですが、

1つでも、上の順位を目指してほしい。

 

いつか、世界のトップ棋士が集まる甲級リーグに、

日中友好チームが参加できることを、願ってます。

 

明日は、第47期天元戦予選、

黄翊祖九段との対局です。

精一杯、頑張ります!!!

 

 


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ロッテ、シーズン終了

2020-11-15 19:11:05 | 囲碁

プロ野球クライマックスシリーズは、

ソフトバンクがロッテに連勝し、パリーグ王者に。

 

レギュラーシーズンを考えると、

ソフトバンクの優勝は、当然の結果。

ロッテも2位と頑張ってくれました。

 

長く苦しい2位争いを制して、

大舞台で2試合戦えたのは、良い経験。

 

安田、藤原のドラ1コンビも、臆することなく

光るものを見せてくれました。

 

あとは、佐々木朗希投手が順調に成長し、

現エースの種市投手が、故障から戻ってくれば、

ロッテが、面白いチームになると思います。

 

2、3年後が、とても楽しみですし、

それに向けて、良いシーズンと言える一年だったと思います。

選手、スタッフの皆様、お疲れ様でした!!!

 

 

 

 

 


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昨日の対局。

2020-11-13 10:35:52 | 囲碁

棋聖戦挑戦者決定トーナメント

河野臨九段戦(白)

 

 

 

黒1は、予想していなく、なるほどと感心。

ここで、長考・・・

 

 

 

 

白1,3と工夫してみましたが、

黒4,6は、最も怖れていた手で、

かなりの先行投資を、してしまいました。

白7,9からの戦いに期待しましたが、

少しやりすぎたと、後悔して打っていました。

白1で・・・

 

 

 

局後の検討で聞いたところ、AIは

白1から、ずるずる押して十分との事。

相手の注文にはまる手なので、人間的には

打ちにくい手ですが・・・

 

この後、難しい戦いが続き、

最後は勝ちかと思いましたが、

中央の手入れをウッカリして、ピッタリ半目負け。

 

せっかくのチャンスだったので、

残念としか言いようがないですが、これも実力。

また、出直して頑張りたいと思います。


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対局の感想。

2020-11-11 18:19:27 | 囲碁

朝になったら、ネットが繋がっていたので、

(理由は不明)

せっかくなので、一昨日の対局の感想を(黒番です)。

 

 

 

 

白1で中央の2子は、ほぼ取られ。

それは、仕方がないとして、白3に・・・

 

 

 

黒1、3とハネツギを決めたのが大悪手。

先日のブログで、一線の手は

「コース料理で、デザートから食べたようなもの。」

と、言いましたが、クリックミスでもないのに、やってしまった。

 

白10と打たれるのを軽視していて、

先手で取られて、白16と打たれては失敗。

 

 

 

この後、黒1と打っても、白2、4が先手。

一線のハネツギを打ってしまったので、

黒5が必要になり、白6でも(手を抜いてもよい)

中央の白は、生きている。

 

 

 

 

ハネツギを打たず、黒1とうち、

実戦と同じように、白12までなら今度は黒13が先手。

黒15と打てば、一応中央の白は、眼がない。

この碁を逆転できたのは、幸運でした。

 

明日は、第45期棋聖戦挑戦者決定トーナメント

河野臨九段との対局です。

精一杯、頑張ります!!!

 


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