磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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【映画】フリーダム・ライターズ

2008年08月11日 | 読書日記など
WOWOW

【映画】フリーダム・ライターズ
本当の教育とは!


いじめの薬は、平和教育と書きました……。

この映画は実話をモデルにしているそうですが、まさにこれを表現しています。

多くの教師たちが、平和教育ができるかといえば、できていないとボクは思います。

きれいごとをいうことが平和主義にはならないからです。

--きれいごとをいえば、平和というのなら、ヒトラーもそうでしょう。

構造的暴力をなくすことが、積極的平和といわれる時代。

ヒトラーのように構造的暴力を憎悪させる輩は、平和主義ではありません!

--世の中には、格差社会が平等で公平などというウソをばらまく学者や政治家がいます!

これらの人たちも構造的暴力をひろめている小型ヒトラーですね……。

--平和はきれいごとをいっていることではないと、ある学者。

ヒロシマは平和を訴えているのではない。慰霊しているにすぎない!

戦争はあってほしくない! それなら、ヒトラーもいう……。

だが、その後に相手が悪いのだという論理を展開する……。

--そんなことをいう学者もいます。

一理はあると思います。

--この教師はきれいごとではなく、闘います。

でも、自由のために戦います。

相手をつくって、闘争はしません。

でも、よくないことよくないとします……。

--アンネ・フランク作の『アンネの日記』……。

時にはこれらの本もイデオロギーに利用されますが……。
イデオロギーでなく人間として、読んでほしい……。

--この本を教えます。

そして、アンネをかくまった人を教室に呼びます。

ミープ・ヒースは素敵な女性です。

ミープはアンネ・フランクをかくまった一人です。

ミープはオーストリア人、ヒトラーと同国人です。

ミープは人を愛し、オーストリア人として誇りうる人でした。

--ヒトラーは憎しみを与え、煽動し、差別を善とした……。

ミープたちは、武器ではないもので闘った。

でも、それは憎しみではなく、自由を求めての闘いであり、決して人を憎しむものではなかった……。

ミープがもし、日記を保管しなかったら、この世の最大のベストセラーが日の目をみなかったことでしょう。

ミープはボクのヒーロー。

--ボクもそう呼びたい!

でも、ミープはヒーローじゃないという。

--本当のヒーローはそういう。

そうして、みんなと同じと……。

ヒーローを夢みる少年たち……。

--ハリウッド映画の人殺しのヒーローではない。

本当のヒーローを!

苦しく、厳しいアメリカ社会……。

日本よりも差別がひどく、それを格差社会と呼ぶ差別を善とする人たち……。

それに鋭い視線を注ぎます。

少年たちが非行をするのは、大人の責任が大きいと理解できる映画でもありました……。

公民権運動にたずさわった父が渋いです。

■フリーダムライターズ 予告編 (Freedom Writers - Trailer) ■



字幕なしでは、かなりのものがYouTubeでアップされています。

↓翻訳ソフトで重いです。
実際のフリーダム・ライターズ

差別の理由は、差別している側の思いやりのなさ。

つまり偏見ですね……。

この偏見を利用して、力を得ようとする人たちは信用してはひどい世の中になる……。

ヒトラーしかり、小泉純一郎しかり、毛沢東、スターリン……。
--クラウゼヴィッツ人……。

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