磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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講談社+α新書 あなたも狙われる「見えないテロ」の恐怖

2007年07月16日 | 読書日記など
『講談社+α新書 あなたも狙われる「見えないテロ」の恐怖』
   NBCR対策推進機構/講談社2007年

このような無差別なターゲットというのは、レーニンがはじめたという人たちもいる。彼らの場合は敵としたブルジョアジーを対象としたので、無差別でもないような気がするのだけど……。



テロを語るときにも、歴史を忘れてはならないとボクは思う。

その時代だけのことであっては、何のことか本当には理解できないと思う。

この本はそれほど歴史的ではない。

テロ撲滅の鍵も『民主主義』だろうとボクは思う。

防ぐことなど、一般人のボクには不可能に思える。

--世界各国で、悲惨なことが起きている。

平和をつくるというのに、戦争を起こすような人たちが世界を握っている世界。
そして格差社会をつくりだしていっては、ますますテロは増えるだろう。

--テロは貧困によっておきない。
この定義はあっているようでいて、全てではない。
テロが増える原因は格差社会と、この本の著者がとるのは、大筋として正しいと思う。

貧乏なら、武器も買えないだろう……。
日本人の大衆はこのようにされているのだろうか?
あまりにも、人をバカにした発言のようにも思える……。

しかし、実態は金持ちのビン・ラディンなどが、兵器をあたえ、悲惨さを増している。

将来のテロを考えると、やはりおそろしいものがある。

テロは高度化していくだろうし、取り締まりは大変なことだ。

100%取り締まれるなどというのは、不可能だろう。

根本的な施策が必要だろう。

それは、武力で対抗するような愚かなことではなく、『民主主義』を根付かせることだ。

自由・平等・博愛、これが必要だろう。

それは、アメリカなど格差社会にはないことでもあろう……。

どこでもターゲットになるという論理も、そうだろうと思った……。

生物兵器の特性
1 入手も、製造も簡単
2 発見するかのがむずかしい
3 攻撃方法が多用にある
4 罹患した場所の特定がむずかしい

もう、命に別状がなく、自然でも罹患するような生物兵器なら、すでに使用されていても気付いていないかもしれない……。

生物兵器保有国
1975年、アメリカ、ソ連、中国、南アフリカ。
同年、「生物兵器禁止条約(BWC)が発行。
2006年、「疑惑の12カ国」=イラン、イラク、ロシア、北朝鮮、シリア、リビア、インド、パキスタン、中国、エジプト、スーダンと、イスラエル。

北朝鮮。下「」引用。

「その後も北朝鮮は生物兵器の開発を着々と進め、1980年代末までに実験を終了。現在3カ所の施設で炭疽菌、ペスト、天然痘、黄熱菌など13種類の生物剤を製造し、かなりの量を保有していると見られている。13種類の生物剤の詳細は明らかではないが、ボツリヌス菌やコレラ、ハンタウイルス、腸チフス、大腸菌O-157、韓国型出血熱、ポリオ、野兎病菌などが考えられている。」

2006年11月、イギリス・ロンドンで元ロシア連邦保安庁の情報部員が不審な死、原因はポロニウム。

原発がターゲットになることも書かれてあったが、こんなことで守れることができるとはボクには思えない。

--こんな文では気休めにさえならないと思う……。










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