磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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笑われる日本人-ニューヨーク・タイムズが描く不可思議な日本-

2010年11月21日 | 読書日記など
『笑われる日本人-ニューヨーク・タイムズが描く不可思議な日本-』
   ジパング編集部・編/ジパング1998年

帯に書かれてあります。下「」引用。

「日本にしがみつくなんて、小さすぎる
『ニューヨーク・タイムズ』の日本(偏向?)報道批判を通して描く
グローバル化時代を生き延びるための羅針盤。日米同時発売!」



ジパング……。下「」引用。

「ニューヨーク在住のジャーナリスト、アーティスト、学者、ビジネス・プロフェッショナルら11名からなる在外(ディアスポラ)日本人集団。日米両文化の狭間に生きる視点から文化社会現象を本音で語る月刊誌を過去3年間出版、リアルで新鮮な言語空間としての評価を得てきた。ジャパン・ソサエティーでの講演会の企画など、活動は多岐にわたる。」

「レイプ 犯されたいって、本当なの?
日本女性が読む野蛮なコミックス 1995年11月5日
 記者/ニコラス・D・クリストフ」 下「」引用。

「-略-表面では純情ぶっている日本の多くの女性たちが、実はレイプを美化する漫画を喜んで読んでいる。レイプ事件なんて騒いでいるけど本当は大したことはない」という印象をアメリカ人読者に与えかねない。-略-おまけに『アムール』は一般書店には置かれず、深夜も営業するコンビニエンス・ストアなどに並ぶ、女性用ポルノ・コミックス誌だが、そんな説明はどこにもない。-略-記事の中間で、クリストフは実際に事件が起きれば「日本はレイプに対して憤慨する」と、沖縄のアメリカ兵少女レイプ事件を例に挙げている。あたりまえのことを書いているように見えるが、いつもレイプ願望の妄想を抱いているくせに、実際に起こると騒ぐのは変だという印象を読者に与えかねない。-略-物珍しいものを見かけると、すぐさま、「自分たち」アメリカと「他者」日本という図式でとらえてしまう彼のアプローチが残す印象は、不思議の国・日本。日本理解を助けるどころか、ただでさえ偏った日本のイメージをさらに悪化させるばかりだ。」

エレベーターガール。下「」引用。

「ロボットか奴隷のように自由を奪われ甲高い超えでしゃべる日本女性の代表として、第一面に登場したエレベーター・ガールの写真。」

アメリカ権威。「戦争体験(元日本兵など)」大宮インタビュー記事から。下「」引用。

「例えばアフリカからの記者だとしたら 、はたして同じように話が聞けただろうか。アメリカ人に対する日本人のコンプレックスといってしまえばいいのかもしれないが、戦前は皇国ファナティズム、戦後はアメリカン・デモクラシーを内外から押し付けられた人々にとって、アメリカがいまも、ある抗しがたい権威として存在しているのは疑いようがない。」

誰ですか? ラフカディオ・ハーンかな? 下「」引用。

「最近私は、人々から一目おかれている、ある日本人ジャーナリストに次のような質問をしてみた。「近年のアメリカの作家やジャーナリストで日本を正確に写し出した人は誰か? 日本人自身が、公平で正確な記事だと思えるような日本を描いた人は誰ですか?」
 大学でアメリカのメディアによる日本報道のコースを教えているこのジャーナリストは、一瞬困った顔になり、ようやくこう言った。「ラフカディオ・ハーンかな?」。」

「水子地蔵報道に見る「誤報」の構造」角田由紀子・著。下「」引用。

「この記事からすっぽり抜け落ちているキーポイント、それは水子地蔵がお寺のビジネス、中絶した女の人の心の痛みにつけこんで高いお金をとっている悪徳ビジネスだという観点だ。」

「従軍慰安婦はどう報道されてきたか--アメリカの主要メディアによる報道を比較分析」ローラ・ハイン(著)。
「エキゾチックな日本を描く『ニューヨーク・タイムズ』」
「多角的に報道した『ロサンゼルス・タイムズ』」
「政治上の抗争は伝統文化ではない」

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