陵南小 校長日記

校長の目から見た,学校教育活動の紹介です。

市生活指導研究協議会・市校外生活指導連絡会合同開催

2012年02月23日 07時33分24秒 | 地域連携
2月23日(木)
係・委員会活動でスタートです。
児童保健委員会の様子(議題に沿って,てきぱきと進められています。)


児童代表委員会の様子(学級からの今月のめあての反省を発表してまとめました。)


3年生の係活動「学級園の草取り」の様子(庭掃除をしてる子も向こうに見えます。)

子どもたちは係活動や委員会活動で,よりよい陵南小学校にするために一生懸命に取り組み,頑張っています。


そんな子どもたちのよりよい成長をめざして,昨日,標題の会に出席しました。
春休みの生活についての申し合わせ事項の検討と共通理解や霧島警察署との情報交換がありました。フロアからは,携帯電話をしながら自転車を運転する生徒への指導等,自転車による加害事故防止の必要性について意見がでました。


続いて,写真の通り「少年犯罪から見えてくるもの」~その時,学校・家庭・地域はどう動くか~と言う演題で講演会がありました。講師は,元川内市の教育長のI先生です。ご自分の大変豊富な経験や体験を踏まえて事例を元に話をして下さいました。とても分かりやすく心に響く話でした。また,質疑応答の時間も設定されました。
 「生徒に指導すると「あ~,はい。」という返事をするのだが,どんな気持ちでしてるのでしょうか?どう指導するべきでしょうか?」や「いじめアンケートでは,高校生は正直に書かない。打開策はないだろうか?」などが出ました。
それに対して,先生は「「あ~はい。」の返事でいいと思っているから,それは正しい返事ではないと教え,返事は「はい」とすることが社会のルールとして身に付けさせるように指導すべきである。社会のルールを教え,身につけさせることが生徒指導である。」と話をされました。
次ぎに,いじめアンケートでは出てこないことが多いので,一つの方法として学級集団のいろいろな状況を把握できる「QU法」という質問紙を活用するとよいとのことでした。それを活用すると支援を必要とする児童・生徒が浮かび上がるので,そのような児童・生徒に教育相談をしていくことがいじめ防止やよりよい学級づくりに大変役立つと教えていただきました。最後に,現代の解決の難しい生徒指導上の問題は,学校・家庭・地域・関係機関全てがそれぞれの責任を果たし,そして互いに協力することが一番大切であると話されました。

インフルエンザ情報
罹患者5名,風邪症状の欠席6名です。

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