ファンタスティク・フォー（2005）

ヨアン・グリフィズが出るアメコミものということで期待してた「ファンタスティック・フォー」だが、
内輪揉めしてんじゃねーよ、こらぁ
ということで、ストーリー的にはなんだかなー、ではあった。
でも、おもしろかったよ。

燃えるジョニー（クリス・エヴァンス）一人が新しい自分を喜んでいる。こんな人、側にいたらうっとうしいが、ここまで能天気なのは潔くていいかも。
以下、一応、ネタバレ黒文字にしてみる。
ストーリー的にいまいちであったのは…、原作が古いだけあって登場人物がステロタイプ（ジョニー以外（＾＾；）なせいだと思うんだけど、その中でも特に悪役のせいかも。だって、
ヴィクター、野望がみみっちい…。
動機が学生時代のライバルへの嫉妬とか、無碍にされた銀行家への恨みとか、まあ、そんなんでもいいが、目標が目立ちたいとかビジネスでの権力が欲しいとか…。（ぷっ）
あんた、スーが欲しかったのも「リードの恋人」だったからでしょ。
ジュリアン・マクマホンはそれなりによかったんだけど、こういう設定じゃぁね。
動機は恨みでもいいから、マグニート＠X-MENくらい大きな野望を持てよ。
それから、顔に傷が浮いてきたくらいのところが邪悪でかっこよかったのに、仮面かぶっちゃ台無しじゃん。そのままでやっててほしかったなー。

ヨアンは実直科学馬鹿のリードがよく似合っていたけど、似合いすぎていたために萌え損ない。目ヂカラが足りん。
ジェシカ・アルバとジェシカ・ビールとジェニファー・ガーナーの区別がついていないrukkiaだが、これでアルバ嬢は覚えた…かな。（でも、クリスティーナ・ミリアンと混じってしまったような…）

で、続ける気たっぷりなんですけど、これ、続くのかな。
だとしたら、もっとコメディー路線で押さないとつまんなくなるかも。
だって、一番ウケたシーンは、ジョニーがスノボー中に火だるまになって、墜落して、雪を溶かしてお風呂になってしまったところで、やってきたガールフレンドに「一緒にどぉ？」(Care to join me? ）、なんだもん

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萌え度：やはり小汚くないと萌えないらしい（＾＾；
好き度：それなりに
鑑賞：劇場(2005.9)

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原題：Fantastic Four
監督：ティム・ストーリー
配役：ヨアン・グリフィズ（リード・リチャーズ）
　　　ジェシカ・アルバ（スー・ストーム）
　　　ジュリアン・マクマホン（ヴィクター・ヴァン・ドゥーム）