呂俶の「一言雑談」

大好きな小説『吸血鬼ハンターD』(菊地秀行氏・著)の自作イラストや、日々のよしなしごと録。写真・絵の転用はご遠慮下さい。

カクチョウラン以外の蘭が見たいと、常々思ってました

2019-09-21 13:15:08 | ちょっとそこまで
先日からの記事の続きです。
蝶やトンボにやんばるの野鳥を見掛けつつのんびり林道を走らせ、林道も半ばに来た頃でしょうか。
目の端に一瞬花を捉えたので、戻って確認してみると何やら地味目な花が。
シダの葉の間から1本ひょっこり覗いていたので、一瞬「シダってこんな花咲いたっけ?」と思ってしまいましたよf^_^;。
一応確認にシダの葉をめくって花の根元を見てみると、シダとは無関係と判明。
葉っぱが一枚もなかったので“ナンバンギセル”のような何かに寄生しているものなのか、それとも腐生植物というものなのか、その時はさっぱり分からず、謎。

自宅に帰って、早速調べもの。
手持ちの本には載っていなかったので、ネットで検索し、そこで初めて“タネガシマムヨウラン”という名前を知りました。
腐生ランのため、葉はないとのこと。

ちなみに腐生植物とは
「死んだ生物体や排泄物から必要な有機物のすべてを受けているものを腐生植物という。きまって菌根が発達する。イチヤクソウ科のギンリョウソウ,ギンリョウソウモドキ,シャクジョウソウなどがその例である。なお,植物を広義に解釈して菌類まで含めれば,腐生生活をする植物はきわめて多数で,これらは自然界における物質循環において,分解者としての重要な働きを担当している」
『ブリタニカ国際大百科事典』より参照。
なのだそうです。

「ラン」と名の付くやんばるの植物は“カクチョウラン”しか見たことがなくて、もしかしたら…とは思っていましたが、ランと確定した時は嬉しさ倍増でしたねっ〃〃♪。

アップもどうにか撮れました。

茎の部分が花と同じ色の「白化品」というタイプもあるんだとか。

高さは50cmくらいはあったと思います。 

調べてみるとちょうど、9月はタネガシマムヨウランの花の時期だったらしく、この時期以外では見付けるのが難しいのだそう。
控えめな花ですが、落ち着いた佇まいが素敵です♪。

高さと言えば、林道でよく見かける草丈が2mくらいあるキク科の花。

泡い黄色の花。こちらも名前が分かりませんが、帰化植物っぽいなぁと。
“アキノノゲシ”に似ているように見えるのですが、花弁の数が全然違うし…。
数年間、ずっと謎の花ですf^_^;。

明日も、もうちょっとドライブ記事続きます(^_^)。


一昨日から長期実習が始めり、昨日もくたくた…ι。
実習中、介護計画を立てるためのケース選定をしないといけなくて、これが本当に難しい=3。
利用者様の日常生活に寄り添い、生活支援の中からニーズを見逃さないプロはやっぱり凄いわ…。
この実習で職員さんの動きから利用者様のアドボカシー(代弁者)が出来るように、気付きと目を養う糧に出来ればなぁ…。
…来週もアセスメントがんばろーっ。