りんごの里から

毎日の出会いの写真をお届けします。

弥陀ヶ原のお花 Ⅱ(カルデラ展望台)

2012-07-19 | 立山
アルペンルート沿いに、「もう一つの立山」のカルデラがあります。
  
写真:立山カルデラ砂防博物館 HPより。 写真左側が弥陀ヶ原台地、アルペンルートが見えますね。

立山カルデラ砂防体験学習会について。←クリックしてね。

立山カルデラ・・・弥陀ヶ原高原に隣接する東西6.5Km,南北4.5Km面積24K㎡の巨大なくぼ地。立山火山に食い込んだ谷が激しい浸食作用によって拡大した浸食カルデラ。周囲が500~1000mほどの切り立った断崖で囲まれている。(他に陥没カルデラ(ほとんど)、爆発カルデラ(会津磐梯山、セントヘレズ25年前)
○1858年2月26日(今から僅か154年前、安政5年)飛越地震M7,1(跡津川断層)
大鳶山、小鳶山の崩壊土砂・・・今なお2億㎥:富山平野に一気に流れると高さ2mの土砂でおおわれる(東京ドーム150杯)以前は4億㎥
○SABO:国際的にこれで通用とか。砂防工事(明治39年から)が行われています。SABOのメッカになっています。

美しい山は、薬師岳です。北アルプスで一番女性的な山。

S44年の大雨で登山道が流され、S47年に建物が焼却された立山温泉跡地


展望台沿いに、たくさんのお花が咲いていました。代表的な花をアップ
サンカヨウ


ミヤマカタバミ


タケシマラン


キヌガサソウ(ユリ科)  名前の由来は傘状に広がる葉を、昔貴婦人が用いた衣笠にたとえたものとされている

オオバスノキ


ゴゼンタチバナ


ウメハタザオ


こんな生き物も、有名なタマムシ??


ホシガラス


午後から行った室堂平では、

みくりが池にもまだ雪が。


クロユリ


ハイマツ 去年の球菓が秋に実ります。今年の雄花(赤)と雌花(葉先に)


コバイケソウ


シナノキンバイ


カヤクグリが遊歩道に姿を見せました。


今日は「土用の入り」です。いよいよ夏本番になります。
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4 コメント

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立山カルデラの花達 (横浜のけんちゃん)
2012-07-20 08:42:46
立山カルデラの存在は、残念にも忘れていました。
終わることのないSABO工事は、大変でしょうね。

聞き覚えのある単語は、立山カルデラ以外は、キヌガサソウ、ホシガラス、みくりが池、クロユリ、ハイマツくらいしかありません。
この冬の積雪量の多さから、みくりが池の残雪量は、予想していましたが、涼しげですね!
キヌガサソウのお写真は、やはり平安京の女性が、薄い紗の布を垂らした衣笠を連想させてくれます。
ホシガラス、逆光気味なのが残念ですね。
あのホシムクドリみたいな模様が見たかったです!

今日も、ありがとうございました。
横浜のけんちゃんへ (りんごの里から)
2012-07-20 22:49:10
こんばんは。
立山カルデラ砂防体験学習会のこと忘れていましたので、追加しました。まだまだ募集していますよ。
普段は入り込めない所なので人気があります。なかなか当たらないですが、県外の方やはじめての方は当選確率が高いですよ。スイッチバック式トロッコで行くのも楽しいですね。

鳥の撮影はじっくり構えてなくてはね。またの機会に乞うご期待? ホシムクドリ覚えていてくださりありがとう!
いつもコメントいただきありがとうございます。
多くの山野草 (杉さんより)
2012-07-22 23:19:39
今晩は。何回見て覚えても、すぐ混同して間違える。 だめですね。
何とか覚えたのが、サンカヨウ、キヌガサソウ、ゴゼンタチバナ、クロユリ、シナノキンバイだけです。
いつも綺麗に花と葉を撮ってもらい参考になります。
天候が安定してる間に花に会いに行きたいです。なかなか時間が取れない・・・
杉さんへ (りんごの里から)
2012-07-22 23:39:13
こんばんは。
大きな雨でしたね。
弥陀ヶ原のお花たち今が一番輝いていました。
杉さんお忙しいから…
コメントいただきありがとうございました。

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